2017/05/09

村崎百郎UMA未確認生物展

イメージフォーラムフェスティバルDプログラムを拝見してから、そのまま東横線で渋谷から横浜中華街へ。中華街のギャラリー・ソコソコさんで開かれている「村崎百郎UMA未確認生物展」というのを拝見しに。(展覧会は7日までだったのでもう終了しています)

村崎百郎さん、ファンでした。といってもライトファンです。拝読した本は単著の『鬼畜のススメ』、根元敬さんとの共著の『電波系』、そして唐澤俊一さんとの対談集『社会派くんが行く』シリーズを途中まで。そして没後出版されたトリビュート本『村崎百郎の本』、といったくらいです。あと、没後パラボリカ・ビスさんで行われたトークショー『黒田一郎と村崎百郎』というのを見に行ったくらい。
村崎さんがご活躍だった、『GON!』とかあの手の雑誌は書店で手に取ることはあっても買いはしませんでした。手に取るほどの興味があると同時に、買うことになんかとても精神的な抵抗感があって。

村崎百郎さんが刺殺されて、ショックを受けると同時に、「どうしてそんな油断したんだ!」ってとても歯がゆい気持ちがしました。人の心の闇をえぐるようなものを書いていた自覚はおありだっただろうに、なんで油断してしまったのか。歯がゆくなって、そしていなくなってしまったことに、さみしい思いをしました。

そのくらいのスタンスの方だったのだけど。

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2017/03/21

万有公演『身毒丸』(2017)

この前の日曜日は三軒茶屋のパブリックシアターで演劇実験室◎万有引力公演『-説教節の主題による見世物オペラ-身毒丸』を観てきました。楽日になります。
万有引力の『身毒丸』は2015年に同じくパブリックシアターであったのを拝見しています。今回が2度目になると思います。

三軒茶屋のパブリックシアターへ。パブリックシアターさんは舞踏の公演に1回、そして前回の『身毒丸』、今回の『身毒丸』、都合3回目の場所です。
三軒茶屋には近くにもうひとつ、シアタートラムというパブリックシアターより小さい劇場もあります。そこもなんどか万有の公演を拝見したのですが。両方とも天井の高さが印象的な劇場です。パブリックシアターは3階席まであります。まさに天井桟敷かと。

ワクワクしながら三軒茶屋へ向かいます。いつもいつも前売りを買うときは「ずいぶん先だなぁ」と思うものですが、その日が来るのはあっという間ですな。

ロビーに天野可淡さんのお人形、カタンドールが飾られていました。マリアの心臓さんのご提供のようです。マリアの心臓さんは万有の『犬神』公演とタイアップの人形展もなさっていましたし、その関係かなぁと。しかし万有引力公演でカタンドールって、ちょう俺得ですわ。

今回、物販でパンフレットがありました。万有単独の公演でパンフレットがあるのは初めてかなぁ。で、毎回劇場でお客さんに配られるリーフレットには配役が載っていたのですが、今回はそれはなしで、このパンフレットの方に載ってるかたちでした。
あと、オリジナルデザインTシャツがあたしサイズのだけ売れ残ってて、なんか私に買えっておぼしめしなのかしらんと思って購入しました。物販でそこまで買うのも私としては珍しいのですが。

今回も座席は指定制で、開場で三々五々客入れするスタイルでした。万有でよくあった、整理番号順にお客さんを並ばせて一気に客入れというスタイルも好きなんですが、やっぱりこっちの方が楽ではありますな。

そして入場するといつもの万有スタイルで、もう役者さんが舞台をうごめいています。
行灯片手の方とか。

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2017/03/06

萩原朔美『日付を編んだ本』展

土曜日は京橋のASK?さんで萩原朔美展覧会第二部、『日付を編んだ本』を見てきました。最終日になります。ASK?さんの萩原朔美さんの展覧会は二部制で、第一部の「100年間の定点観測-朔太郎、朔美写真展」は見に行けなかったのですが。

萩原朔美さんは、いちばんわかりやすい言い方は、「萩原朔太郎のお孫さん」になると思います。
私のような寺山修司ファンにとっては、寺山修司率いる演劇実験室◎天井桟敷の活動初期に最初は美少年役として入団し、後に演出をおつとめになった方、です。当時の思い出をつづった『思い出のなかの寺山修司』も大変面白く拝読しました。
また、私は実験映画を見るのも好きなのですが、映像作家としてもご活躍で、作品をいくつか拝見しています。また、伝説の読者投稿誌『ビックリハウス』のお仕事もなさっていました。(寺山修司人脈とビックリハウス人脈はかなり重なっているのも面白いです)

