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2018/05/01

清水真理個展「クンストカメラ」

ゴールデンウィーク前半の三連休、初台のZaroffさんで人形作家・清水真理さんの個展、『クンストカメラ」を見てきました。
Zaroffさんは久しぶり、清水真理さんのお人形も久しぶりです。

Zaroffさんは子沢山のお家で切り分けられたバースデーケーキみたいな、木造の尖った楔形の家を改造した場所。1階が喫茶、2階がギャラリーになってます。いい感じで、ほんと、機会があったら私も住んでみたい家です。

アイスコーヒーを頼みました。私はファーストフードなんかのアイスコーヒーはぐびぐびあっという間に飲んでしまうのですが。Zaroffさんのアイスコーヒーは、なんていうのかな、情報量が多くて、自然とちびりちびりと飲んでしまうようなアイスコーヒーでした。おいしかったです。

そして、2階のギャラリーへ。
久しぶりに清水真理さんのお人形。

清水真理さんのお人形は「舞台栄え」がするようで、お芝居とか映画とかドラマにしばしばご出演のようです。

2階のギャラリーに入ると、たくさんのお人形さんたちがお出迎え。

なんか不思議な風情、こちらを視線で追っているような心地がします。いや、わざと目を逸らされたりしてるような心地がする瞬間も。ここらへん、どうしてそう感じるのか、とても不思議だけど。

まぁ、ドールアイってのがそういう風に見えるように作られているって部分もあるのでしょうが。
でも、お人形さんがまるで生きているようにこちらに視線を向けてくる、そう感じさせてくれるお人形を作る人形作家さんは稀有です。私が鈍感で、よほどそういうのが強いお人形じゃないとそう感じとれないせいもあるのでしょうが。清水真理さんはそういう稀有なお人形をおつくりになる方のおひとりです。

清水真理さんには普通の球体関節人形のほか、胴体のところをがらんどうに作って、そこにディオラマを作りこんでいる作品があるのですが。この作風のお人形さんもよかったです。
その中でもいちばんよかったのは、天国と地獄かな、その風景がこしらえてある少女の。お顔も、髪のふわっとした感じもまた素敵でした。

Zaroffさんのギャラリーはだいたい六畳くらいのスペースかなぁ。だから、お人形さんがみっちりといて、みなが何か心を持ってこちらを見ているような風情、そういうお人形さんたちに囲まれているような感覚、クラクラするほど魅力的でした。素敵でした。
「少女の王国」(by筋肉少女帯)といった風情。どこかに連れて行かれそう、いや、連れて行ってほしいのですが。できたら。

ほんとに久しぶりに清水真理さんのお人形を拝見して帰宅しました。

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