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2014年12月

2014/12/22

『リトアニアへの旅の追憶』他

渋谷のイメージフォーラムでジョナス・メカスの『リトアニアへの旅の追憶』を観てきました。モーニングショー(といっても11時半の昼前ですが)で1日1回上映されていました。

メカスの上映は四谷三丁目時代のイメージフォーラムでもあったと記憶しています。諸般の事情で見なきゃな見たいなと思っていたのですが。
イメージフォーラムが渋谷に移転してからも時々メカス特集があったりして、その折に『リトアニアへの旅の追憶』や他の映像作品の上映もあったと記憶しています。ただなんかやっぱりずっと行きそびれていて。今回やっと重い腰が持ち上がった次第です。つか見に行くまで20年近くかかってね?

やっぱり「故郷」を扱った作品というのが、なんとなく重い腰が持ち上がらなかった理由かなぁと。
私は故郷にいたたまれず、なんとなくそこから逃れる気持ちで上京しました。しかし、でも、“東京”もまた故郷と呼べる場所ほどには馴染ます。また気詰まりな関係であった出身地も、“故郷”としての意味は失われつつあります。うまく説明できないけどね。
以前は帰省すると妙にイラついて、家族にあたったりしたものでした。もう3日もいると懐かしい気持ちより、イラついた気持ちのほうが先にたちました。
中年の域に達し、故郷との気詰まりな関係はだいぶ解消されてきたのですが。また“故郷”としての故郷の意味合いは失われてきている、もうすぐなくなっちゃうのかな、と感じています。

近年、時々私は私の「かえる場所」について考えることが多くなってきました。それは東京にはない、私の出身地としての“故郷”もその意味を失いつつある、と感じています。東京で所帯を持って、一家を構えることでもあれば東京を“第二の故郷”にできたのかもしれませんが。それもならず。

という方向で、“故郷”にはアンビバレントな感情を抱いています。
いや、ま、閑話休題。

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2014/12/19

昭和精吾誕生日公演「寺山修司をうたう」

ちょっと日付を戻しますが。

12月14日、日曜日は新宿シアターPOOさんで昭和精吾誕生日公演「寺山修司をうたう」を拝見してきました。
新宿シアターPOOさんは新宿駅南口近くの雑居ビルにある小体な劇場。
シアターPOOさんでは昭和さんの公演を観たこともありますし、演劇実験室◎万有引力の餅つき公演にも行った事があるし、寺山系に強い劇場なのでしょうか。

昭和精吾さんは寺山修司率いる演劇実験室◎天井棧敷に在籍していらした方。あの、伝説の、「力石徹の葬儀」で弔辞を読まれた方であります。今年夏に練馬区立美術館であった『あしたのジョー、の世界』展でもその弔辞の再演イベントがありました。
「寺山修司の語り部」「天井棧敷の語り部」として、寺山修司の作品、詩や短歌や戯曲などを語り、当時の思い出話を語っていらっしゃる方です。

タイトル通り、今回は昭和精吾さんの誕生日記念という事で。

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2014/12/18

2014年の偏陸展

銀座の巷房2さんで開かれている森崎偏陸さんの個展『偏陸展』に行ってきました。

森崎(寺山)偏陸さん、寺山修司の右腕としてその活動を支えてこられた方。寺山修司没後、寺山の実母・はつさんの願いで、故・九條今日子さんと共にはつさんの養子となって、戸籍上は寺山修司の弟となられた方であります。

偏陸さんの個展は何度目になるのかなぁ。初めて行った偏陸さんの個展は、下北沢であったもの。偏陸さんの肉体の一部分をさまざまに装飾して撮った写真展でした。雪を話って芽を出してるようなのとか、ピースの空箱から頭を覗かせているのとか。
陶芸だったり、木や草を使ったオブジェだったり。毎回趣向を凝らしていらっしゃいます。

3・4年前からお味噌の展示も始まりました。偏陸さん手作りのお味噌。かなり凝ってお味噌作りを研究されているようです。そして、寺山修司関連の資料もたくさんある偏陸さんのお宅で拵えていますから、そっち方面から飛んだ菌も混じっている可能性もあるとか。

偏陸さんは他でも展覧会をなさっているかどうかはよく分からないのですが、ここ数年は年に1回くらいのペースで巷房2さんで個展をなさっています。
今年は12月15日から20日までみたい。
(巷房さんのサイトはこちらです。時間、アクセス等はこちらをご覧くださいな)

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