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2012/01/27

青葉市子『うたびこ』

120127

青葉市子さんの新譜『うたびこ』がAMAZONから届きました。
さっそく愛用のWALKMANに取り込んで聴いて、ざっと聴いたぐらいですが、感想など。

青葉市子さんの演奏を初めて聴いたのは09年の12月、ごひいきの日比谷カタンさんの対バンとしてでした。その時、「もうすぐ初アルバムが出ます」というMCがあったと記憶しています。
それから10年9月、また日比谷カタンさんの対バンとして拝聴して、なんかとてもいい感じだったのでCDを買いました。それが青葉市子さんの1stアルバム『剃刀乙女』でした。

なんて説明すればいいかな。心安らぐ歌たちなのですが、どこか時々ザクリと心を切られるフレーズが入っているというか、「いたみ」を感じるというか。しかし、そういう部分があるからこそ、「いたみ」がある、その上だからこそ、ほんとに安らげるというか。そういう部分ではまりました。ファンになりました。

そして去年1月の2ndアルバム『檻髪(おりがみ)』をAMAZONで買って。だいたい年1くらいかな、新譜はそんなペースっぽくて、で、今回の3rdアルバム『うたびこ』を今回購入したという次第です。
いや、インディーズさんのCDはライブ会場でその方の手売りを直接求めるのがライブの大きな楽しみのひとつですが。青葉市子さんのライブはあまり行かないもので。楽曲はしょっちゅう聴いているのですが。そういうスタンスのミュージシャンさんです。

青葉市子さんの歌を聴いていると、なんだか心地よくまどろむような心地になって、それが私は大好きです。そして、自分の、えてして悪い方向に向かっていきそうな心を、青葉市子さんの歌は宥めてくれます。そういう意味で助けられている部分もあると。そんな感じであります。

さて、『うたびこ』の収録曲は
01.IMPERIAL SMOKE TOWN
02.かなしいゆめをみたら
03.私の盗人
04.裸足の庭
05.あなたのかざり
06.3びきのくま
07.奇跡はいつでも
08.ひかりのふるさと
の全8曲。

ライブで何度か聴いた「イソフラ区ボンソワール物語」は入ってないみたいですね。それと『世界の車窓から』で青葉市子さんが歌った歌も入ってないかな?外国語の歌でしたが、今回のアルバムの歌は全部日本語だったし。「イソフラ区~」はダウンロード版オンリーの音源にあるようですが、未入手です。

青葉市子さんのアルバムジャケットの表紙(とCDでも呼ぶのかしら?)は文字もイラストもはいってない単色。小口につく、なんて呼ぶのか知らないのですが、紙片にアルバム名は入ってます。裏表紙?には最低限のクレジットらしきものだけ小さく入ってます。

アルバムの色、1st『剃刀乙女』は淡い白。2nd『檻髪』は淡い赤。そして3rdの本作『うたびこ』は淡い緑。きれいな緑色です。この色、好きです。
そして、手書きの歌詞が書かれたかわいらしいパンフレットが添付されています。

やっぱり大好きなミュージシャンさんの新アルバムを初めて聴くのは胸がドキドキです。ライブとかしょっちゅう行ってるならある程度曲も知ってるのでしょうが、青葉市子さんのライブは残念ながらあまり行けてないですし。
期待と、あとやっぱ、方向性が変わってるかな?変わっているならどういう方向性かなぁという、ちょっとだけの不安。

1曲目の「IMPERIAL SMOKE TOWN」が今回の「フィニッシュホールド曲」かしら?長めの、曲調がさまざまに変わる曲。『剃刀乙女』でいえばラスト曲の「腸髪(わたくし)のサーカス」、『檻髪』でいえば最後から2曲目の「日時計」。

最初、なにも聴こえてこなくて、「?」と思いましたけど。よく聴いてみると青葉市子さんの?息遣いが聴こえてきます。それが潮騒ような感じで。それから演奏が始まります。
青葉市子さんのアルバムの音作りは、聴きこんでくると、「息遣い」がいい感じです。青葉市子さんの聞こえてくる息遣い、それがとてもいい感じなのだけど。

青葉市子さんは311以降、反原発運動に関わっていらっしゃるようですが。この歌はそれに向けられたものでもあるようです。
そういうことで、なんかざわっとした感じがする歌かなぁと思ったりしたのですが、そういう印象は強くはありません。静かな高まりがそっと血を熱くしてくれる感じの歌です。

収められた曲たち。旋律は優しげ、安らぎます。そして歌詞には時折はっとさせられるものあり、です。ただ、もう、『剃刀乙女』あたりのザックリと切られる感触はもうないかな?

4曲目の「裸足の庭」はインスト曲、そして6曲目の「3びきのくま」は作詞:大貫妙子、作曲:坂本龍一とあります。カヴァー曲かしら?

そして、最後の2曲「奇跡はいつでも」「ひかりのふるさと」はなんとなく、私的な部分での、、ある種の予言、みちびきかもしれないなと感じたり。そうなっていくのかな?ならないかもな。

素晴らしい楽曲たちでしたよ。たぶん、『うたびこ』も聴きこんでいく、そして、聴きこむとまた新しい発見のあるアルバムになるかと。

ほんと、青葉市子さんは、これから伸びていく方だろうと思いますし、たくさんの人が青葉市子さんの楽曲に出会って、好きになって、たくさんの人が聴くようになってほしいと思ってます。素晴らしい世界だと思ってます。
YouTubeにもいくつか演奏が上がっていますし、まずそれをご覧になってみて、良かったらライブに行ってみる、CDを買ってみる、そうしていけばいいかと思います。ゼヒとも。

新譜はまた1年先かしら?
それもまた楽しみに待とうと思ってます。

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