2017/06/16

園崎未恵『WAVES COLLECTION』

さて、先日の園崎未恵さんと日比谷カタンさんのジョイントライブ、「ミエカタン5」で購入した薗崎未恵さんのアルバム『WAVES COLLECTION』の簡単な感想など。
園崎未恵さんの事はあまり詳しくないし、これが初めて購入したアルバムですし、このアルバムも通勤の車中で聴いたぐらいなのですが。

日比谷カタンさん、ファンです。もう十数年前から。で、日比谷さんのライブも昔はちょくちょく、最近はたまにお伺いしていたのですが。そこで園崎未恵さんとの共演ライブを拝見したのが園崎未恵さんを知ったきっかけです。
「対話の可能性」という、渋谷のアップリンクさんで開催されていたシリーズのひとつでした。日比谷さんがホストで、毎回さまざまなゲストをお迎えしてのライブ&トークショーって趣向でした。私も何回か拝見しました。面白い企画でした。

園崎未恵さんがゲストの回は「魔法のどんぶり勘定」ってサブタイトルがついてました。園崎未恵さんが牛丼の松屋チェーンの店内アナウンスをなさっているというのでついたタイトルでした。
その回も面白かったです。そして、「日本人の何割かは園崎さんの声を聞いている」という話、つまり、松屋をはじめとするいろんなお店の店内アナウンスを園崎さんは担当されていて、だからたくさんの人が実は園崎さんの声を耳にしているという話があって、面白かったです。

この、園崎未恵さんと日比谷カタンさんのジョイントライブ、定番化しているようで、私も数回拝見しました。面白いです。最近は「ミエカタン」ってタイトルでやってるみたいです。

楽しんではいたのですが、まだ園崎未恵さんの音源は持ってませんでした。ミエカタンでもお客さんがどよめくナンバーがいくつかあったのですが、たぶん園崎未恵さんのファンなら当たり前に知ってる名曲なのだろうと思うのですが。

そうこうしているうちにこのアルバム『WAVES COLLECTION』が出ることを知りました。
そしてなんとデザインが日比谷カタンさんだそうで。そのうち買おうかなと思っていて、で、先日のミエカタンの物販にも置いてありましたので、そこで購入しました。

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2016/10/24

青葉市子『マホロボシヤ』

161024

待ちわびていた青葉市子さんの新譜『マホロボシヤ』が届きました。
まだ数回ざっと聞いたくらいですが、極私的な感想(つか自分語り)など。
(またダラダラと書いていきますので、結論から先に書きますが、とてもよかったです。ほんとおススメです)

私が初めて青葉市子さんのライブを拝見したのは2009年の12月、こちらも大好きな日比谷カタンさんの対バンとしてでした。その当時の感想は、このブログの過去記事をひもとくと。

「3番目が青葉市子さん。お若い方のようです。小柄な方。ピンクのロリィタドレス、前髪ぱっつん。
ボディが小ぶりのガットギターをお使い。

静けさを感じさせる演奏、ちょっと日比谷さんっぽい部分もあり。
最初の方は森田童子っぽい感じもしましたが、演奏が進むにつれてじわじわと可愛い感じがしてきました。暖かみもあります。
ファーストアルバムが来月出るそうで、そのタイトルが「剃刀乙女」だそうですが、まさにそんな感じ。」

でした。

そのときはあまり強い印象はなかったのですが。つかいっとうお目当てだった日比谷カタンさんと2番目のお目当ての中ムラサトコさんが凄かったので。(中ムラサトコさんのボイスパフォーマンス、すごかったです)

次に青葉市子さんのライブを拝見したのは翌年の9月のライブでした。

いや、その間に日比谷さんのライブ&トークショー『対話の可能性』でもゲストとして青葉市子さんは拝見してるのですが。東某さんがゲストの回で、青葉市子さんは某第3新東京市の某中学の制服をお召しで、日比谷さんの某作戦曲カヴァー講座にご登場だったかと。某曲と某曲のカヴァーがあって、それで先だって『シン・ゴジラ』を観たので、「あ、これって日比谷さんがカヴァーできるじゃん」と思ったのですが。まぁそれはまた別の話。

