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2012年7月

2012/07/31

万有公演『怪人フー・マンチュー』

この前の日曜日は高円寺にある「座・高円寺」で演劇実験室◎万有引力公演『紙芝居活劇オペラ 怪人フー・マンチュー~「世界は再びわたしの声をきく!」~』を見てきました。楽日になります。

万有の『フー・マンチュー』は以前1度拝見しています。万有サイトの公演記録によると99年だそうですが。ただ、ほとんど記憶にありません。まだ万有を見始めて2~3年といった頃、まだちんぷんかんぷんで楽しみ方もわからなかったころかなぁと。まだネット日記をつけ始める前だったので、当時の感想を書いたものもないですし。

オリジナルの『フー・マンチュー』シリーズは名前くらいは知ってるってレベル。前回の万有フー・マンチューのあと、深夜テレビでやってた『天才悪魔フー・マンチュー』の録画は手元にあるはずですが、積読。ま、そんなスタンスです。

猛暑の中、座・高円寺へ。座・高円寺での万有公演は去年の7月の『夢(トポス)の国シンクウカン』から2度目になりますか。今回の客入れは万有方式の整理番号順にお客さんを並ばせておいて、ほぼ一気に客入れする方式。といっても入場して着席したらもう席は立てないというような雰囲気ではなく、お手洗いぐらいは行けるような感じでした。

当日ほぼ満員で、前の方下手側に場所を見つけて座りました。

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2012/07/27

『アメリカは今日もステロイドを打つ』

『アメリカは今日もステロイドを打つ USAスポーツ狂騒曲』(町山智浩:著 集英社文庫)
読了。アメリカ合衆国のスポーツ関係のニュースを題材にしたコラム集です。
あたしはスポーツに疎いのでよく解りませんが、日本であまり紹介されることのないようなスポーツネタニュースを、映画ネタ同様その博学を元に面白おかしく紹介されています。とても面白くスラスラ読めて、そしてまた「スポーツを通して見るアメリカ合衆国論」としても読めるだけの深みもまた兼ね揃えているかと。

「まえがき」で合衆国のアスリートたちがどれだけステロイド漬けになってるか紹介し、そしてその根底には合衆国の「デカく、強く」というマチズモ信仰があると。

そしてステロイドの副作用で心を病んだアスリートたちが起こした悲惨な事件、スポーツスパルタを受けつつも、きわめて狭いプロアスリートの門をくぐる夢破れ、虚無に呑み込まれた人生を送るハメになった人々の話などから本編が始まり。

命がけのスポーツに中毒している人々の話なども紹介され。そのスポーツバカっぷりを紹介し。

そういう話で読者の心を掴み、グイグイ読み進ませ、終盤はイイ話を散りばめ、不屈の人たちの話を紹介し、極上の読後感もまた与えてくれます。ほんとうにうまいなぁと。

ここんとこ本が読めなくなって「自分、どうしちゃったんだろう」って悩む時が多くなってきたのですが、本書は紛れもなく一気本でありました。

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2012/07/15

新アニメ『人類は衰退しました』

という訳で夏クールが始まりましたな。
数年前までは新アニメの感想とかよく書いたものですが。
そのころは「ブログ毎日更新!」と燃えてましたし、新アニメとかいいネタでありましたし。
ただ最近はブログ更新頻度もがた落ち、新アニメネタもあまり書かなくなってしまって。

そんな中から今期の新アニメ『人類は衰退しました』第2話まで見た感想など。
1・2話セットで1エピソードみたいです。

舞台は未来。タイトル通り人類が衰退しつつある世界を舞台にした物語のようです。滅びつつある人類といっても、汚れきった空気や大地や水に人類は苦しめられている、という方向ではないようです。舞台となる村は緑に覆われ、いつか飲み込まれそうな感じ。いつか完全に飲み込まれきるのでしょうか。

ただ、物資不足とかはあるようです。食糧不足も。ただ、村人たちもそれでカリカリ、物資の奪い合い、とかは描かれません。諦念とともにのんびり構えている感じかなぁ。決して暗くはならずに。

その世界には「妖精さん」と呼ばれる存在があって。“妖精”というと羽根の生えたのを思い浮かべますが、本作での「妖精さん」はむしろ「小人さん」みたいな感じ。つか“小人”はNG用語で使えないのかもしれないけど。

妖精さんたちはどういうきっかけでこの世に存在するようになったかはまだ解りません。超発達した科学文明が生み出したものか、それとも何かオカルティックに発生したものか。
ただ、ちょう凄い科学力を持ち、今の目からするとオカルトの域に達した科学製品をこしらえる能力があるようです。

といっても妖精さんたちの性格はいたって呑気、面白がり、のようであります。人類征服、地球征服とかは企んではいないよう。人類にも好意を持っていて、物資不足で悩む人たちを助けるために物資合成工場とか作ってくれたりしているようです。でもそれをすぐ忘れるほど忘れっぽい。

で、人類は衰退しつつ、その妖精さん達にこの星を明け渡そうとしているようです(という書きようは人類のエゴなんでしょうが)

で、その村に暮らす女の子が本作の主人公。どうも妖精さんたちの起こす騒動の顛末ってのがおはなしの主軸みたい。
その女の子ものんびりした感じではありますけど。でも、いざとなったらナイフぐらいは出すっぽいです。

第1話と第2話は妖精さんたちが人間達の物資不足を解消しようとして作った工場を巡る騒動でした。

そして、この世界観、おはなし、好きになりました。

私は最近、「苦痛にまみれた“繁栄”より、ハッピーな“滅亡”の方がいいんじゃないか」と思うようになってきましたので。

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2012/07/02

「夜想フェス:越境する表現者たち」第三夜

昨日は神楽坂のdiepratzeさんへ。「夜想フェス:越境する表現者たち」というイベントの第三夜を拝見しに。日比谷カタンさんご出演という事で。
「夜想フェス:越境する表現者たち」という三夜連続のイベントだそうで、その第三夜になるようです。

「“夜想”文化」とでも呼ぶべきものがかたちづくられていると感じます。雑誌『夜想』や浅草橋の夜想ギャラリー、パラボリカ・ビスさんを発信源とするある種独特の“文化”。そこにつどう様々な“表現者”さんや“観客”たち。

その世界の“住人”さんたち。

わたしもパラボリカ・ビスにはたまに行きますし、書いてあることよく解らないままに『夜想』を買ったりすることもありますが。
ま、あたしはその世界の住人たる資格はないとは思ってます。ただちょっと、たまに覗かせてもらって、「こういう世界もあるのか!」と目を丸くして楽しむ程度。

そのくらいのスタンスなんですが。

小糠雨の中をdiepratzeさんへ。
diepratzeさんも何度か訪れた場所です。お芝居とかで。
しかし、diepratzeさん、今月いっぱいで閉館だそうで。
たぶん、今夜が最後のdiepratzeさんになるでしょう。

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