ムーンライダーズ『時代はサーカスの象に乗って'84』
先日出た『Archives Series Vol.10「時代はサーカスの象にのって'84」オリジナル・サウンドトラック』というアルバムを購入しました。1984年にパルコパートⅢで行われた寺山修司原作・萩原朔美演出のお芝居『時代はサーカスの象に乗って』のオリジナルサウンドトラックとか。ムーンライダーズの鈴木慶一作曲・ムーンライダーズ演奏で、初のアルバム化になるそうです。幻の音源。ムーンライダーズはお名前ぐらいしか存じ上げないのですが。
まだ数回聴いた程度ですが、感想など。
いや、楽曲の感想はほとんどありませんが。
ごめんなさい。
『時代はサーカスの象に乗って』、オリジナルは寺山修司率いる演劇実験室◎天井棧敷の演目です。1967年に演劇実験室天井棧敷旗揚げ。そしてその2年後、1969年に天井棧敷は渋谷の並木橋に天井棧敷館という拠点を立ち上げます。地下に小劇場、1階に寺山修司の母・はつが店主を勤める喫茶店、そして2階は劇団事務所という構成の場所だったとか。この地下劇場の杮落とし公演がこの『時代はサーカスの象に乗って』だそうです。
萩原朔美さんの天井棧敷時代の回想録『思い出のなかの寺山修司』によると、この最初の『時代はサーカスの象に乗って』公演も萩原朔美さん演出とか。
萩原朔美さんは演劇実験室◎天井棧敷の旗揚げ当初に入団され、3年くらい在籍していらしたそうです。最初は美少年役として入団し、後に演出をおつとめになったとか。トークショーを拝見した事がありますが、さすがのイケメンさんであります。
『時代はサーカスの象に乗って』は私にとってとても興味深い演目です。
それは昭和精吾さんの影響なのですが。
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