いや、話を戻して、この9月のライブの感想は。

「市子さんの演奏を聴きながら「誰かに似ているなぁ」と考えていたのですが、やっと思い至ってぽんとひざを叩きました。大貫妙子に似ています。そう思っていたら…

大貫妙子は妹が好きで、私もちょっとお相伴してました。自分で買ったCDも何枚かあります。
(などと書くと兄弟仲がよかった印象を与えますが、実際はまったく逆。そして妹は兄の存在をひた隠しにしてやっと嫁に行けましたよ)

まぁあんまり大貫妙子大貫妙子いうと、そこから離れた要素を取りこぼしてしまうけれども。
“毒”の入れ方とか。
日比谷カタンさんっぽい芸風もあります。女の子がやるとかわいいですな(笑)」

でした。ブログには書いてないけれど、確かこの時は大貫妙子カヴァーもあったと思います。こののち、青葉市子さんは元YMOの細野晴臣さんや坂本龍一さんとも活動され『ラヂヲ』というアルバムも出されたのですが。YMOとも活動された大貫妙子さんのように。

この時いいなって思って、ライブ会場で手売りされていた青葉市子さんの1stアルバム『剃刀乙女』を買いました。それから何度かはライブも行ったのですが。
ただ、ここんとこは懐具合が苦しくなってる事情もあって、近年ライブはほとんど行かなくて。近年は青葉市子さんご出演だった音楽劇『レミング』のほかは、今年2月に久しぶりに日比谷カタンさんと対バンだったライブに行ったきりです。

音源はちょうヘビーローテで聴いてます。たぶん、いちばん聴いてる方ではないかと。
新譜も出たらなるべく買うようにしています。インディーズでの『剃刀乙女』『檻髪』『うたびこ』そしてビクターレーベルからメジャーデビューの『0』。それから細野晴臣さんや坂本龍一さん、小山田圭吾、U-zhaanさんが参加されたアルバム『ラヂヲ』、ある展覧会の会場限定版音源『Week Elements of ● "tue.ima"』、マヒトゥ・ザ・ピーポーさんとのユニットNUUAMMの『NUUAMM』、そして青葉市子さんの歌も入ってる寺山修司原作の音楽劇『レミング』のサウンドトラック。
寺山修司は高校時代からのファン。寺山的な物がかなり自分の血肉になっているぐらいのファンです。その寺山修司のお芝居に青葉市子さんご出演というのはとても嬉しかったです。

先に書いたように、青葉市子さんは『0』でビクター系のレーベルからメジャーデビューしたのですが。しかしそれから3年、青葉市子さんソロの新譜はなくて、ちょっとさみしくて待ち遠しかったです。(この間に入手したのが『レミング』のサントラと『NUUAMM』になりますので、まったく新譜がないって状況ではなかったのですが。)

で、夏にまたAMAZONをチェックして、10月に新譜が出ると知って、首を長くして待ってました。
待ちかねてたって部分もありますが、今回の新譜のリリースはちょっとドキドキしてました。

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2016/03/03

NUUAMM『NUUAMM』

NUUAMMのアルバム『NUUAMM』を買ってみたました。
NUUAMM、青葉市子さんとマヒトゥ・ザ・ピーポーさんおふたりのユニットだそうです。
NUUAMMとは「縫う・編む」で、『夜をぬう 朝をあむ』という意味のようです。

先日の日比谷カタンさんと青葉市子さんのジョイントライブ、私はおふたりとも大ファンなので、とても楽しく拝見しました。
終演後、物販コーナーを見ていて、「あ、これ買ってないや」ってんでこのアルバムを購入しました。

青葉市子さんは大ファンなのですが、マヒトゥ・ザ・ピーポーさんはまったく存じ上げないのですが。このアルバムを聴く限りでは、朴訥とした、飄々とした、その中に不思議な風情を感じさせる、そんな感じの歌声でした。青葉市子さんがお好きだという山田庵己さんとも似た部分があるかなぁ。

このアルバム、面白いつくりです。スリーブにジャケットサイズの厚紙に刷られた歌詞カードが数枚、CDも厚紙のスリーブに収められています。こういうつくりのCDははじめてです。

