ふたたび巾着田へ
昨日は巾着田で彼岸花を見てきました。
巾着田へ行くのは5年ぶり。5年前、初めて巾着田に行った時は、当時知り合いだったインディーズミュージシャンさんに連れて行ってもらいました。その翌々年、その方の訃報を知り、なんとなくその思い出の巾着田に行かなきゃなと思いつつ、それからも3年たってしまってから、再訪することになりました。
その方は曼珠沙華の歌も歌ってらしたのですが。お好きな花だったようでしたが。でも、なんか、ライブもあまり行かずじまいで、不義理してしまった上での訃報でありました。
その曼珠沙華の歌もワンフレーズぐらいしか憶えてないのですが。
今回やっと巾着田にお出かけすることにしました。
人ごみとか大の苦手なんですけどね。
最寄り駅は西武池袋線の高麗(こま)駅。前回はドライブで連れて行ってくれたので、電車で行くのは初めてです。高麗駅からちょっと歩いたところに巾着田はありました。特に観光地ぽくない、普通の道を歩いて巾着田へ。ところどころに見物客目当ての露天が出てました。
巾着田ってのは、川が大きく蛇行して、ちょうど巾着袋の形のような地形になった場所。
そこに沢山の彼岸花が自生しています。もともと田んぼのあぜ道とかに非常食(毒抜きしないと彼岸花は食べられないのですが)兼害虫獣避けに植えられていたものが、時に流されてこの巾着田に流れ着いて芽吹くようになったという説とかあるらしいです。
巾着田は通路以外はほんとうに一面の彼岸花でした。そして彼岸花は葉が出る前に花が咲くので、花だけが一面。
ほんの僅かですが、白い彼岸花もありました。
その、前に連れて行って頂いた時、巾着田の後に塩船観音というところにも連れて行ってもらったのですが、そちらには黄色い彼岸花、そして白と赤のミックスで、遠目にはピンク色に見える彼岸花もありました。
そういう変り種の彼岸花もあるってのも、その方にそのときに教えてもらったこと。
屋台コーナーとかもあって、ちょっと混んでいましたが、買い食いもしました。高麗ビールというのを飲んでみました。ラベルによると高麗郡1300年記念だそうです。高麗という駅名のように、ここには高麗郡という高麗からの渡来人の郡があったそうです。
まぁやっぱり人ごみは苦手なのもあって、ちょっと散策したぐらいで撤収しました。
あ、そうそう、超びっくりな偶然の出会いもありましたわ。
高麗駅へは飯能駅から乗り換えるんですが。進行方向が逆になるのでちょっと驚きます。路線図なんか見るとそのまま先に行く感じもするんですけどね。
その飯能からの乗り換え電車が行きは『銀河鉄道999』、帰りが『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のラッピングでした。飯能からの車内でも『ヤマノススメ』のCMが流れたり、『ケロロ軍曹』のマナーPRアニメがあったり、西武線ってずいぶんアニメ化してるんだなぁと思いましたわ。
という感じの巾着田再訪でありました。
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