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2013/06/10

3DS『怪獣が出る金曜日』

3DS LLを買ってからしばらく経ちますが。
ま、あまりソフトは買ってません。『とびだせ どうぶつの森』をメインにちびちび遊んでいます。
お金さえあれば最新ゲーム機を揃え、最新ゲームをガンガン遊び倒したいのですが、ま、それもかなわぬ夢なので…。
んで、3DSの廉価なダウンロード専売ソフトなんかどうかなぁと思ってます。昔のゲームのリメイクとかもあるみたいですな。

ま、そう思っていたのだけど。

ツイッターでこの『怪獣が出る金曜日』というゲームの事を知り、面白そうに感じたのと、オッサン的に直撃な昭和ノスタルジーゲームだったこともあり、また、DL専売で安価という事もあり、手を出してみることにしました。
お値段は八百円、ただ、11日まではキャンペーン価格で四百円でした。

コンビニで任天堂のプリペイドカードを買い、ダウンロード。コードを入れるところとか、3DSで自動読み取りにするといいんじゃないかなぁとも思うのですが。eショップにはQRコードで行けましたし。

本作の舞台は昭和46年。ちょっと調べてみたら、ウルトラシリーズだと『帰ってきたウルトラマン』の放送があった年ですな。たぶん、ウルトラシリーズで本放送で見たという記憶が残っているのは『帰ってきたウルトラマン』からかなぁ。『ウルトラセブン』だったという記憶もあるんですが、時期的にはちょっと早すぎるような…。ま、『帰ってきた~』の前にQ、マン、セブンあたりは再放送で見てたと思います。あ、『キャプテンウルトラ』も本放送だったような…。もう曖昧だわ。

で、『帰ってきたウルトラマン』の放送は金曜日。そうか、金曜日だったのか。そこまでは憶えてなかったな…。

ゲームのボリューム自体は、本編は2~3時間もあればクリアできるぐらい。あとボーナステージがあるようですが、それは未プレイです。
だから、本編を一度クリアした状態での感想をちょっと書いてみたいと思います。

さて、おはなしは。(以下ちょっとだけネタバレゾーンにつき)

ジャンルとしてはアドベンチャーゲームかな?
時代は前述の通り昭和46年。舞台は世田谷区のある町。「小田急線」をもじったらしい名前の私鉄沿線、多摩川にも程近いようです。
主人公は10歳の少年・「そうた」。その町に越してきたばかり。おうちはクリーニング屋さんをやってます。
そうた、そして彼の遊び仲間の子供たち、そして周囲の大人たちをメインにしたこじんまりとした物語です。

その町は、なぜだか解らないけどほんとに「怪獣の出る町」のようです。タイトル通り金曜日に。そして、怪獣をやっつけるテレビ番組もやってるみたい。
なんかこの「怪獣をやっつける番組をやってる、ほんとうに怪獣の出る町」という、ちょっと不思議な、虚構と現実がメタレベルで融合したような世界観が序盤ちょっとツボでありました。あとからタネ明かしはありますが。(それはちょっと無理だろって感じではありますが)

3DSの下画面にマップ。上画面に、なんて説明したらいいのかな?切り替え式で「場面」が表示される方式でした。
その「場面」のアングルが場面によって違うので、ロートルゲーマーは操作に少々戸惑いますが。でも、イイ「画」になるアングルを選んであると思います。

で、基本はアドベンチャーゲームスタイルであり、「エピソード」制でありました。いくつかの「エピソード」で成り立っているというかたち。その「エピソード」はひとつが終って次、というものではなく、複数同時進行します。ただ、自由度はそんなに高いというシステムではなくて、おはなし全体はほぼ一本道ルートのような気がします。数回遊べばイベント分岐とかが見つかるかもしれませんが。

あと、子供たちの「カードバトル」という要素があります。そのゲームに勝てば親分、負けたら子分。親分は子分に呪文をかけるとぱたりと倒れて、合図があるまで起き上がれないという約束があるみたい。
私の小さいころは、そういう呪文をかけると倒れてみせるという遊びはした記憶がないのですが。ただ確か、小津安二郎の『生まれてはみたけれど』にそういうシーンがあったような記憶があります。東京の子供たちには伝統的な遊びだったのかしら。(大昔の記憶なので、違っていたらごめんなさい)

昭和レトロのセピアがかった美術。私はもちろんそれは好きなのですが。ただ、当時なら、それはセピアがかってなく、塗りたてピカピカじゃないかなぁとも思うのですが。
ま、昭和ノスタルジーな作品たちのセピアがかった色使いを見ると、そう思ったりもします。ほんとにそれは大好きなんですけどね。ちょっと「不思議」な気もします。

ゲーム自体は詰まる事はあまりありません。序盤に詰まりそうになって下画面の地図を見ると、なにやらマークっぽいものがあるのに気がついて、そこに行けばいいのだろうなとわかりました。ただほんと、移動は各場面が切り替え制で、しかも場面ごとにアングルが違うこともあり、ちょっと戸惑うかなぁと。

カードバトルも。カードバトルで勝たないと進まない部分もちょっとありましたが、何度でも再挑戦はきくみたいですし、そう難易度は高くないっぽいですし。

そしてやっぱり終盤の展開はオッサン的にも涙腺がちょいと緩みました。懐かしさ、という部分以上にね。そしてやっぱりどこか不思議な空気をまとっていると思います、この作品は。
モーニング姿の謎の老人はやっぱり天本英世がモデルなのかなぁ…。

ほんと、本編は数時間もあればクリアできるボリューム、おはなしもたぶんほぼ一本道ルート、まぁちょっと食い足りないなぁと思う部分はありましたけど、でも、楽しいひとときを過ごしました。
佳品であったなと。フルプライスだとちょっと躊躇しますが、八百円ならお値打ちかと。
数巻ぐらいの漫画作品ぐらいのお値段なら。

あとはボーナスステージをちょっと遊んでみようかなと。

そいや小田急線の祖師ヶ谷大蔵に行った時、「ウルトラマンの街」って感じで宣伝していた記憶がありますが。あそこがモデルかしら?

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