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2015/08/17

新番組『サンダーバードARE GO』

『サンダーバード』の新シリーズ、『サンダーバードARE GO』の第1話と2話「インターナショナルレスキュー出動!」(前後編)を観てみました。

50年も前の作品になると知って驚いたのですが、旧『サンダーバード』、とても楽しみに見てました。小さいころいっとう好きだったテレビ番組といっても過言ではないかと。しかも私の故郷では何度も何度も再放送されていて。それも観ていた記憶があります。私の故郷、『サンダーバード』と『トムとジェリー』の再放送、年がら年中やってました。だから最初に見た『サンダーバード』は本放送か再放送かもよく分からないのですが。

あのころのサンダーバードブームは凄くて、祖母が購読していた婦人雑誌にもサンダーバードの記事が載っていて、見せてもらった記憶があります。

自分がメカ好きになったのも『サンダーバード』の影響かなと。

数年前、ジェリー・アンダーソンの週間百科で旧『サンダーバード』のDVDは揃えました。できたら他にもあった『ジョー90』『スティングレー』『キャプテン・スカーレット』も揃えたかったけど、金銭的にきついせいもあり、そちらは途中で挫折しましたけど。

で、年始ぐらいになるかなぁ。どうも英国でサンダーバードの新シリーズが作られているらしいという話をネットで知って。
いろいろ検索してみてYouTubeで予告のショートムービーを見かけたりして。楽しく観ました。そして、日本でも放送されないかなぁと。まぁ日本でも大ヒットしましたから、日本で放送されない事はないはずなんですが。

で、1・2ヶ月前かな。日本でも放送されると知って。首を長くして待ちました。
そしていよいよこの土日に放送。両日とも所用で外出していたのだけど。録画が成功してるかどうかどきどきしながら帰宅して、録画してあるのを見ました。

わぉ!すばらしいです。

今回の『サンダーバード』、『サンダーバード ARE GO』は3DCGIとミニチュア特撮の合成とか。まぁもう純然たる特撮人形劇というのは難しいのかしら。

人物は3DCGIかなぁ。メカとかセットは模型っぽいと感じるのもあるし、CGかなぁと感じるのもあるし。はっきりと特撮とわかるシーンはあまりないかなぁ。
そしてミニチュア特撮と3DCGIの合成ってどうやってるのかなぁと思ったり。
ミニチュアの、ちょっとリアルじゃない、模型っぽさの味わいというのは大好きなんだけど。

そして人物が3DCGIになったおかげでアクションが凄いです。人形劇であって欲しかったけど、3DCGIもいい感じです。

メカはオリジナルデザインを生かしつつ、ブラッシュアップされてます。これもまた素晴らしいです。感涙モノ。
サンダーバードの各メカの発進シーンもまた迫力モノ。旧作の要素を生かしつつ、リファインされてます。旧2号のコンテナ搭載シーン、「隣のコンテナに主翼が引っかかるんじゃね?」と思っていたあの部分も、新2号の主翼が折りたたみ式になっていて、その矛盾を解決していました(笑)

人物配置。トレーシー家の兄弟、ブレインズ。おばあちゃんはいます。旧作は憶えてないけどおばあちゃんはメシマズみたい。
英国エージェント、レディ・ペネロープとパーカーのコンビも健在。できたらペネロープは旧作の黒柳徹子さんがあてて欲しかったな。いやそれは無理な相談とわかってるけど…。

旧作の使用人のキラノとミンミンの父娘はいなくて、そのかわりケーヨという女性が加わってます。旧作のミンミンはマスコット的な立ち位置でしたが、ケーヨはセキュリティエージェントのようで、彼女専用のメカ、サンダーバードS号もあります。そしてそのサンダーバードS号のメカデザインは河森正治さんです。女性も活躍するのは旧作の50年前と今の違いなんだろうなと。

んで、楽しく観てるうちにふと違和感を感じたのだけど。気がついて驚きました。パパが、ジェフ・トレーシーがいません。作中の台詞によると事故に遭ったそうですが。死亡したのか、それとも療養中なのか、あるいは行方不明なのか、それは分かりませんでした。これが新作の変更点でいちばん驚いたことかな。だから旧サンダーバード名物の「はいパパ」という台詞がありません。

台詞だと旧作の「国際救助隊」という用語は使われず、「インターナショナルレスキュー」という英語のままになってます。ここは「国際~」でやって欲しかったなぁと。

そして旧作の国際救助隊の敵役、フッドは今回も登場します。パパ、ジェフ・トレーシーが遭った事故もフッドが原因のようです。
旧作だと使用人のキラノがフッドの兄弟(だったかな?)で、時々フッドに操られたりしましたが。今作でもケーヨがフッドの姪で、ケーヨはそれをおばあちゃん以外のインターナショナルレスキューのメンバーに隠している、と。そういう設定になってました。

エピソードにも旧作のオマージュかなと思う部分もありました。

海底地震で海溝に落ちようとする多脚メカは旧作の穴に落ちる多脚戦車、「ゴング」のオマージュかなと。その頭部が『スペース1999』に出てきた宇宙船のコクピットに酷似しているのはオマージュかなぁ、それとも流用かなぁと。
太陽光集光装置が故障して街を焼こうとするエピソードは旧作にもありました。
『スティングレー』がチラっと出てきたり。

そういう旧作をリスペクトしつつの新しいサンダーバード、甦ったサンダーバード、とても嬉しいですし、旧作ファンだったオッサンもとても楽しめます。ほんとうに嬉しいです。

もちろん継続視聴しようと思います。

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