そういうお方であります。

『日付を編んだ本』展ということで、どういう趣向の展覧会かなぁと思ったのですが。
これもまた萩原朔美さんの「定点観測」の素晴らしい作品たち。

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2017/02/27

東京工芸大学アニメーションコース卒展2017

昨日は中野坂上の東京工芸大学さんで「東京工芸大学 芸術学部卒業・大学院修了制作展2017」のアニメーションコースの作品を拝見してきました。最終日になります。

初めて東京工芸大卒展のアニメーション作品を拝見したのは、おととし秋葉原のUDXで開催された卒展ででした。その時は別の用事で秋葉原に行ってたのですが、ツイッターで卒展の話題を目にしたのを思い出して、あ、そういえばやってるんだって覗いて、アニメーション作品の上映があるのを見かけて。私は映像作品が好きなので、どんなもんだろうと見たのが最初です。

正直言って、それほど面白くはないだろうと見くびってました。ごめんなさい。とても面白く拝見しました。で、去年もUDXで卒展のアニメーションを面白く拝見しました。そして、今年は中野坂上の本学での卒展ということで本学にお伺いしました。

といっても最初から最後まで全作品を拝見はしていないのですが。洗濯を済ませて、お昼をちょっと回ったころに出発。中野坂上駅にまで卒展のポスターがずらりと貼られてあって圧巻!でした。
工芸大さんの学食でお昼ごはん。勤務先の仕事関係であちこちの大学に行ってたころがあったのですが、学食に潜り込んでお昼ごはんを食べるのが楽しみでした。今はいちばん高い定食をなんのためらいもなくさくっと食べられますし(笑)。学食の定食ぐらいなら(苦笑)。

工芸大の食堂はやっぱりおしゃれでした。私の大学時代のリノリウムの床、デコラ張りのテーブル、あのプラスチックの椅子よりはるかに。テラスのアルミニウムの椅子はちょっと欲しかったです。
テーブル席がいくつかちょっと高い台の上にしつらえてあるのが面白かったです。あそこが定位置のグループとかあるのかしら。それもまた「アーティスト」的な感じがします。

んで、上映会場へ。そこも小奇麗なちょっとしたミニシアターって感じのホールでした。

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2017/02/22

日比谷カタンさん@高円寺U-hA

昨日は高円寺のU-hAさんで日比谷カタンさんたちのライブを見てきました。
またまたほんとうに久しぶりのライブでした。
会社を終業と同時に飛び出して高円寺へ。ライブは7時半から。7時半なら以前の勤務地だったら晩飯食ってよゆーの高円寺なのですが、今は開演ギリギリに着。

U-hAさんは始めての場所。ビルの1階の奥まった場所にありました。だいたいライブハウスは騒音とかの関係からか、地下にあるのが多いのですが。

当夜は折坂悠太と日比谷カタンさんの2メンライブでした。
最初が折坂悠太さん。

折坂悠太さんはガットギター?、あと数曲ピアノ曲もありました。
これもほんと上手く説明できないのですが、独特のやや不思議な空気をまとった方であったかと。巧者でいらして、なんか耳慣れない不思議なフレーズもお弾きでした。よかったです。

お次が日比谷さん。

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2017/02/13

『可淡の雛祀り 恋月姫の金魚姫』展

土曜日は銀座へ。ふたつの展覧会に行こうと思って。
ひとつはマリアの心臓さんの『可淡の雛祀り 恋月姫の金魚姫』展、もうひとつは京橋のASKさんでの萩原朔美さんの作品展。

最初にマリアの心臓さんの『可淡の雛祀り 恋月姫の金魚姫』展へ。
もうここもだいぶおなじみの場所になって。ずっとここにあって欲しいのですが、期間限定なのかなぁ…。ほんと、おなじみになった場所、好きな場所。

今回は『可淡の雛祀り 恋月姫の金魚姫』ということで、なんと!天野可淡さんのヲ人形がずらりとひな壇飾り!びっくりです。イヤ、ひな壇以外にもたくさんカタンドールがあって。さすが佐吉さんだなぁと。

