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2011/09/27

かきつっちの奮闘 Vol.01 ― 三遊亭歌橘独演会―

で、9月24日は中野芸能小劇場という所で、『かきつっちの奮闘 Vol.01 ― 三遊亭歌橘独演会―』を見てきました。三遊亭歌橘師匠さんの独演会です。
三遊亭歌橘さんも知り合ってだいぶになるのですが、ここのところなかなか聴きにいけなくて。
久しぶりに行ってみようかな、と。

中野芸能小劇場。場所を勘違いしてしまって。中野ゼロホール内の場所かと思ってしまって。しかもゼロホールの場所も勘違いしていて。
やっとたどり着いたゼロホール。しかし場所が違ってて、職員さんに教えてもらって中野芸能小劇場へ。場所は中野サンプラザの中野通り挟んで斜め前、早稲田通りとの交差点近く、むしろゼロホールよりはるかに交通の便は良いですな。

こういう場所に公立の演芸場があるってのも知らないってのはやっぱりあたしは半可通ですな…。

という訳で。たぶん前座さんの噺から始まったと思うのですが、それは見逃してしまいました。
到着した時は歌橘師匠さんの番で枕の最中。震災慰問の落語に行った時の話のようでした。

演目は『電報違い』。名古屋にお参りの汽車旅行に出かけた大旦那さんと出入りの植木屋の“しんた”、大旦那さんが心中者を助けて予定の汽車に乗れなくなってしまって、しんたが電報をお店に打ちます。しかし大旦那さんが乗る予定の汽車が事故で乗員乗客全員死亡。その報せと勘違いした電報であわてふためくお店の人たち、って感じのお話です。

当時としては汽車旅行も電報も物珍しいものだったのでしょうか。当時としてはモダンなものだったのかな?

お仲入りを挟んで。

舞台に椅子が出てきました。なんだろう?って思ってたら、三遊亭歌扇さんのご登場。腹話術。10年ぶりだそうですが。多芸な方であります。なんていうのか「昔話論」みたいなのを面白おかしく。

トリはふたたび歌橘師匠ご登場で、演目は『坊主の遊び』。これは女郎の眉や髪を剃ってしまう仕草が愉快なおはなしです。

ふと気がついたのですが、『電報違い』と『坊主の遊び』、両方とも隠居した大旦那と大旦那につきあう取り巻きの(という書き方はおかしいけど、語彙がない)職人さんが出てくるおはなしですな。昔はそういうの、あったのだろうなと。今のサラリーマン時代じゃありえない話でしょうか。そういう人を連れて遊ぶ大旦那さんも、お声がかかれば気軽に動ける、つきあえる職人さんももう居ないものじゃないかなと。

という方向で久しぶりに皆さんのおはなしを楽しみました。
開演に遅刻してしまい、大変失礼なことをしてしまいましたが。
中野芸能小劇場は行きやすい場所であり、また『かきつっちの奮闘 Vol.01』があるのでしたら観に行きたいなと思ってます。

こんどは最初から…。

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