モバイルバッテリー
さて、普段持ち歩いているデバイス類。SONY Tablet P、携帯電話(ノキアのNM705i)、WALKMAN、3DS LL、すべての充電をひとつのUSB電源を中心に、USB充電コネクタ変換ケーブル類でコンパクトに、そこそこ気軽に持ち歩けるレベルにまとめてみたのですが。
ま、ついでにモバイルバッテリーもあると便利かなぁと思いました。つか、モバイルバッテリーのほうがコンセントが必要なUSB電源より便利かもなんですが。
まず買ってみたのは、某社製の、単三型ニッケル水素電池を4本使うもので、出力は1000mA。3千円台後半でした。ま、単三型バッテリーを使うから、使い回しがきくかと思ったんですが。いざとなったらアルカリ電池も使えるそうですし。
しかしこれは失敗、携帯、WALKMAN、3DS LLは使えるっぽいのですが(長期使用してないので詳しいことは分りません)。SONY Tablet Pはギリギリ無理っぽかったです。
ま、単三型と単四型のニッケル水素電池の充電器としても使えるので、そういう方向で使おうかなと。少しづつ手元の電池をニッケル水素電池に切り替えていこうかなと。311震災直後の乾電池不足はまだ嫌な思い出として残ってますし。
SONY Tablet Pの充電器の出力は2000mAみたいです。やっぱり1000mA品では出力不足みたい。
んなので、そのくらいの出力のあるモバイルバッテリーを探そうと。
ネットで調べると、中国製のモバイルバッテリーで、大容量高出力品が3千円前後であるようですが。それはちょっと怖いです。いや、日本メーカーのモバイルバッテリーだって、そのほとんどは中国製造なんでしょうが。
充電池で怖い思いをした事があります。電動エアガンをカスタムしてた時なんですが。バッテリーの形状を変更しなきゃいけなくて(これは電動エアガンメーカーはぜったいにやるなと言っている事)。んで、その時、工作を間違えて、電池をショートさせてしまいました。
バッテリーが以上に発熱して、被覆が融けたのか煙を上げはじめて。バッテリーを灰皿に突っ込んで、しばらく呆然と見てました。爆発するかもと思いました。爆発まではしなかったんですが。
また、数年前の話ですが、ネット上でノートPCのバッテリーが発火する動画を見たこともあります。派手に火を吹き上げる様子を。
だから、バッテリーは怖いなと常々思ってます。ああ見えて、かなりのエネルギーを収めているわけですし。
そういう訳で、中国ノーブランド(失礼)のモバイルバッテリーはちょっと手を出す気にはなりません。
んで、ネットで探して、買いたいと思っていた品より低スペックですが、そこそこ安い国産メーカーのモバイルバッテリーを見つけたので、買ってみました。
買ってみたのはこれ。SONYのCP-A2LASという型番のようです。(煙草は大きさ比較用)
この品も中国製ですが、SONYブランドなのでSONYの品質管理基準は通っているでしょう。
こういう風に充電器部とバッテリー部が分離できて、出先で充電しないなら、バッテリー部だけ持ち歩けばいいようになってます。ただ、この充電器とバッテリーをつなぐコネクタは特殊な形状なので、専用の充電器が必要です。USBからの充電とかはできません。USB電源と持ち歩く場合にはUSBから充電できると便利ですが。
バッテリー部分で縦横はだいたい煙草サイズ、厚みは膨らんでる部分が煙草よりちょっと厚いくらいです。容量は4000mAh、USB出力は2ポートついていて、合計出力は1.5Aみたい。お値段はネット通販で送料・振込料まで含んで2,500円弱でした。
バッテリー容量は4000mAhとありますが。どうもImpressのケータイWatchにある「気になるスマートフォン関連グッズ 正しく知って正しく選ぶ、モバイルバッテリー 」という記事を読むと、充電できる容量はバッテリー容量の6~7掛けになるようです。
んじゃモバイルバッテリーはそのバッテリー容量じゃなくて、実際に充電できる容量を表示しとけよ、とも思いますが。どうなのかなぁ。
ちなみに手元の品物でいちばん大容量と思われるSONY Tablet Pのバッテリー容量が3080mAhです。4000mAhの6~7掛けと考えると、充電できる容量は2400mAh~2800mAhになりますから、バッテリーが完全に空の状態からフル充電はできませんが。まぁ、私の使い方だと、バッテリー容量がそう不足してる感じではないですから、ちょっと使いすぎた時の「ちょい足し充電」ができればいい程度じゃないかなと。ま、バッテリーってのは使ってると劣化して容量が減るものですから、将来的にはわかりませんが。
本機は、パッケージや取説を見ると、給電モードに「MODE1」と「MODE2」があって、場合によって切り替えるようになってるみたい。ただ、それが何であるかの具体的な説明はありません。ただ、取説には「MODE1で充電できない場合はMODE2を使え」という説明があるだけです。これはちょいと不親切かなぁと。こういうのってマスクしといた方がエンドユーザーのためになるかはわかりませんが。
ネットで調べた限りではMODE2は「プレイステーション3のコントローラーなど、USB認証を必要とする機器を充電できるサブモード」だそうですが。
上記の記事等によると、USBで充電するデバイスには、相手が(専用)充電器かPC等の普通のUSBポートか識別して、普通のUSBポートに接続されたと判断される場合は、要求する電流を絞って充電する、結果として充電が遅くなる品物があるとか。フルスピードの充電だと、USBの規格以上の電流を要求する品物もあり、もし相手がそれに対応してないPCや充電器であれば、PCや充電器の不調や故障を招く場合もあり、それを防ぐための安全対策としてそう設定されてるようではあります。
ま、とりあえず試してみます。まずはいちばん電源の出力が要るソニタブPから。このバッテリーはソニタブP添付の充電器の2000mA出力より低い1500mA出力なので、それがちょいと不安ですが。
なお、本品には充電用のケーブル類は付属してないので、別途準備が必要です。
結論から先にいえば、ソニタブPも充電できました。ソニタブの電源は切っておいた方がいいみたいですが。
あと、いつも携行しているデバイスたち、携帯、3DS LL、WALKMANの充電もできることをざっと試しました。これでいいかなと。
こいつと先日購入したUSB電源とUSB充電ケーブル類を持ち歩けば最強じゃないかと。
ま、しばらく持ち歩いてみて、どういう風にしようかと思ってます。USB電源は下してモバイルバッテリーだけでもいいかも。
これで手持ちのデバイスどころか、スマホや携帯電話類の充電もできますから、道で携帯の電池が切れて困っているかわいいおにゃのこを見かけたら、充電してあげられて仲良くなれるかもしれません。(←ひつこい)
あと、USBのLEDライトがあれば、非常用にもいいかなと思います。
こんど秋葉原をうろつく機会にでも探してみようかと。
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