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2015/11/18

朗読劇『やわらかな鎖』

11月14日の土曜日は牛込柳町の経王寺さんで、idenshi195さんの朗読劇『やわらかな鎖』を拝見してきました。この夏に急逝された昭和精吾さんの昭和精吾事務所の、こもだまりさんがご出演というので。

小雨の中を経王寺さんへ。大江戸線の牛込柳町を下りて。駅周辺の地図を見るとお寺さんがたくさんです。どういう由来なのかなぁと。
公演場所は経王寺さんの本堂です。奥に日蓮上人がいらして。綿帽子姿、懐かしかったです。実家も日蓮さんなので。祖母や母が元気だったころは実家の日蓮さんもきちんと綿帽子をつけてらしたけど、今はどうなのかな…。

客席は椅子でした。最近のお寺はそうじゃないとなぁと思いつつ。私も以前、実家が檀家になってるお寺さんの年越し法要で足がしびれて気が遠くなりかけたのを思い出しました。もうあの年越し法要も行くことはないのかなぁ。

今回は朗読劇ということで、椅子がふたつ、白い布のかけられたついたてが両裾に。

今回のご出演はこもだまりさんと加藤美佐さん。おふたりの登場。
こもだまりさんは生成りのワンピース。加藤美佐さんは生成りのブラウスと濃い目のベージュのスカート。だいたい生成り系が基調の舞台。

おはなしは姉妹の物語。こもだまりさんが姉、加藤美佐さんが妹。ふたり芝居。

姉は嫁いだけど、姑と仲が悪く、やっとできた子供も死産して、心を病んでます。いない子供をおくるみに包んで。

おはなしはシンプルだけど、深かったです。心を病んだ姉はあれから「現実」を受け入れていくのでしょうか、それともあれは一時的な寛解だったのでしょうか。

子供がいないこと。

ま、私は結婚もできず、だからもちろん子供もいず。それは気楽とともにさみしい事であり。
そのさみしさは歳をとるごとに募ってきますが。でも、人の親になるのもまたあまり気が進みません。子供を持つことを所与として生きている人たちに対して、たぶん大過の人たちがそうなんでしょうが、コンプレックスを若干持ちつつ生きてます。

「父親になれざりしかな遠沖を泳ぐ老犬しばらく見つむ」(寺山修司)

ま、お話の本筋とは離れていますが、そのことをお芝居を拝見して考えました。
よいお芝居でありましたよ。

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