万有公演『チェンチ一族』
昨日は下北沢のザ・スズナリで演劇実験室◎万有引力公演『幻想寓意劇 チェンチ一族』を観てきました。楽日になります。
『チェンチ一族』、A・アルトーによる「残酷劇」だそうです。「残酷劇」、よく分からないのですが。ざっとググッたぐらいの知識しかありません。「残酷」と言ってもスプラッタや暴力を主眼にした物ではなく、「世の中」の「残酷さ」を描く劇のようですが。それと似た言葉を私は知ってます。それは「ハードボイルド」という言葉だけど。「ハードボイルドだど!」なお芝居なのかな?
ザ・スズナリは万有の前々回の公演『狂人教育』から2度目になると思います。『狂人教育』は座席番号順にお客さんを並べて、いくつかの入り口を使っての客入れでしたが、今回は普通に到着順に並んでの客入れです。席も指定制でした。座り心地もよかったです。
舞台は客席側に凸字型です。舞台手前に大きな箱が左右にあり、左右に昇っていく段差そして階段。奥の壁は左右互い違いになっていて、上手側がちょっと引っ込んでて、演者の出入りするスペースになってます。右側の壁前方に出入り口があるのですが、そこも演者さんの出入り口になってました。
もちろん客入れ時点で演者さんが舞台をうごめいています。
ややあって開演。
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