『この世界の片隅に』(漫画のほう)
『この世界の片隅に』(こうの史代:著 双葉社:刊)
読了。現在劇場アニメが大ヒット中の原作本ですね。映画も見に行くつもりで、その前に原作をと思って読んでみました。
この単行本には2バージョンあります。前後編の2冊組みのとそれよりすこし大きい上中下の3冊組みのと。私は前後編が旧バージョンで、上中下が現行版と思ってましたが、Wikipediaによると2巻ものの方が新装版のようですが。でも現在本屋さんで見かけたのは3巻組のほうだったけど。私は小さいほうの2巻組みのほうを最初に買いましたが、文字が小さくて(特にコマ外の書き込みが)読みづらいので、判の大きな3冊組みを買い直しました。それでもちょっと読みづらかったので、読書用眼鏡を買い直しましたが(笑)
こうの史代さんの作品は『夕凪の街 桜の国』と『長い道』を読んでます。『この世界の片隅に』は、『夕凪の街 桜の国』と同じく、広島に生きた女性の戦前~戦中~戦後を描いてます。
ちなみにこの私のブログに書いた『夕凪の街 桜の国』の感想はこちら、『長い道』の感想はこちらであります。どうかよろしく。
これから以降、ネタバレを気にせず、ストーリーにも触れて書いて行くと思いますので、まず最初に書いておきますが、とても面白く読みました。そしてまた同じくあのころの広島を描いた『夕凪の街 桜の国』と同じく内容のとても濃い、ぎゅっと詰まった作品で、二読三読したい作品です(まだ一読だけど)。
ちょうおススメです。
(以下ネタバレゾーンにつき注意)
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