そして恋月姫さんの作品も。ヲ人形の世界はあまり詳しくないのですが、今は恋月姫さんが人形作家さんのトップなのかな。そういう方の作品。それもいっぱい。

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2017/01/23

Project Nyx『時代はサーカスの象にのって』

先日は新宿FACEでProject Nyxさんの公演『時代はサーカスの象にのって』を観てきました。オリジナルは寺山修司率いる演劇実験室◎天井桟敷のお芝居です。
『時代はサーカスの象にのって』、ずっと見てみたいなぁと思っていたお芝居でした。たぶん、昭和精吾さんからの影響だと思います。

昭和精吾さんは天井桟敷の劇団員だった方。あの、伝説の、『力石徹の葬儀』で弔辞を読まれた方です。
そして寺山没後は「天井桟敷の語り部」「寺山修司の語り部」としてそのころの思い出話や当時の演目の一節の再演をなさっていました。昭和さんの公演、何度かお伺いし、とても楽しかったです。
その拝見したレパートリーにどうやら『時代はサーカスの象に乗って』の一節らしいものがあって、オリジナルはどんなお芝居なのかなぁってずっと興味を持ってました。
残念ながら、おととしの夏の終わりに昭和さんは急逝されてしまったのですが。

あと私のつたない寺山修司と天井桟敷の知識からですが。
(以下、間違いがあったらごめんなさい)

『時代はサーカスの象にのって』、渋谷にあった天井桟敷館の地下劇場でロングラン公演された演目とか。天井桟敷館が「はとバス」ツアーのコースになったこともあるそうですが、そのコースになったときの演目が『時代は~』だったかなぁと。あと、その、はとバスツアーのコースになったおかげで劇団に定期収入ができて、劇団の経理のおじさんが寺山修司にかけあって、無給だった劇団員にお金が出るようになったそうです。

でもやっぱりそればっかりでは…、という話が出て、公演は終了、はとバスコースもおしまいになったとか。そこらへんのエピソードもいくつか読んできた寺山本にあったかなぁと。

あ、あと、寺山没後に萩原朔美さんの演出で『時代は~』の公演があったそうですが、そのときはご存命だった寺山修司の母・はつさんが朔美さんに抗議の電話を入れたとか。天井桟敷館で行われた公演ですから、桟敷館の喫茶部のマスターだったはつさんも『時代は~』を何度もご覧になっていて、だからこそ、「修ちゃんのとちがう!!」って思って激怒されたのかなぁと思ったりもします。寺山修司の母・はつさんは元関係者の手記など拝読するとほぼ異口同音に「おっかない人だった」と書かれていますけど…。

いや、閑話休題。

期待にドキドキしながら新宿FACEへ。新宿FACEさんはJ・A・シーザーさんのコンサートもあったし、寺山系にはおなじみの場所になってますな。

Project Nyxさんのお芝居は数回行ってます。ここんところはご無沙汰なのだけど…。寺山修司の少女世界を描いてこられた宇野亞喜良さんが美術で、天井桟敷にもご在籍だった蘭妖子さん、素敵なロリィタユニット、黒色すみれさんご出演だったりして。それで何度かお伺いしました。

今年でProject Nyxさんは10周年とか。

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2016/12/19

偏陸展と人形展

17日の土曜日は銀座の奥野ビル地下にある巷房2さんで偏陸展を拝見してきました。最終日でした。

偏陸さんは寺山修司の側近でいらした方。寺山没後、寺山修司の母はつさんの願いで寺山修司元夫人で、離婚後も寺山修司の劇団、演劇実験室天井桟敷の制作をおつとめになった故・九條今日子さんと共にはつさんの養子となり、文字通り「寺山修司の弟」となられたお方です。

偏陸さんはここ数年、今時分に個展をここ巷房2さんで開かれています。
ここ数年は偏陸さんの手作りお味噌の展示が主だったのですが、今回もお味噌の展示がメインでした。
個展でお味噌の展示&即売があるってのも珍しいかと。つか偏陸さんぐらいじゃないかなぁとも思うのですが。

会場奥には偏陸さんがお撮りになった、ある方の本の表紙に使われた仏像の大きな写真。あまり詳しくはないのですが、手と顔がたくさんある仏様の写真です。
それから偏陸さんが即興でお作りになるお手製のお正月飾りの展示。
そして偏陸さんの手製のお味噌の展示がずらりと。試食もできましたよ。