以下、ざっくりと聴いた程度の感想ですが。

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2015/12/11

日比谷カタン『Post Position Proxy』

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先週土曜日のレコ発ライブで購入した日比谷カタンさんの新譜『Post Position Proxy』(以下PPP)の感想を書いてみます。感想っていうか、感想に名を借りた「自分語り」になりそうだけど。

PPPは日比谷カタンさんの2004年の『対話の可能性』、2007年の『ウスロヴノスチ』に続く3作目(『対話の可能性』新装版を入れると4作目)の(R盤とかじゃない)プレス盤アルバム。前作『ウスロヴノスチ』から8年ぶり、待ちわびた新譜です。ほんと、待ちわびてました。

PPPのジャケットデザインは前2作の黒っぽいダークな感じと比べて、白を基調にしたポップな感じがします。そういう方向性って『対話の可能性』新装版からになるのかな。

いわゆる「紙ジャケ」っていうのですか、紙製の、昔のLPとかのジャケットを小さくしたようなつくりのジャケットです。

歌詞カードがついてます。シンプルな、白紙に歌詞が印刷されただけの歌詞カードですが、活字が大きくて老眼進行中の身としてはありがたいです。ここらへん、デザインは凝ってても、可読性が低いものとか多いですしね。
日比谷カタンさん詞の世界も深いので、歌詞カード片手にじっくりと聴きこめるのがありがたいです。

PPPの前2作とは違う最大の特徴は、バンド編成でのアルバムってことです。前2作にもライブでの他のご出演者とのセッション曲が入っていたり、他のミュージシャンさんが加わっていたりといった曲も収められていましたが、全曲バンド編成でってのは初めてです。
以前初めて拝見した日比谷さんのバンド編成でのライブで、「今後はバンドとしてもやっていきたい、アルバムも作りたい」というような事をおっしゃっていた記憶もあるので、それがこうして形になったのだなぁと思います。

PPPの収録曲は

  1. ベビースキンの世界紀行
  2. サクラサクサクラ
  3. 体液が、クロノグラフ。
  4. 椛狩~赤の運命
  5. Stereoboy Versus Stereotype
  6. Post Position Proxy
  7. ヲとといヲいで
  8. 終末のひととき

の全8曲です。

各曲の感想など少し。

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2014/04/10

上坂すみれ『パララックス・ビュー』

140410

上坂すみれ『パララックス・ビュー』のCDを買いました。前期の深夜アニメ『鬼灯の冷徹』のエンディングです。

『鬼灯の冷徹』は放送時は未チェックだったのですが。ツイッターのタイムライン上で面白いって話をぽつりぽつりと見かけて。動画配信サイト・バンダイチャンネルの千円見放題コースで『鬼灯の冷徹』があるのを見つけて、見てみました。
とても面白かったです。ほぼ一気見しました。放送時から見てたかった、チェックしとくんだったと後悔しました。でも、こういう動画配信サービスのおかげで見られることができてよかったです。

『鬼灯の冷徹』って、うまく説明できないのだけど、大好きだった『さよなら絶望先生』シリーズにちょっと似ている感じがします。制作サイドもそれを意識しているのか、このエンディングの『パララックス・ビュー』はさよなら絶望先生のオープニングを歌ってきた大槻ケンヂ作詞、絶望先生曲の作曲を手がけてきたNARASAKI作曲ですし。本編中も絶望先生ネタがちらとありました。

『パララックス・ビュー』が流れるエンディング。金魚草(現実の金魚草じゃなくて、菊の花の替わりに金魚が生えてるようなグロテスクなこの物語世界の生き物)がなにやら必死にトロッコを漕いでいくエンディング(そしてあの最終回の本編を受けたエンディング!)。テロップ見ると作詞は大槻ケンヂ。あ、この曲って筋肉少女帯の曲『小さな恋のメロディ』の続編じゃね?と思いました。

筋肉少女帯、好きです。ライブとか観に行っていたのは前世紀末の活動凍結騒動までですが。
筋少は、なんていうのかな、私が好きなほかのミュージシャンさんたちと同様に、ややこしい自意識を抱え込んでしまった人たちにとっては大切な「おくすり」だと思ってます。必要としている人たちにはとても必要な「おくすり」であると。

