清水真理個展
先週の金曜日、6月22日に銀座のヴァニラ画廊で人形作家・清水真理さんの個展『Metamorphoseー変容ー~傷みが悦びに変わるとき~』を見てきました。終業直後に飛び出して、閉廊間際の2~30分くらい拝見した程度ですが。
清水真理さんは何年前になるかなぁ、ある方を通して球体関節人形の世界を知って、それで色々展覧会を見て回ってたころに出会いました。
作風は舞台栄えのするかたちかなぁ。演劇や映画の小道具として清水真理さんの球体関節人形が使われているのを何度か拝見しました。清水真理さんご自身の映像作品も拝見した事があります。
といっても清水真理さんの展覧会は最近あまり行かなくなってしまって。
今回は久しぶりの清水真理さんの展覧会でした。
最近の作風のようですが、今回の個展にもオーソドックスな「球体関節人形」は少しだけでした。ここ数年よく拝見していた、半身像で、みぞおちのところがくりぬかれていてディオラマぽいのになってるのとか。古い掛け時計の中にお人形を作りこんであるのとか。
あと、印象的だったのが、人体模型みたいに胴体のところが開くようになっていて、その中に幻想的な臓器が作りこまれているお人形。
こういうの、好きです。なんていうのかな、中まで作りこまれた模型とかも好きです。
これもまた私の好きな、綺朔ちいこさんの幻想的な少女解剖図にも似てるかなと。
という方向で、清水真理さんの人形展、ちょっとだけ拝見してきました。
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