老眼鏡デビュー
ここ数年、読書量が激減しています。
ま、心境的変化が主な原因なんでしょうけど、近年、字を読むのが辛いってことも原因のひとつなのかなぁと。
読みづらい文庫本とか、マンガ単行本の小さな文字とか(例を挙げれば『さよなら絶望先生』の羅列ネタとか巻末の「紙ブログ」)、とても読みづらいです。
「読書用ルーペ」を試してみたこともあります。いい塩梅ではありますが、ルーペ片手に本を読むのもめんどくさいです。メガネ型のルーペを見かけたこともありますが、それはちょっとお高いし。
ここまで来たらふつー「老眼鏡」という選択肢が出てくるのでしょうが、なんか無意識レベルで自分の「老い」を認めたくないのか、なんか老眼鏡を買おうという発想には行かなかったのだけど。
でもまぁなんとなく「そろそろ老眼鏡が要るかなぁ」という方向には考えが傾き始めてました。
百均で老眼鏡が置いてあるところがありますな。「そんな安物、なんか意味があるのかな?」って思っていましたが。先日、百均で戯れにそれをかけてみたら、そこに並んでいた商品ラベルの小さな文字がくっきりと見えて、あれれと驚いて、ひとつ買ってみました。
買って帰って、その百均老眼鏡をかけて字が小さくて読みづらかった文庫本とかマンガ単行本とか読んでみたらあらびっくり。ぜんぜん読みやすいです。
ただ、百均のメガネはやはり百均クオリティ、レンズに擦れ傷がついていました。(保護用のビニールでも貼っておけば防げる話なのに…)
んで、改めて、その百均老眼鏡で自分の度数も分かったので、AMAZONで老眼鏡を買ってみました。
(本来なら眼科にかかって度数を診て処方箋を出してもらって、眼鏡屋さんできちんと試着して作るべきなのでしょうが。そこまでは手がなかなか…)
買ってみたのはこれ。「(ブリッラペルイルグスト) Brilla per il gusto / 別注折りたたみリーディンググラス(老眼鏡) カモフラ」という品物だそうです。
AMAZONで老眼鏡を捜すと沢山あったのですが。この品物は折りたたみでコンパクトにできる、そしてフレームが迷彩柄だそうで、ミリオタ(だった)私としてもイイんじゃないかと。
AMAZONで2千と数百円。もっと廉い品物も沢山あったのですが。いい感じだったので。
メガネの眉間に当たるところとツルの真ん中のところに蝶番がついていて、4つに折りたためます。その状態で入れられるセミハードのケースもついてます。
梨地仕上げの半透明なフレームで、グリーン系の迷彩柄になってます。そのデザインセンス、いい感じです。どうやらBEAMSらしいんですけど、ブランド物は不調法なので…。
私は頭がちょう特大なので、メガネ系は苦手です。それでこの老眼鏡もどうかなぁとちょっと心配してたのですが、ま、それほど窮屈でもなくかけられました。
度数はきちんと検眼して合わせてないのでぴったりかどうかは解りませんが、小さい文字もくっきりと、そして凸レンズのせいかちょっと大きめになるので、とても読みやすくなります。
本を読むのにも楽っぽいです。読書量、少しは元に戻るかなぁ。
先日は老化と肥満による膝のトラブルでAMAZONで杖を買い、今回は老眼鏡を買い。
この夏は自分の「老い」と対峙する事になってしまいましたな。そしてAMAZONで杖や老眼鏡を買う羽目になるなんて思いもしてなかったです。
ま、そういう「老い」を受け入れて、その上で楽しく人生を過ごせたら。そうありたいなとは思っているのですが。
なかなかに難しいです…。
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