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2020/11/02

StoreMIを使ってみました

手元に4年前に買ったIntelの540eシリーズのSSDが転がっていました。私が最初に買ったSSDです。SATAタイプ。容量は360Gのやつ。
これ、なんか使い道ないかなぁと思っていたのですが。
んで、そういえば、SSDをHDDのキャッシュに使うソフトがあったよなぁと思って検索してみました。AMD謹製のツール、StoreMIというのを見つけました、で、AMDerのわたくしとしては使ってみることにしました。(しかも無料!)
私の使ってるマザーボードはASRockのB450 Steel Legendで、初期バージョンのStoreMIではB450チップセットはサポート外だったようですが、最新バージョンでサポートされるようになったそうです。ラッキー。

んでダウンロードしてインストール。しかし、なぜだかキャッシュが構築できません。エラーメッセージによると、どうやらサードパーティーのSATAインターフェース経由の接続はダメで、チップセット配下のSATAポートを使わなきゃいけないみたいです。でもSATAカードなんて使わずに、オンボードのSATA使ってるよなぁ、なんでだろ?と首をかしげたのですが。どうもオンボードのSATAもチップセット由来のとSATAコントローラー由来のとがあるんじゃないかと気がついて、つなぎ方を変えてみました。

B450SLマザーボードのいちばん上のと2番目のSATAにそれぞれHDDとSSDをつないでみました。この2つのポートはビデオカードのかげになっててアクセスしずらいので使っていなかったのですが。そう繋ぐとばっちり構築できました。

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後からマニュアルを見てみると、オンボードのSATAポートもこういう風にSATA3_1~4とSATA3_A1~2と分かれてます。A1~2はB450チップセットから直に出てるSATAじゃないのかな?
構築できないと悩んでる方が他にもいらしたら、ここはチェックポイントかと思います。(私が間抜けなだけかもしれませんが)


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あとはこのようにSOURECE DEVICESとCACHE DEVICESをチェックして、右側の"Create"ボタンを押すとSSDのキャッシュ化ができます。
なお、SSDをキャッシュ化するとOSからはそのSSDは見えなくなるので、Intel SSD Toolboxによるファームウェアのアップデートはできません。ファームウェアのアップデートは事前に行う必要があります。(StoreMIのインストール前にやっとかなきゃいけないかも?)
それと、キャッシュに使うSSDはフォーマット済みの物では使えません。フォーマット済みのSSDでしたらコントロールパネルの「ディスクの管理」から「ボリュームの削除」をしてやらないといけません。(あと、必要なデータが入ってないかご注意)

これでOK。ざっくりと使った結果ですが。

今回、キャッシュ元に使うハードディスクはウェスタンデジタルのWD60EZAZという6テラバイトのHDDです。ウェスタンデジタルの「ブルー」シリーズの品。ブルーシリーズは普及価格帯のそこそこ性能のラインナップのシリーズです。

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 半分強容量がふさがった状態でCrystal Disk Markをかけてやります。設定はぜんぶデフォルトです。その結果がこちら。

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キャッシュに使うSSDはインテルのSSDSC2KW360H6X1という型番で、そのベンチマーク結果はこちら。購入時より性能がだいぶ落ちてる気がしますが…。ケーブルがそこら辺に転がってるSATA3対応かどうかわからない品を使ったせいでしょうか?

201102_5
さて、StoreMIでSSDをキャッシュ化した状態での最初のベンチ結果がこれです。HDD単体とあまり変わりません。いや、若干遅くなってる気もしますが。そこらへんはStoreMIのオーバーヘッドなのでしょうか。
この時点ではまだキャッシュが効いてないのでこの結果は当然ではありますが。

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で、2度目にベンチかけてみた結果がこれです。Readキャッシュが効くようになって、Writeは大きな変化はありませんが、Readがだいぶ早くなってます。

StoreMIの旧バージョンはWriteキャッシュも効いて、RAMディスク機能もついていたそうですが。現行バージョンはそれらの機能は削除されたそうです。
でも私はそれでいいと思います。何しろデータドライブですから、書き込みの時にトラブルがあると困ります。私の場合、SSDキャッシュがあると恩恵があるのはゲームとかの「読み込み」が高速化される部分です。だからリードキャッシュが効けば御の字です。

なので、ためしにM.2NVMe SSDのCドライブ上にあったFallout4をDドライブに移動させて試してみます。高解像度テクスチャパック導入状態でトータルで90ギガちょっと食うソフトですが。
最初の起動は40秒以上かかりました。でも、2度目の起動は数秒で済みました。それからちょっと遊んでみましたが、そりゃM.2のNVMeよりは遅いですが、遊んでいくうちに徐々にキャッシュに入っていってロード時間が短くなって、しばらく遊ぶとそう苦痛なく遊べるロード時間になりました。確かにリードキャッシュの効果を体感できます。

導入してよかったと思いました。

なにしろ近年はインストールサイズが数十ギガのゲームも当たり前にあって、ばんばんゲーム入れておくと1テラのM.2NVMe SSDもちょっと苦しくなりそうです。そういう時、あまり遊ばないゲームをHDDドライブに逃がして、その状態でもそうは不満なく遊べるというのは便利だと思います。(そしてSteamはそういうドライブ間移動が簡単にできるゲームマネジメントソフトですし)

逆に、例えば、動画編集みたいに書き込みも多いって使い方だと、StoreMIはあまり役に立たないかしら?ウェスタンデジタルのHDDなら、上位機種の「ブラック」シリーズが要るかなと。そこらへんはよく分からないのですが。

あと気がついたのですが、StoreMIを導入するとドライブのステータスモニターソフト、Crystal Disk Infoは使えなくなります。Cドライブに使ってるトランセンドさんのSSDのモニターソフト、SSD Scopeも使えなくなります。Cドライブはキャッシュには絡んでいないはずですが。
定期的にStoreMIをアンインストールしてディスクの健康状態をチェックしなきゃいけないかなぁ。StoreMIのUIで、各ドライブのアイコンの右肩に緑色の●がついているのはディスクの健康状態のモニターかもしれませんが……。
そこらへんは、お気をつけて。

まぁ、小容量のSSDが部屋に転がってるPC自作erはたくさんいると思いますし、そういう遊んでいるSSDがあるなら、StoreMIを試してみるといいかなと思います。そんな感じかな。

<20/11/4追記>
HDDに録画したテレビ番組をBD-Rに焼こうとしたら、アイ・オー・データの試聴&録画ソフト、mAgic TV Digital 10からBD-Rドライブが見えないという現象が起きました。もしやと思ってB450チップセット配下でないと思われるSATA3_A1にBD-Rドライブを繋ぎなおすとBD-Rドライブが見えるようになり、焼くことができるようになりました。これが原因ではないかもしれませんが、焼けずに困ってる方はそこらへんをチェックするといいかもしれません。

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