『小さな恋のメロディ』。もちろん名画『小さな恋のメロディ』を下敷きにした曲。映画のラスト、トロッコに乗って逃げていく幼い少年少女のカップル。筋少の『小さな~』は、そのふたりが行くのは屹度地獄なんだわ、と嘆く少女に「世の中はそれほど哀しくプログラムされてはいない」と諭すという内容の歌です。

ここからは私の妄想ですが。この筋少の『小さな~』にはさらに元ネタがあると思ってます。それは寺山修司が映画のほうの『小さな恋のメロディ』について書いたエッセイなのですが。
(私は寺山修司も大ファンです。寺山もまた先に書いたような意味において「おくすり」だと思ってます。)
大槻ケンヂは寺山修司のファンだそうですし、あながち見当外れの考えではないと思っているのですが。

そのエッセイで寺山修司は『小さな恋のメロディ』のラスト、トロッコに乗って逃げていくふたりを評して「先の見通しもないまま家出しても酷い目に遭うだけだろう」というような事を書いていました。だから、記憶に残っています。

寺山修司は家出論者、『家出のすすめ』なんて本を書いた方。「先の見通しがなくてもとりあえず家出すればいい、何とかなるさ」みたいな文章はよく見かけていたのですが。そして、寺山の劇団・天井棧敷ではそうした家出人を劇団員として迎え入れていたそうですが。このエッセイではそれとまったく逆のことを書いてい る印象があって。だから記憶に残っていました。
(そのエッセイが収められた本の題名も忘れていますし、記憶違いであったらごめんなさい)

いや、閑話休題。

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2013/10/29

青葉市子『0』

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青葉市子さんの新譜、『0』が届きました。まだちょっと聴いたくらいですが、極私的な感想など。

私が初めて青葉市子さんのおうたを聴いたのは2009年の12月、いっとう好きなミュージシャンさん、日比谷カタンさんの企画ライブででした。初見の印象はその時の自分のブログを引用すれば、
「静けさを感じさせる演奏、ちょっと日比谷さんっぽい部分もあり。
最初の方は森田童子っぽい感じもしましたが、演奏が進むにつれてじわじわと可愛い感じがしてきました。暖かみもあります。
ファーストアルバムが来月出るそうで、そのタイトルが「剃刀乙女」だそうですが、まさにそんな感じ。」
でした。

その次に青葉市子さんのライブを拝見したのは翌年の2010年の9月、その時も日比谷カタンさんの共演としてでした。いいなと思って会場で手売りされていた1stアルバム『剃刀乙女』を購入しました。んで、ファンになって。2011年1月に出た『檻髪』、その翌年1月に出た『うたびこ』とCDを買っていました。

青葉市子さんのライブ自体はあまり行けていません、数回くらい。最後に行ったのがおととし11月の西荻窪・サンジャックさんでのライブでした。まぁこれは収入が激減しているという部分もあるのですが。でも、青葉市子さんの音源は愛用のWALKMANに入れて、ちょうヘビーローテで聴いてます。

青葉市子さんの世界、ひとことで言えば「癒し系」になるのかしら?ただ、癒し系といってしまうと取りこぼすものが多いし、だいたい「癒し系」なる言葉が安直に使われすぎているような気もします。
私は、なんていうのかな、その癒されるうたたちの背後に「いたみ」を感じるからこそ、青葉市子さんの歌に惹かれるのだと思います。

また自分のブログから1stアルバム『剃刀乙女』を初めて聴いた時の感想を引きますが。
「ぽろぽろと爪弾かれる、静けさを感じさせるギター、優しくて儚げな歌声、しかしそれに浸っていると時折ちくりと棘が刺さる。“いたみ”を感じる。そういうような楽曲たち。だから『剃刀乙女』なんでしょう。
“いたみ”。それはふと現れる悪意だったり、どこかすれ違ってしまうさみしさだったり、想い出だったり、孤独だったり、あやまちだったり。
自傷のあとにふと訪れる、静かで安らかな時…。」
そ、その感想をずっと持っていて、それに惹かれるからこそ、ヘビーローテで聴いてます。

