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2022/09/15

JCOMネット導入記

実は今までずっとインターネット接続はADSLを使っていました。ADSLならひとり暮らしでネットで動画とか見るのも特に不自由はないし、乗り換えるのもめんどくさいと思ってました。
ちょっと不便に感じる時はSteamで数十ギガクラスのゲームをダウンロードする時ぐらいかな?それも出勤前にダウンロードをセットしといて、帰ってきたらダウンロード終了して遊べるって感じだったし。

ただ、ADSLも2023年1月に終了。だからそろそろ乗り換えなきゃなと思っていました。
いちばんの選択肢はもちろん光回線なんですが。私の住んでるアパートでは引き込み工事が必要です。そのうちアパート全体で光回線を導入するんじゃないかという期待もあったのですが、この期に及んでそれもないとすれば導入の予定はないんだなと。
アパートを管理している不動産会社に光回線の工事をしていいかと尋ねたら、あまり色よい返事はなく。J:COMのサービスが入っているので、できたらそっちにしてくれという話でした。

私の住んでるアパートにはJ:COMさんのテレビ共同受信システムが入ってます。地上波は無料で使えますが、J:COMのケーブルテレビ番組やBS等の受信をしたければ入会してお金を払ってねっていうシステム。そしてそのケーブルテレビ回線を使ってインターネット接続サービスもやっているとか。
まぁ無理に光回線入れることもないか……、と思って、J:COMさんのインターネット接続サービス、J:COM.NETを利用してみることにしました。

J:COM.NETはオンラインで申し込みももできるようですが、私は窓口での申し込みにしました。
というのも、オンラインキャンペーンでは無償の設置工事サービスがつくようで。そのためには部屋を片付けなくてはならないし、それが逆にめんどくさいかなと。ADSLの設置は自力でできたので、そのくらいの難易度なら自分でもできると思いましたし。

とりあえず窓口で伺ってみて、機材だけ送って設置は自力もアリという話で、それで申し込んでみました。オンライン申込すると半年くらい割引サービスもあるようですが。ただ、もし本格導入するなら年単位での使用になりますし、その間の半年くらいの割引はそう大きな影響はないし。

J:COM.NETの接続サービスは1Gコースと320Mコースがあるようですが、私の安アパートは320Mコースのみのサポートでした。一人暮らしだし、それだけあればじゅうぶんです。

窓口で申し込むと今のところは加入するつもりのないサービスをいろいろ勧められて困ったりしないかなと思っていたのですが。そういう事はなく、このネット接続サービスだけ手続きを淡々と進めて頂きました。よかったです。私の場合は接続機材は申し込んでから3日で届けられるできるというお話でしたが、私のお休みの都合で4日になりました。

私の場合は、機材はヤマト運輸で来ました。なので、ヤマト運輸さん提供のお届け時間変更サービス等も使えると思います。

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ケーブルモデムはKAONというメーカーの製品のようです。大きめのドカ弁サイズです。


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ケーブルモデム以外の同梱物はこんな感じ。印刷物以外はアンテナケーブルとLANケーブル、それからアンテナ線取り付け用の簡易レンチぐらい。
んで、取り付けようとしてふと気が付きました。「これ、アンテナ分配器がいるやん」って。ケーブルモデムにはアンテナ出力用のポートは付いていないので、テレビと共存させるなら分配器が必要です、
んで、Amazonに分配器と適当な長さのアンテナケーブルを発注。ケーブルモデムと分配器に相性があるかどうかはわからないのですが、最低価格帯じゃなくて昔からの名前を知ってるメーカーのにしました。届くまで一回休み。

さて、翌日には分配器も届いて作業再開。
取付手順なのですが、上掲の写真に「機器取付は「MY J:COM」アプリの手順に沿ってお願いいたします。」とありますが。
窓口での申込み時、スマホの電話番号を登録すると、その場でその番号あてにメッセージが届いて「MY J COM」というソフトのインストールを勧められます。で、係の方のアドバイスに沿ってそのままそれを入れました。(GooglePlayにあるアプリですから、あとからのGooglePlayで探してのインストールも可能です)
あともちろんこの「MY J:COM」アプリにはiPhone版もあるようです。ただ、私はiPhoneは持ってないので詳しいことはわかりませんが。

このアプリにはウィザード形式で設置作業の手順をガイドしてくれる機能がついてます。同梱物のチェックから取付作業まで。場合によっては引き込み線の蓋を開けて設定を切り替えないといけない場合もあるみたい。それに従っていって。

んで、機器取付終了。あと、ウィザード中に「メッシュWi-Fi」というソフトのインストールも勧められるのですが。これはオプションのWi-Fi中継機を使う場合のソフトかなと思って入れなかったのですが。SSIDやパスワードはこちらで確認するようで、中継機を使わなくても入れとく必要があるようです。GooglePlayで探して改めてインストール。SSIDとパスワードの変更はこのアプリででできるようです。

んで、あとはスマホのWi-Fi設定から接続。普通にサクッと繋がります。

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有線LANポートはこのように4ポートついてます。普通のご家庭なら不足することはないかな?これはWindowsの設定をいじってない限り、挿せばOKです。

スマホがない場合のケーブルモデムの設定方法ですが。とりあえずPCからケーブルモデムのIPアドレスをブラウザで開くと設定画面っぽいのが出るのまでは確認しました。これでやると思うのですが。

さて、速度の測定です。これはGoogleで「スピードテスト」で出てくるGoogleのサービス?を使ってざっと測ってみました。

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今使ってるGoogle Pixel 5a(5G)だとこんな感じです。320Mコースでこのくらいの実効速度ならいい感じではと。ADSLは最大47メガの「モア」サービスだったのに実効速度は10メガ切ってましたから。

ただ、面白い現象がありました。

Screenshot_20220902220715_google
これは去年買った他のスマートフォンでの速度計測結果なんですが、かなり遅くなってます。スマートフォン側のハードウェアとしての限界なのでしょうか?いずれにせよネットで動画を見るくらいなら全く問題のない速度だとは思いますが。
まんいち「思ったような速度が出ない」と悩んでいる方がいらしたら、こういう理由かもしれません。

このKAONのケーブルモデムはAI搭載で転送を最適化するという売り文句ですが、どういうロジックでそれをやってるのかはよくわかりません。家族がそれぞれにデバイスを持って同時にネットを利用しているという状況なら効果があるのかな?お父さんはZOOM会議、お母さんは配信ドラマ見てて、ボクはネットゲームなんて状況だと意味があるのかな。まぁ私はひとり暮らしだし、その恩恵はよくわかりません。

前述の通り、ADSL時代は10メガ弱のダウンロード速度だったのが、一挙に三十倍近い速度になりました。Steamのゲームのダウンロードも試してみましたが、サクサクでした。導入してよかったと思います。
まぁ、この速度出れば、4K動画とかも問題ないかなぁ。もう私が死ぬまでこれでいいかしら?弱点がなにかあるとすれば上りが10メガ弱ってところだけど、複数のHD動画を同時配信するような事はするつもりがないし、これでいいかなと思います。将来的には上りもそれなりの上りスピードが必要なネットサービスが出てくるかもしれませんが。

という方向で、ケーブルモデム化はできました。
もうちょっと様子を見て、安定しているようならいよいよADSL解約ですね。
長い間愛用していたのでちょっとさみしいけど。

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