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2012/01/04

会長のいない東京

2011年12月28日、日本冒険小説協会・内藤陳会長が亡くなられました。
会長の訃報を知ったのは帰省先、仲間からの電話でした。
そして今日、東京に戻ってきて、PCからこの文章を書いてます。
会長のいらっしゃらない東京。

アパートの郵便受けには訃報が届いていました。
でも、まだなんか信じられません。

鬱屈しきっていた予備校時代、それでもまだいくつかの楽しみのひとつが月刊PLAYBOY誌の会長の連載エッセイ。それを頼りに買い求める面白本。そして冒険小説や探偵小説のヒーローたちのカッコイイ姿でした。

その連載にあった会長の檄文に、ふとした気まぐれから(そう、たぶん、気まぐれ)、日本冒険小説協会入会希望の葉書を出し、会員になりました。

全国大会に参加し、会長をはじめたくさんの方々に良くして頂き。また私があるドジを踏んで行き場がなくなったとき、最後の拠りどころが日本冒険小説協会でした。

ある方がお書きになっていたように、会長はまさに「第二の父」でありました。
おっかないところも含めて。

決して優秀な会員ではなかったと思います。
ほんとうに雑魚のトト交じりであったと。
それに関してはずっと忸怩たる思いでしたが。

会長から頂いたもの、結局ぜんぜんお返しできずに会長がいなくなって、情けない限りでありますが。

いや、悲しんでいる場合ではないかと。

もし、最後に、会長に対する仁義があるとすれば、それは、会長からいただいたたくさんの素晴らしいものを、後に続く人たちに伝えることではないかと。そのくらいが私ができることかと。
だから、悲しんでいる場合ではないです。いや、私がどれだけそうできるか、まったく自信はないのですが。

ここ数年はただでさえあまり読まない小説をさらに読まなくなり、公認酒場・深夜+1にもめったに顔を出さず、すっかり不義理をしていた私に偉そうに言う資格はないです。

ただ、やっぱり、もういちど会長にお会いしたい。いつものお小言でもよいですから、お言葉を頂戴したい。「お前がいると店が下品になる」とでも。

今までのことに深謝。

でもやっぱり会長のいらっしゃらない東京は、この世は、とてもさみしいです。

合掌。

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