わたしにとっては「おくすり」みたいなおうたたち。

1stアルバム『剃刀乙女』から3rd『うたびこ』まで、1月に新譜は出ていたので、今年も新譜は1月かなぁと思ってました。だから昨年末あたりからサイトをチェックしたりしてたのですが。しかし、まったく新譜情報は出ず。「今年は出ないのかなぁ」とちょっとさみしい思いをしていましたが。

しかし気がついてみると今年はCD-R音源『Week Elements of ● "tue.ima"』、細野晴臣、坂本龍一、小山田圭吾、U-zhaanといった大御所ミュージシャンさんたちとの共演アルバム『ラヂヲ』、そして本作と、都合3つも新譜あってホクホクです。今年の頭はがっかりしていたのですが…、ほんと人生って面白いものです。

本作で青葉市子さんはビクターからメジャーデビューとか。

青葉市子さんが大御所ミュージシャンさんと共演したり、テレビから流れるような歌もお歌いになってるという話は聞いていましたし、聴いたりしてましたので、「そろそろメジャーデビューされるのかなぁと」思っていましたが。嬉しいことです。

そそ、坂本龍一との活動という事で、大貫妙子を思い出します。大貫妙子は少しお相伴して聴いた程度で、CDを数枚持っているぐらいなのですが。確か大貫妙子は坂本龍一と組んだ仕事もされていたという記憶もあって。
青葉市子さんのライブで、大貫妙子がお好きというMCも伺っていて、だから、『ラヂヲ』を手にして、大貫妙子みたいなルートをお進みなのかなぁと思いました。これはちょっと遅めの『ラヂオ』の感想(の、追記)。

さて、『0』の感想ですが。

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2013/08/14

青葉市子と妖精たち『ラヂヲ』

130814

青葉市子さんの新譜『ラヂヲ』が届きました。
まだ数回聴いた程度ですが、ちょっと感想など。

青葉市子さんの演奏を初めて聴いたのは2009年の12月、ご贔屓のミュージシャン、日比谷カタンさんの対バンとしてでした。「もうすぐ初アルバムが出ます」というようなMCがあったと記憶しています。
その次に青葉市子さんのライブを拝見したのは2010年の9月。これも日比谷カタンさんの対バンとしてでした。それが良かったので、ライブ会場で手売りされていた青葉市子さんのその初アルバム『剃刀乙女』を買いました。
そのあとの2ndアルバム『檻髪』、3rdアルバム『うたびこ』、それからある展覧会の会場限定CD-R音源の『Week Elements of ● "tue.ima"とリリースのたびにニコニコと求めます(DLオンリーの音源『かいぞくばん』とコラボアルバム『火のこ』は入手してないのですが)。

ライブはそのあと数回行ったきりです。これは収入が落ちてるって部分が大きいのですが…。
でも、青葉市子さんの音源は愛用のWALKMANに取り込んで、通勤の行き帰りとか、ちょうヘビーローテで聴いてます。

青葉市子さん、いちばんわかりやすくて簡単な説明は「癒し系」かなぁ。そうひとことで言い切ってしまうと取りこぼすものが多い気がしますし、「癒し系」というのも安直に使われて、手垢にまみれきった言葉のような気がしますが。

私はある種の「いたみ」を感じたのですが。ほんとにそうだかはわかりません。でも、その、「いたみ」を感じたからこそ、私は青葉市子さんの世界に惹かれたのだと思います。そして、その世界で「安らげる」のだと思います。
ちょうヘビーローテで聴いていて、そして、自分にとってはある種の「おくすり」とも呼べるべきおうたたちになっています。青葉市子さんのお歌の世界でまどろむような気分になるのが好きです。

さて、『ラヂヲ』ですが。リリース直前あたりまで、AMAZONあたりの表記は「タイトル未定」になってました。「ひょっとしたら『タイトル未定』ってタイトルなのかなぁ」と思っていましたが、リリース少し前にチェックすると『ラヂヲ』というタイトルになってました。

さて。

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2013/06/19

青葉市子『Week Elements of ● "tue.ima"』

青葉市子さんの新譜が待ち遠しいなぁと思ってます。

青葉市子さんは今いちばんヘビーローテで聴いている方です。週の半分以上は聞いているかしら。私にとって気持ちが落ち着く、和む音楽で、半分はお薬みたいな感じです。
だから、新譜も待ち遠しくて。

