« DEBU DEBU(今井次郎×石川浩司)レコーディングライヴ!! | トップページ | ケロリン猛獣會 第一夜 »

2012/03/11

漫画家さんたちのライブ

昨日は新高円寺のCLUB LINERさんでライブを見てきました。
出演者さんの多くが漫画家さんのバンドという趣向のライブでした。
このライブを見に行ったきっかけは、ある漫画家さんのツイッターでの書き込みからでした。

当日のご出演は
ストラト・ダンサーズ(中川いさみ)さん、
テンヤワンヤ(from山形)さん、
山本直樹バンドさん、
とり・みき+葛岡みち(ゲスト:江口寿史)さん、
そして、野獣のリリアンさんでした。

行くのは最後までちょっと迷っていました。どんな感じかなぁと思って。
漫画家さんのバンドということで、なんていうのかな、ファンサービス的なライブかと思って。

ご出演の漫画家さん、拝読した事のある方も、告白すれば未読の方もいらっしゃいます。
拝読した事のある方も、自分的には熱心なファンだと胸を張って言える方はいらっしゃいません。引越しで単行本をほとんど処分してしまうくらいで。
だから、今回のライブが「ファンサービス」的なものだったら、そういうところに行っていいものかなぁという思いもありました。

それとやっぱり初めて行くライブハウス、知ってるバンドもひとつもないというライブはほんと久しぶりで、ちょっと敷居が高いかな、と。

初めてライブハウスに行ったのは2000年の秋口ぐらい。その夏、「三上寛と行くテラヤマバスツアー」というのに参加して。文字通り、三上寛さんと一緒に青森の寺山修司記念館や縁のある場所を巡り、そして、三上寛さんの故郷・小泊村での三上寛さんのライブ、という趣向のバスツアーでした。そこで三上寛さんに良くして頂いたので、お礼のつもりでライブに足を運んだのがきっかけでした。

それ以前、ライブハウスって場所があるってことくらいは知ってました。ま、アマチュアバンドさんが演奏してる場所、ぐらいの認識でした。
しかし、ライブハウスに足を運んで、その豊穣さに驚きました。たくさんあるライブハウス、そこで、たぶん星の数ほどあるインディーズバンド/ミュージシャンさんが夜毎ライブを繰り広げてる。凄いなと。

そして、ライブハウス通いが趣味になりました。

最初は三上寛さん、そして入った三上寛ファンクラブで知り合った方のインディーズミュージシャンさんのライブ。そして、対バンさんで面白そうなミュージシャンさんを見つけて、そういう風に芋づる式に好きな方を見つけていきました。
日比谷カタンさん、青葉市子さん、URiTAさん、母檸檬さん、VEXATIONさん、ゴトウイズミ+アコーディオンさん、etc...
それも数年前くらいまでだったのですが。今はファンな方がご出演のライブしか行かないようになってしまいましたし、いろいろ事情もあって、ライブハウスからはだいぶ足が遠のいてしまいましたし。

ま、そういったライブハウス通いだったので、まったく知らないライブハウス、まったく知らない方ばかりの出演者、そしてたぶん客席にも顔見知りがいない。そういうライブってのはほんとめったにありません。

そういう感じでちょっとおっかなびっくりな部分もありました。
いや、閑話休題。

新高円寺駅で降りて、雨の中をCLUB LINERさんへ。なんて言えばいいのかな、「ライブハウス」と聞くとまず思い浮かべる感じの、タイプのライブハウスでした。中くらいの規模、黒い内装、白黒チェッカーの床。

会場は大賑わいでしたよ。

最初がストラト・ダンサーズさん。拝読はしていないのですが、中川いさみさんのバンドエッセイ漫画の素材として結成されたバンドさんのようです。
バンド名どおり中川いさみさんがストラトキャスター、サイドギターの方がテレキャスのシンライン、そしてベースの方もフェンダー系の品物のようでした。フェンダー純正か他社製品か判らないのですが(この辺詳しくないので間違っていたらごめんなさい)。
なんかもうのっけからめっちゃのれる演奏でしたよ。

