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2019/11/06

『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密』展

練馬区立美術館で開催中の『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密』展を見てきました。
実は、わたし自身は、エドワード・ゴーリーの事はあまり知りません。本もひとつ買ったかどうかくらいなのですが。だからファンとはいえないのですが。

VEXATIONさんという音楽ユニットがありました。三人組のユニット。ゴシック&ロリィタという世界でした。もうずいぶん前に活動休止してしまったのですが。
VEXATIONさんのお唄に『ジョーカーサンドマン塔の上』という曲があります。この曲の冒頭がエドワード・ゴーリーの作品からインスパイアされたというので興味を持っていました。で、今回、展覧会があるので行こうかなと。

練馬区立美術館は数年前、あしたのジョー展を見に行った場所です。昭和精吾さんのトークショーがあるというので。昭和精吾さんは寺山修司率いる劇団、演劇実験室◎天井棧敷の団員さんでいらして、あの伝説の『力石徹の葬儀』で弔辞を述べられた方です。昭和さんはもう数年前に急逝されてしまったのだけど。
『あしたのジョー展』は、『あしたのジョー』を中心に、舞踏なんかも含む当時のアンダーグラウンドアートシーンへの言及もあって、見ごたえのある展覧会でした。

練馬区立美術館のある中村橋界隈は、もう大昔、上京したころ働いていたバイト先がある場所でした。もう街の様子はぜんぜん変わってしまったような、まだ面影が残っているような、そんな感じです。そのバイト先も愛憎相半ばする場所なので、そこを見に行こうという気も起きませんが。

もちろんそのころは美術館なんてなかったと思います。

 

今回、チケットも型抜きされてちょっと変わった形でした。そういうお遊び、好きです。
ペン画がメインになるのかな、ほとんどの作品は小さめでした。白い紙にペンで黒く細かく描きこまれ、それがゴスな空気をかもし出していたと思います。
ゴシックでブラックユーモアで、ちょっと変わったセンスの作品たち。
練馬区立美術館はけっこう広い美術館で、ボリュームもたっぷりだったと思います。

そのVEXATIONの曲の元になった絵本の原画も展示されていました。

日本趣味の話も説明にちょっと書かれていましたが、なんとなく奥歯に物が挟まったような印象を受ける文書でしたけど。
まぁあまり「日本スゴイ」的な紹介のされ方もいやな感じのするこのご時世ですしね。最近の日本は無理くりそうしようとしてる感じがしてちょっと嫌です。
もしゴーリーが親日家としたら考えられるとしたら従軍時代に日本に来たことがあるとか、かしら。
別にゴーリーが親日家であってもなくてもその作品に対する好悪は変わりませんもん、私。
日本人を蛇蝎のように嫌っていた、とかならちょっと考えますが。

まぁざっと眺めたくらいですし、図録も買わなかったけど、ゴーリーの世界、楽しみました。
本もぼちぼちと買ってみようかと思います。

『ギャシュリークラムのちびっ子たち』は買ったと思うのだけど…


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