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2016年12月

2016/12/19

偏陸展と人形展

17日の土曜日は銀座の奥野ビル地下にある巷房2さんで偏陸展を拝見してきました。最終日でした。

偏陸さんは寺山修司の側近でいらした方。寺山没後、寺山修司の母はつさんの願いで寺山修司元夫人で、離婚後も寺山修司の劇団、演劇実験室天井桟敷の制作をおつとめになった故・九條今日子さんと共にはつさんの養子となり、文字通り「寺山修司の弟」となられたお方です。

偏陸さんはここ数年、今時分に個展をここ巷房2さんで開かれています。
ここ数年は偏陸さんの手作りお味噌の展示が主だったのですが、今回もお味噌の展示がメインでした。
個展でお味噌の展示&即売があるってのも珍しいかと。つか偏陸さんぐらいじゃないかなぁとも思うのですが。

会場奥には偏陸さんがお撮りになった、ある方の本の表紙に使われた仏像の大きな写真。あまり詳しくはないのですが、手と顔がたくさんある仏様の写真です。
それから偏陸さんが即興でお作りになるお手製のお正月飾りの展示。
そして偏陸さんの手製のお味噌の展示がずらりと。試食もできましたよ。

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2016/12/16

惑星ムラリス『あたま山心中』

12月11日の日曜日は、下北沢の本多スタジオで惑星ムラリスさんの『さようなら、こんにちは公演 あたま山心中~散ル散ル、満チル~』を観てきました。楽日になります。

惑星ムラリス、演劇実験室◎万有引力の村田弘美さんのユニット。村田さんはよく実験公演をなさってきたのですが。私が「惑星ムラリス」名義での公演を初めて拝見したのは、この自分のブログを紐解くと2008年の8月、『歌うシンデレラ』公演でした。

お芝居もだけど、趣向もとても面白くて。場所は小田急玉川学園前の住宅街にある、2階がワンフロアのアトリエになってるしもた屋でした。そこまでちょっとわかりにくいので、いろんな扮装をした案内役のかたがいらして、道すがら、とても楽しかったです。お茶のコーナーもあって。

ちょうどその秋だったかな、万有引力さんたちや月蝕歌劇団さんたちが松山で「市街劇」を行う予定で、私も見に行くつもりで。その前哨戦って感じもしました。

惑星ムラリス公演はいろんなスタイルがありました。普通のお芝居から音楽と朗読のとかも。それぞれに楽しかったです。
そして今回はなんと!村田弘美さんが臨月での公演。これでムラリス公演は最後か、しばらくお休みになるのかしら。だから「さようなら、こんにちは公演」なのかなぁ。そう思いました。そして臨月ということで、公演はとても楽しみなのですが、村田さんあまりご無理しないといいなと僭越ながらそちら方面で少々ドキドキしてました。ほんと、休演になるならそれもぜんぜんかまわないからと思ってました。

いや、ただの「観客」としてとても僭越なのですが…。

会場の本多スタジオはGoogleMapにプロットしておいたので、そう迷わずたどり着けました。
GoogleMapを使うときのコツは、「自分の感覚より計器を(つまりMapを)信じろ」ですな。飛行機の操縦でもよくそう言うそうですが。

2階建ての1階は酒場になってそうな木造モルタルの建物の2階部分をぶち抜いてスタジオにしたような感じ。黄色の看板をなんか見たような記憶もあるのは、小田急線がまだ地上にあったころ、車窓から眺めたことがあったからかなぁと。

本多スタジオさんは普段は稽古場として使われてるそうです。小学校の教室を思い出した板張りの床。
そして、大道具は大きな桜の木が一本。幹が丸く、妊婦のお腹のようにせり出していました。桜の花もとてもリアルに作られていて、造花だそうですが、なんか温室物の桜の枝でも使ったのかなぁと思うぐらい。

開演前は劇場に雑踏のような、それこそ開演前の大劇場のような、ざわざわとした音が流されていました。
なんか予約したお客さんが揃わないとかで、開演時間がすこし延びました。それは以前のムラリスさんの公演でもあったかなぁと。アットホームなスタイルです。

そして開演。

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2016/12/15

昭和精吾事務所公演「われに五月を 第二章」

12月10日の土曜日は昭和精吾事務所公演「われに五月を 第二章」を新宿のシアターPOOさんで観てきました。

昭和精吾さん、どういう紹介の仕方がいいかなぁ、寺山修司率いる演劇実験室◎天井桟敷団員でいらして、あの伝説の「力石徹の葬儀」のとき、弔辞を読まれた方です。
そして寺山修司没後は「寺山修司の語り部」「天井桟敷の語り部」として、トークショーなどの公演活動をなさってきた方です。

昭和精吾さんは去年の夏の終わりに急逝されたのですが。でも、その衣鉢を継いで、昭和精吾事務所さんが公演活動をお続けになっていらっしゃいます。嬉しいことです。

シアターPOOへ。

入場すると昭和精吾さんのトークの録音が流されていました。昭和精吾さんが亡くなられたとまだ実感のない私は、そこに昭和さんがいらっしゃるような心地がしました。
舞台装置は奥にスクリーン、中央の台に昭和精吾さんと寺山修司の小さめの写真にお供えするように2本のマイク。それから昭和さん愛用というギターもありました。

公演はこの日昼夜の2回公演で、私が行ったのは夜公演なんですが、ちょう満席でした。
つかデブ的には少々苦しかったです。

ややあって開演。

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2016/12/05

万有公演『愚者たちの機械学』

昨日は新百合ヶ丘の川崎アートセンター アルテリオ小劇場で演劇実験室◎万有引力の第63回本公演『大反復劇-あるいは戯作者式イマジ音楽劇 愚者たちの機械学~劇は各自お持ち帰りください~』を観てきました。楽日になります。(なので、ネタばれは気にせずに書きます)

今回の公演、底本のひとつに種村季弘の『愚者の機械学』があるようです。調べてみると古書でなければAMAZONのオンデマンド版があるようですが。オンデマンド版ってのはプリントアウトしたのを製本して届けてくれるシステムみたいです。面白いシステムですな。いや、未購入&未読なのですが。いや、ま、『アフリカの印象』も近所の本屋さんにあるのを確認してながらまだ買っていませんが…。

アルテリオ小劇場は初めて行く場所。いい感じの場所です。ただ、客席の座席番号が劇場でよくある座面が跳ね上げ式の椅子の、座面が上がった状態でのてっぺんに書いてあるので、お客さんが座っていると座席番号が分かりません。なんで普通に背もたれのてっぺんに書いておかないのか、ちょっと理解に苦しみますが。

案内係の方が「席分かりますか?」って聞いてきて、なんでだろと思いましたが。私は早めに入場したのですが、開演直前になって、お客さんが満席になったころ、席に座席番号が見当たらないのに気がついて、「そいや、席に着いたとき、座席番号どこに書いてあったんだ?」って不思議な気持ちになって気がつきました。

大道具は入場時はぱっと見、奥に柱が何本か立っていて(これは舞台装置というより劇場の構造的なものかしら?)、上手下手に自転車。舞台中央奥に格子、これは「サード」のかなぁ。そして奥の壁にスライドが映写されていました。

万有のお芝居では開演前から役者さんがうごめいている場合も多いのですが、今回はそれはなしでした。(気がついてなかっただけならごめんなさい)

ややあって開演。

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