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2016/09/10

寺山映画の廉価版DVD

寺山修司ファンのわたくしでありますが。ま、例によって例のごとく、Amazonで寺山関係の新しいの何か出てないかなと検索してました。

そうしたら、寺山修司監督作『田園に死す』『書を捨てよ町へ出よう』『さらば箱舟』の3作が、DVD版でありますが、お安くなっているのを見つけました。
キングが邦画のディスカウントキャンペーン「新・死ぬまでにこれは観ろ!」ってのをやっていて、その中になんと寺山映画が3本も入ったみたいです。(キャンペーンはいつまでかは分からないのだけど)

ずっと欲しいと思っていた3本がトータルで5千円くらいで手に入るチャンス。もちろんニコニコとオーダーしました。
ま、できたらブルーレイで欲しかったけど。ちょうどその3本が入ったBOX版もあるけれど、そちらは1万2千円弱とちょっと手を出しかねていたので。(貧乏性ですわね)

もちろん3本とも寺山修司関連のイベントや上映会で観たことがあります。
いちばん何度も見ていちばん思い出深いのは『田園に死す』です。いっとう最近に見た上映会ではなんと!ご出演であり、寺山修司の劇団・演劇実験室◎天井淺敷のメンバーでもいらした新高けい子さん、蘭妖子さんがゲストにいらしてのちょうゼータクな上映会でした。

『書を捨てよ町へ出よう』は3本の中でいちばん最初に見た映画かな。兄と妹のおはなしが軸なんですが、それとは関係のないイメージ的なシークエンスもたくさん挟まれたスタイル。
初見のときはそのスタイルにちょっと面食らったのですが、そのあと、山没後天井淺敷の衣鉢をついでJ・A・シーザーさんが創設された演劇実験室◎万有引力のお芝居を見るようになって、「これって、寺山演劇のスタイルなんだなぁ」って解りました。

また、後日、大島渚監督の『新宿泥棒日記』を観て、似たようなスタイルだったので、「これって当時流行ったスタイルなのかな?」って思うようになりました。年代的には『書を捨てよ~』のほうがあとなので、ぱくりっちゃぱくりかも…。

クレジットを見ると昨年夏急逝された昭和精吾さんもご出演のようでありますが、まだわかっていません。DVDならじっくりと見返せるので、当時の昭和さんのお姿を探そうと思ってます。

『田園に死す』。これはほんとどの1シーンを切り取ってきても「アングラ」のお手本になりそうな、美術密度の高い作品です。この3本でいちばんおススメできるのはこれかなぁと。
本作と『書を捨てよ~』の新高恵子さんもまた素晴らしいです。姫カットの女王かと。

『さらば箱舟』。これは寺山修司最晩年(といっても50前!)に撮られ、没後に公開された作品ですが。
本作のクレジットでもうすでに九條さんが映子から今日子に改名されています。改名は寺山修司死去の直後だったのかなぁと。

本作と『田園に~』にご出演の原田芳雄さんの存在感もしびれます。原田さんもまた数年前、泉下の人となられてしまったのですが…。

九條今日子さんや寺山修司周辺の方々がお書きになっているエッセイで紹介されている映画撮影中のエピソードとかもまた一緒に読むと楽しみが深まるかと。

ほんと、安く手に入れるチャンスをくれたキングレコードさんに感謝。そして寺山映画のソフトが欲しいと思っている皆様にもおススメでありますよ。

あ、あと、「新・死ぬ前にこれを観ろ!」シリーズの3作品買うともう1本無料で貰えるキャンペーンがあるみたいです。ただ、その応募にはパッケージのセロファンに貼ってある応募件が必要です。間違って捨てたりしないようにお気をつけて、です。

あたしは捨てちゃいましたが…(涙)

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