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2011/07/09

新アニメ『輪るピングドラム』

さて、今期のアニメがいろいろ始まりつつありますが。
どうしようかと考えてます。

まず、今見てるアニメは前期からの2クール作品が多いってこと。前期から見てる「花いろ」「タイバニ」「日常」、3作品も2クール作品でした。こんなの珍しいです。んで、この3作品追いかけてるだけで結構大変ですし(つかそろそろ積読化しつつある)、今期はどうもぴんと来る作品も見当たらなくて。

そういう中で『輪(まわ)るピングドラム』は楽しみにしていました。なんとなく実験作の匂いがしますしね。
私は実験的な作品が好きです。シャフトアニメがすきなのもそういう部分のせいかと。という訳で楽しみにしていました。

朝、出がけに1度ざっと見したくらいですが、なんか面白そうな、ワクワクする作品でしたよ。

(以下ネタバレゾーンにつき)

1話のシノプシスはシンプルなんですが。ひとことで書けば、
「不治の病の妹を助けたければ『ピングドラム』を手に入れてこい」
になると思うのだけど。ちょうシンプルなんですけどね…。

三人兄妹。長兄次兄、そして末っ子が妹。あばら家に三人暮らし。両親は不在。生別か死別か不明ですが、死別じゃないかなぁ。あとで触れますが妹が重病でも帰ってきませんし。生別でも両親が離婚して両方とも子供の面倒見ること放棄とか、ややこしい事情でしょう。

長兄次兄は高校生ぐらいの年頃かしら?どっちかが学校に通う描写はありますが、どっちかは行ってないかも。(ざっと見たので見分けはつかないです)
3人とも働いている様子はないので、何らかの仕送りか、死別なら保険金か、それとも生活保護(支給要件はじゅうぶん満たすでしょう)で暮らしているっぽいです。

妹は退院翌日っぽいです。久しぶりにおうちでご飯。ただ、どうやら、妹は病気が治って退院ではなく、手の施しようがなくての退院、余命あとわずか、のようです。

そして、三人は、思い出の場所、水族館(十中八九池袋のサンシャイン水族館がモデル)に遊びに行くのですが。そこで妹は倒れ、病院に担ぎ込まれた妹はそこで息を引き取ります。霊安室に安置された妹の亡骸。嘆き悲しむ兄ふたり。

しかし、妹は、水族館で買ったペンギンの帽子を被った姿でガバと跳ね起き、なにやらややこしいことをしゃべり始めます。どうもそのペンギンの帽子を被ると何やらが憑依するようです。そして妹は息を吹き返し、病気も治ってしまったようです。

どうも妹に憑依したシロモノの説明によると、妹を命を永らえさせるためには『ピングドラム』なるものを手に入れる必要があるそうです。そして3人の許に送られる3匹のペンギン。そのペンギンはどうやら兄妹にしか見えない存在のようで、3人のお手伝い役(たぶんお目付け役も兼ねてるんでしょう)、ひとりに1匹のようです。

まぁ第1話はそんな感じだったです。

3人が探すべき『ピングドラム』はなんであるかはまだ明らかになってません。だいたい“モノ”であるのか、この世の“コトワリ”というような抽象的な存在なのか、それも解らないし。

アートワークが良いです。独特のカラフルな色使い、面白いかたちをした、カラフルなオブジェ。そういうシュールな意匠をまとった非・日常な日常ブツ。なんかちょっと前のノイタミナ枠の『空中ブランコ』みたいなセンスですが。ただどうもスタッフさんとかはあまり被ってないようですが。

そして『ピングドラム』を見つけろ、と解説するシークエンス。妹の派手な衣装、グネグネ動くメカっぽいの。それもまたカラフルなんですが。

こういうデザインセンス好きです。そして“語り口”も心地よかったです。いい感じでした。
つかもう作品そのもの、こういうセンスで作ってある作品、大好きでありますよ。

丸の内線フィーチャーでありますな。兄妹の家は荻窪のようです。学校は新宿御苑。んで、第1話は池袋の水族館に出かけます。丸の内線に乗ってね。荻窪から池袋に出るならJR線のほうが早いと思うんですけど。丸の内線はぐるっと回って遠回り。ただ、そのらへんののんびりとしたセンスのほうが作品世界と似合いそうな気もします。
(あとから気がつきましたが、丸の内線だったら荻窪と池袋は発駅で、座って行けるのが病み上がりの妹にいいからって理由かな?)
アイキャッチも丸の内線フィーチャー。作ってるところが丸の内沿線のアニメーションスタジオかと思ったのですが、そうでもないっぽいですね。

ふたりの兄のどっちかのほうはどうも妹に兄妹以上の情を抱いているようです。妹の寝顔に口付けしたり。ここらへんも今後の展開に重要なファクターとなってくるのでしょうか。

妹の声優さんはわたし的にはちょっと知らない方ですが。妹というよりお姉さんっぽい、落ち着いた感じの声の方ですな。

そして何より兄妹のアシスタント役のペンギンもらぶりー。そのうちフィギュアになったりするんでしょうね。ただこういうおはなしですから、あとの回で実は恐ろしい本性が…、てな展開になるやも知れませんが。

まぁほんとまだ謎も多いですが、どんなおはなしになるか楽しみであります。
『輪るピングドラム』、継続視聴しようと思ってます。

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