『剃刀乙女』『檻髪』『うたびこ』は1月リリースだったから、今年も1月に出るかなぁと思っていたのですが。今年はまだ出ないようで。
たまにサイトを見て、新譜情報がないかチェックしたのですが。その時このアルバム、『Week Elements of ● "tue.ima"』の事を知りました。

これは『Week Elements of ● vol.4 “ tue. IMA ”』という展覧会の、会場限定版のアルバム。会場で申し込まないと手に入らない音源です。

なので、南青山で開かれていた展覧会へ。

展覧会も面白かったです。インスタレーションな部分もあって。会場のギャラリーも面白い場所、コンクリートむき出しの場所。なんかの指示らしい書き込みもあって。前のお店だったらしい内装とかも一部残っていて。テナントが退去して原状回復途中みたいな。
「火」がテーマのようですが、淡い朱色がテーマカラーなのかなぁ。淡い朱色に染められたTシャツとか、バッグ類とか。それからアクセサリー類もありました。だいたいのアイテムが販売品のようでした。そのひとつがその青葉市子さんのアルバム、って感じ。

買い方もちょっと変わっていて。その場で売ってるんじゃなくて、購入申込書を書いて、指定された口座に代金を振り込んで、そして品物はあとから送るってかたちでした。
申込書かいて、お金を振り込んで、振り込み確認のメールがきて。CDの到着を待ちました。(その展覧会で青葉市子さんたちのライブもあったようなのですが、それには行けませんでした)

首を長くして待ちました。
そして、品物は届きました。

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2012/04/14

ゴトウイズミ『純喫茶的シャンソニエ』

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先日浅草ロックさんでのゴトウイズミさんたちのライブで求めたゴトウイズミさんの新譜『純喫茶的シャンソニエ』の事をちょっと書いてみます。

ゴトウイズミさんと出遭ったのは数年前、高円寺ペンギンハウスでの「独唱パンク」だったと記憶しています。お目当ての方の対バンとして。
イイ感じだったので、CDを購入しました。それがそのときの最新アルバムだった『「昭和喫茶にて。」』でした。
それから現在手に入る『私は哀しいアコルデオン弾きなの』と『「ヲルガン座にて。」』を購入しました。

ゴトウイズミさんの音源はAMAZONでの扱いがないのですが。ゴトウイズミさんの日記を拝読すると、高円寺の円盤というお店にCDを卸したという話を見かけて、円盤で探して『私は哀しいアコルデオン弾きなの』と『「ヲルガン座にて。」』を購入しました。高円寺の円盤はインディーズ音源にめっちゃ強いお店のようです。ライブもやっていて、時々見に行きます。

『「昭和喫茶にて。」』と『「ヲルガン座にて。」』は対になるアルバムです。収録曲はほぼ同じ。「『昭和喫茶にて。」』の方が一曲多いかな、そんな感じ。で、『昭和喫茶…』のほうはゴトウイズミさんアコーディオンソロ弾き語り。『ヲルガン座…』のほうは他のミュージシャンさんも加えてのセッションスタイルのアルバムでした。
『私は哀しいアコルデオン弾きなの』はその前作になるのかな?古いぶんむしろゴトウイズミさんの世界のコアな部分が感じられ。

ゴトウイズミさんは広島の方、年に数回上京されて、関東方面で数ステージのライブをなさっているようです。私は1回の上京で1回は見たいなぁと思ってます。(できなかった時もありますが)
そして広島ではヲルガン座というお店をなさっているそうです。いつか行ってみたいと思っているのですが。

(えと、注記ですが。正確には『私は哀しい…』と『昭和喫茶…』と『ヲルガン座…』はゴトウイズミ+アコーディオン名義、『純喫茶的…』はゴトウイズミ名義になってます。ちょとWALKMANがややこしい…)