120311

物販でストラト・ダンサーズさんのCDがありました。千枚売れるとメジャーデビューできるとか。
ひとつ買ってみました。安価でしたし。

次はテンヤワンヤさん。ツインギターにドラムスという3ピースバンドでした。
こちらもいい感じでした。なんか最初はおっかなびっくりなライブでしたが、私もこの時にはもうノリノリでありましたよ。

3番目が山本直樹のバンドでした。「山本直樹と五つの赤い疑惑」というバンド名だったかと。なんか山口百恵ぽいバンド名でありますが。
ジャンルはフォークロックとか。大所帯のバンド。ヴァイオリンの方もいらっしゃいました。

山本直樹さんは三上寛さんのファンでいらっしゃるようです。MCでおぉ!と嬉しかったのですが。終盤、ある曲の演奏が始まって。
最初、聴いていて、ふと「あれ?この歌詞って…」と脳内データベースがぐるんぐるんし始めて。「え、あの曲!、このアレンジで!!」と気がついたときはおぉぉ!!!ってなりました。ほんと、嬉しかったです。

しかし、元ネタの曲、当日会場でご存知の方はあまりいらっしゃらなかっただろうなと。
三上寛さんももっと聴かれるようになって欲しいのですが。

4番目がとり・みきさん。とり・みきさんがエレアコで、葛岡みちさんがアコーディオンとパーカッションでした。前の3組がロック系で賑々しい演奏でしたが、こちらはしっとりとした弾き語りという趣向。

最初はボサノヴァから。ボサノヴァもいいものです。陽だまりな感じが好きです。
カヴァー曲、少々替え歌など。そして、曲はフォークに移っていって。
そこでゲストの江口寿史さんを迎えてのフォーク仕様で。

そしてトリが野獣のリリアンさん。こちらは安田理央さんのバンドのようです。
安田理央さんはライターさんでいらっしゃる方でしょうか。
また大所帯のバンドで、10人編成。
こちらも賑々しくて、めっちゃのれるバンドでありました。

終演。

なんていうのかな、ほんと、「余技」的な趣向のライブかなと思ってました。ファンサービス的なライブかなと。だから、前述のように、行っていいライブかどうかあまり自信がなかったのですが。
でも、とても楽しめたし、行って良かったライブでありましたよ。

漫画家さんたち、ほんと、ご多忙でライブの練習の時間とかあまり取れない状況じゃないかと愚察するのですが。でも、めっちゃいい感じの演奏でした。
もちろんそういう練習の足りなさとかカバーする方法もあるのでしょう。轟音ロックでいくとか、バックに上手い人を入れてカバーしてもらうとか。解る方には解るのでしょうけど。でもほんと、とってもノリノリになれて、楽しいライブでありました。そしてそれがいちばん大事なことかなと。

そして、そのようにご多忙な漫画家さんたちでさえ、こういう楽しいライブなさっているのに…と、ホコリを被っている自分のギターを横目で睨んだり…(嗚呼)

当日は大入りで。MCによると錚々たる方々もおみえでいらしたようです。
ここらへんの業界的なことはまったく知らないのですが、どこか違った風情を感じる方も散見でありましたよ。

という方向で、初めての場所、ご出演も存じ上げない方ばかり、そして観客に顔見知りもいない、そういうライブ、自分的にはうまく楽しめるか自信がなかったのですが。めっちゃ楽しめました。

外に出るとまだしのつく雨。その中を歩いて帰宅しました。

|

« DEBU DEBU(今井次郎×石川浩司)レコーディングライヴ!! | トップページ | ケロリン猛獣會 第一夜 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« DEBU DEBU(今井次郎×石川浩司)レコーディングライヴ!! | トップページ | ケロリン猛獣會 第一夜 »