「夜想フェス:越境する表現者たち」第三夜
昨日は神楽坂のdiepratzeさんへ。「夜想フェス:越境する表現者たち」というイベントの第三夜を拝見しに。日比谷カタンさんご出演という事で。
「夜想フェス:越境する表現者たち」という三夜連続のイベントだそうで、その第三夜になるようです。
「“夜想”文化」とでも呼ぶべきものがかたちづくられていると感じます。雑誌『夜想』や浅草橋の夜想ギャラリー、パラボリカ・ビスさんを発信源とするある種独特の“文化”。そこにつどう様々な“表現者”さんや“観客”たち。
その世界の“住人”さんたち。
わたしもパラボリカ・ビスにはたまに行きますし、書いてあることよく解らないままに『夜想』を買ったりすることもありますが。
ま、あたしはその世界の住人たる資格はないとは思ってます。ただちょっと、たまに覗かせてもらって、「こういう世界もあるのか!」と目を丸くして楽しむ程度。
そのくらいのスタンスなんですが。
小糠雨の中をdiepratzeさんへ。
diepratzeさんも何度か訪れた場所です。お芝居とかで。
しかし、diepratzeさん、今月いっぱいで閉館だそうで。
たぶん、今夜が最後のdiepratzeさんになるでしょう。
当日のご出演&演目は
本原章一さん(ショート・ソロダンス)
日比谷カタンさん(弾き語り)
大谷能生×吉田アミ(朗読DUO)
でした。
本原章一さん。舞踏系のダンス、って感じかしら?
スモークとライトでステージ上に狭い箱のような空間を感じさせる演出とか、好きです。
あと、ぐるぐる回る渦巻き模様の描かれた円盤を小道具にされていたのですが。
胸元に捧げ持ったそれから顔に視線が移ると、顔がぷくーっと膨らんでいるような心地がしたのが、面白い目の錯覚でした。
お次が日比谷カタンさんで。『ヲマヂナイ』から入りました。
今回は夜想フェスらしく、しっとりとした感じだったかなぁ。
いやしかし、日比谷さんのライブもあまり行けなくなってしまった/行かなくなってしまいましたな。
トリが大谷能生×吉田アミさんの朗読DUO。
初見だとは思いますが、吉田アミさんのお名前、どこかで頭に引っかかってたと思ったら、去年だったかな?パラボリカ・ビスでの村崎百郎さんに関するトークショーの司会をなさっていた方じゃないかしら?
朗読の素材は小泉八雲と耳なし芳一のおはなしのようでした。既存のものかオリジナルかは判らないのですが。
大谷さんがDJ仕様のプレイヤーや、サックスを咥えての朗読でした。
という方向で、たぶん最後の、diepratzeさんでありました。
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