ゴトウイズミさんの魅力は、うんと浅い部分で言えば「キモカワイイ」でしょうか。「ゴシック&ロリィタ」とも言えるかなぁ。かわいい部分とダークな部分の融合。

「叩き潰されたゴキブリのように 体がふたつになっても這って行くのよ 君の元へ それがほんとのアヴァンチュール」(「アバンチュール」-『私は哀しいアコルデオン弾きなの』収録)なんて歌詞を聴いた時には「良くこんな歌詞思いつくな!」って衝撃を受けましたし、ストーカーの心理を、ストーカーに寄り添ったかたちで切々と歌い上げた『妄想倶楽部』(『「昭和喫茶にて。」』『「ヲルガン座にて。」』収録)を聴いた時にはただただ涙でした。(つまりあたしも少々ストーカー体質故)

そしてその底にあるのは一種の「所在無さ」かなぁ。現世には居場所がない、居心地がない、それを求めても、渇望しても。その、痛みを伴った感覚。そこらあたりが私の琴線に触れるのだろうと思ってます。
私が好きなミュージシャンさんたち、日比谷カタンさんも青葉市子さんもVEXATIONさんも母檸檬さんもそういう部分を持っていると思います。

ゴトウイズミさん、一般性はないかもしれませんが、必要としている方にはとても必要な、難病のおクスリみたいな世界であります。

さて、『純喫茶的シャンソニエ』に話を戻して。

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2012/01/27

青葉市子『うたびこ』

120127

青葉市子さんの新譜『うたびこ』がAMAZONから届きました。
さっそく愛用のWALKMANに取り込んで聴いて、ざっと聴いたぐらいですが、感想など。

青葉市子さんの演奏を初めて聴いたのは09年の12月、ごひいきの日比谷カタンさんの対バンとしてでした。その時、「もうすぐ初アルバムが出ます」というMCがあったと記憶しています。
それから10年9月、また日比谷カタンさんの対バンとして拝聴して、なんかとてもいい感じだったのでCDを買いました。それが青葉市子さんの1stアルバム『剃刀乙女』でした。

なんて説明すればいいかな。心安らぐ歌たちなのですが、どこか時々ザクリと心を切られるフレーズが入っているというか、「いたみ」を感じるというか。しかし、そういう部分があるからこそ、「いたみ」がある、その上だからこそ、ほんとに安らげるというか。そういう部分ではまりました。ファンになりました。

そして去年1月の2ndアルバム『檻髪(おりがみ)』をAMAZONで買って。だいたい年1くらいかな、新譜はそんなペースっぽくて、で、今回の3rdアルバム『うたびこ』を今回購入したという次第です。
いや、インディーズさんのCDはライブ会場でその方の手売りを直接求めるのがライブの大きな楽しみのひとつですが。青葉市子さんのライブはあまり行かないもので。楽曲はしょっちゅう聴いているのですが。そういうスタンスのミュージシャンさんです。

青葉市子さんの歌を聴いていると、なんだか心地よくまどろむような心地になって、それが私は大好きです。そして、自分の、えてして悪い方向に向かっていきそうな心を、青葉市子さんの歌は宥めてくれます。そういう意味で助けられている部分もあると。そんな感じであります。

さて、『うたびこ』の収録曲は
01.IMPERIAL SMOKE TOWN
02.かなしいゆめをみたら
03.私の盗人
04.裸足の庭
05.あなたのかざり
06.3びきのくま
07.奇跡はいつでも
08.ひかりのふるさと
の全8曲。

ライブで何度か聴いた「イソフラ区ボンソワール物語」は入ってないみたいですね。それと『世界の車窓から』で青葉市子さんが歌った歌も入ってないかな?外国語の歌でしたが、今回のアルバムの歌は全部日本語だったし。「イソフラ区~」はダウンロード版オンリーの音源にあるようですが、未入手です。

青葉市子さんのアルバムジャケットの表紙(とCDでも呼ぶのかしら?)は文字もイラストもはいってない単色。小口につく、なんて呼ぶのか知らないのですが、紙片にアルバム名は入ってます。裏表紙?には最低限のクレジットらしきものだけ小さく入ってます。

アルバムの色、1st『剃刀乙女』は淡い白。2nd『檻髪』は淡い赤。そして3rdの本作『うたびこ』は淡い緑。きれいな緑色です。この色、好きです。
そして、手書きの歌詞が書かれたかわいらしいパンフレットが添付されています。

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