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2016/12/16

惑星ムラリス『あたま山心中』

12月11日の日曜日は、下北沢の本多スタジオで惑星ムラリスさんの『さようなら、こんにちは公演 あたま山心中~散ル散ル、満チル~』を観てきました。楽日になります。

惑星ムラリス、演劇実験室◎万有引力の村田弘美さんのユニット。村田さんはよく実験公演をなさってきたのですが。私が「惑星ムラリス」名義での公演を初めて拝見したのは、この自分のブログを紐解くと2008年の8月、『歌うシンデレラ』公演でした。

お芝居もだけど、趣向もとても面白くて。場所は小田急玉川学園前の住宅街にある、2階がワンフロアのアトリエになってるしもた屋でした。そこまでちょっとわかりにくいので、いろんな扮装をした案内役のかたがいらして、道すがら、とても楽しかったです。お茶のコーナーもあって。

ちょうどその秋だったかな、万有引力さんたちや月蝕歌劇団さんたちが松山で「市街劇」を行う予定で、私も見に行くつもりで。その前哨戦って感じもしました。

惑星ムラリス公演はいろんなスタイルがありました。普通のお芝居から音楽と朗読のとかも。それぞれに楽しかったです。
そして今回はなんと!村田弘美さんが臨月での公演。これでムラリス公演は最後か、しばらくお休みになるのかしら。だから「さようなら、こんにちは公演」なのかなぁ。そう思いました。そして臨月ということで、公演はとても楽しみなのですが、村田さんあまりご無理しないといいなと僭越ながらそちら方面で少々ドキドキしてました。ほんと、休演になるならそれもぜんぜんかまわないからと思ってました。

いや、ただの「観客」としてとても僭越なのですが…。

会場の本多スタジオはGoogleMapにプロットしておいたので、そう迷わずたどり着けました。
GoogleMapを使うときのコツは、「自分の感覚より計器を(つまりMapを)信じろ」ですな。飛行機の操縦でもよくそう言うそうですが。

2階建ての1階は酒場になってそうな木造モルタルの建物の2階部分をぶち抜いてスタジオにしたような感じ。黄色の看板をなんか見たような記憶もあるのは、小田急線がまだ地上にあったころ、車窓から眺めたことがあったからかなぁと。

本多スタジオさんは普段は稽古場として使われてるそうです。小学校の教室を思い出した板張りの床。
そして、大道具は大きな桜の木が一本。幹が丸く、妊婦のお腹のようにせり出していました。桜の花もとてもリアルに作られていて、造花だそうですが、なんか温室物の桜の枝でも使ったのかなぁと思うぐらい。

開演前は劇場に雑踏のような、それこそ開演前の大劇場のような、ざわざわとした音が流されていました。
なんか予約したお客さんが揃わないとかで、開演時間がすこし延びました。それは以前のムラリスさんの公演でもあったかなぁと。アットホームなスタイルです。

そして開演。

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2016/12/15

昭和精吾事務所公演「われに五月を 第二章」

12月10日の土曜日は昭和精吾事務所公演「われに五月を 第二章」を新宿のシアターPOOさんで観てきました。

昭和精吾さん、どういう紹介の仕方がいいかなぁ、寺山修司率いる演劇実験室◎天井桟敷団員でいらして、あの伝説の「力石徹の葬儀」のとき、弔辞を読まれた方です。
そして寺山修司没後は「寺山修司の語り部」「天井桟敷の語り部」として、トークショーなどの公演活動をなさってきた方です。

昭和精吾さんは去年の夏の終わりに急逝されたのですが。でも、その衣鉢を継いで、昭和精吾事務所さんが公演活動をお続けになっていらっしゃいます。嬉しいことです。

シアターPOOへ。

入場すると昭和精吾さんのトークの録音が流されていました。昭和精吾さんが亡くなられたとまだ実感のない私は、そこに昭和さんがいらっしゃるような心地がしました。
舞台装置は奥にスクリーン、中央の台に昭和精吾さんと寺山修司の小さめの写真にお供えするように2本のマイク。それから昭和さん愛用というギターもありました。

公演はこの日昼夜の2回公演で、私が行ったのは夜公演なんですが、ちょう満席でした。
つかデブ的には少々苦しかったです。

ややあって開演。

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