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2018年2月

2018/02/05

『帰巣譚』

土曜日は久しぶりに渋谷のイメージフォーラム3階へ。
『帰巣譚 <映像作家福間良夫没後10年追悼映像個展>渋谷上映』という上映会へ。
映像作家のかわなかのぶひろ先生の上映があるということと、福間良夫さんが私の故郷の方の方ということで、ちょっと興味を持って行ってみました。

プログラムはAとBのふたつ。Aプログラムは福間良夫さんの作品ではなく、インスパイアされたほかの方の作品でした。福間さんのパートナーでいらした宮田靖子さんの作品もありました。そして、かわなか先生の作品『人である。~福岡フィルムメーカーズフィールド~』でした。

8ミリ作品の上映中、軽い違和感を感じました。なんだろと思ったのですが。かわなか先生の作品での上映会の様子を見て、はたと膝を叩きました。映写機の音がぜんぜんしなかったんですな。かわなか先生の上映会とかでも、いつも映写機のカタカタいう音がしてましたから。だからそれが聞こえない上映会でなんか不思議な心地がしたと。

私は2009年のかわなか先生の映像作品上映会『映像の地下水脈#19』でそれを拝見していたのですが。その上映が終わったと思ったら、同じタイトルで続いていて。追加パートがあるつくりでした。福間良夫さんの回顧展は去年京都から始まったらしく、それにもこの追加部分があったそうです。なので、2017とクレジットされていますが、今回再公開にあたって再編集されたらしく、編集が終わったのが当日だったとか。

追加部分はさまざまな方々の追悼が主題でした。亡くなっていった方たちの思い出。「あ、あの方、亡くなっていたのか。またお会いしたかったな…」という方もいらして。
私はかわなか先生よりだいぶ下ではあるのですが、それでもまた、自分が尊敬していた方、好きだった方の訃報がぽつりぽつりとあり。それに辛い思いもしたりします。もっとたくさん生きていらっしゃるかわなか先生は、その何倍もそれがあるのかなぁと。

かわなか先生は「散る花を惜しむだけではなく、昇る月を待て」と仰いますが。確かに新しい出会いもあるのでしょうが、でもやっぱりツラいなとも…。

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