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2014/01/17

『壜の中の鳥』

先週の土曜日は明大前のキッド・アイラック・ホールで惑星ムラリス制作『壜の中の鳥 没30周年、寺山修司へ~』公演を観てきました。
惑星ムラリスというのは演劇実験室◎万有引力の村田弘美さんのユニットになるのかな(勘違いしてたらごめんなさい)。惑星ムラリス名義での公演は2008年の『歌うシンデレラ』、2009年の『壜の中の鳥』を拝見しています。3度目。

『歌うシンデレラ』は別役実戯曲のお芝居。住宅地の2階がアトリエになった?お宅を使った公園で、会場に向かう道すがらも役者さんたちがいたりして、面白いお芝居でした。大好きな井内俊一さんもご出演でね。
『壜の中の鳥』は朗読と音楽のパフォーマンス。村田さんと万有の森陽子さんとフルートの岩井藍子さんのお三方による公演でした。
(ほんと、ブログつけてるとあとからいろいろ検索できて便利だわ)

明大前のキッド・アイラック・ホールは初めて行く場所。明大前は三上寛さんがCDを出しているPSFレコードの直営店、モダ~ン・ミュージックがあるので何度か訪れている場所です。
キッド・アイラック・ホールはスタジオ形式の、決して広くはないホールなのですが、天井が高くて開放感があり、そう狭いと感じさせません。

ややあって開演。

今回の『壜の中の鳥』公演も、2009年の『壜の中の鳥』の延長的な、朗読とダンスと演奏のパフォーマンスでした。今回は浅野 泉さんのダンスと村田弘美さんの朗読、そして太田恵資さんのヴァイオリンというスタイルのパフォーマンス。

朗読はもちろん寺山修司。童話など、寺山の少女世界でありました。

舞台部分の奥に下に降りていく点検口らしいものが2つあるのですが、それも舞台立てに利用して、出入りしていました。他に大道具は「島」というのでしたっけ黒塗りの木の台。
寺山短歌を壁に映写するというパフォーマンスもありました。ぱらぱらと文字が集まり、散っていくさま。
ヴァイオリンはただの演奏じゃなく、エフェクターを通したりしていました。そしてボイスパフォーマンスも。ホーミーっぽいのとか。

薄暗がりの舞台、開演してしばらくしてヴァイオリンの方が上手隅の暗がりからむっくりと立ち上がるのもびっくりでした。客入れ前から待機していらっしゃったのかなぁ。
そそ、上手奥がちょっと引っ込んでピットになってるのも面白いつくりだなぁと。

そう、闇をたっぷりと味わえました。安らげる闇でありましたよ。
目を閉じてことばを味わう場面も多かったです。
闇を味わうこと、それはこの時代、最高の贅沢かもしれません。

ライブやお芝居を観るのはこれが今年初。
初めてにふさわしい舞台でありました。
3月には演劇実験室◎万有引力の『観客席』。
そちらも楽しみにしています。

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