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2011年7月

2011/07/25

『ぴあ』最終号

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『ぴあ 11/08/04・18 合併号』。購入。これが『ぴあ』の最終巻になるようです。
ぱらぱらと見ただけですが。思い出深い雑誌でありました。
ただ、もうぱらぱらと見るだけってのが今のスタンスを端的ですけれども。

上京して初めて買った雑誌が『ぴあ』でした。なんて書ければかっこいいのだろうけど、それは憶えてないなぁ。でも『ぴあ』に憧れがあったのは確かです。カシコそうに言えば『ぴあ』的なもの、かな?
映画、コンサート、お芝居、イベント、etc。それが厚い週刊誌サイズで、細かい文字で、びっちりと詰まってる。「東京にはこれだけイベントがあるんだなぁ」と。

ま、しばらくすると故郷の方でも地方版の『ぴあ』が出ましたし、東京版の『ぴあ』も並んでいたのではないかしら?確かにおのぼりさんには地方都市の書店で東京版の『ぴあ』を売ることもいいことだったのではと。そして東京版の『ぴあ』も鳴り物入りで週刊化されました。

一時期、最新号の『ぴあ』をいつも鞄に入れていました。それは多分に見栄だったのでしょうが。それも地方出身者ぽい見栄。そう熱心に映画とかコンサートとかお芝居とか見ていたほどじゃないし。
『ぴあ』の記事でいちばん役に立ってたのは巻末の路線図だったかもしれないなぁ。

まぁもちろん『ぴあ』の持っていた機能はいちばんインターネットと親和性があったわけで。『ぴあ』も買わなくなってしまって。いや、東京暮らしのドキドキが薄れ、倦怠期になってきたのかもしれないけど。

『ぴあ』自体も、スケジュール一覧というよりは、もっと深く掘り下げて書くという本を『ぴあ』ブランドで出すようになったみたいですね。わたし自身はよく知らないのですが。

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2011/07/21

たまには私から告知(笑)

ライブの告知とか、展覧会の告知とか、お芝居の告知とか、よく頂きます。
ただ、なかなか動けずに、不義理をしてしまうことが多々なのですが。
しかし、たまには私からも告知したいものです(笑)
という訳で、今回は私からの告知です。

東京メトロの中吊りに『メトロ文学館』という詩が書かれたポスターがあるのをご存知の方もいらっしゃると思いますが。
これはメトロ文化財団というところが出しているポスターで、詩は公募されています。私は数ヶ月前に知ったので、詳しくはわからないのですが、今回の公募でポスターに採用される詩が優秀作品として6編、それからポスターには採用されない入選作が20編選ばれるようです。今回、私の書いた詩が、入選作として選ばれました。

そして今、私の書いた詩が東京メトロ日本橋駅で開催されている「メトロ文化展」で公開されています。
会期は昨日から8月1日(月)までです。場所は東京メトロ日本橋駅構内の、定期券売り場へ行く途中の通路です。詳細はこちらにて。

私もちょっと覗いてみましたが、やっぱ自分の作品が張り出されているのを見ると面映いものです。
私の作品はポスターにはならないのですが、ポスターっぽく作ってあって、とてもありがたかったです。下手糞な字の手書き原稿そのままだったら、恥ずかしさのあまりその場で昏倒していたかもしれません(笑)

日本橋に行く用事でもありましたらついでによろしくお願いします、であります。

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2011/07/20

『僕の妹は漢字が読める』

『僕の妹は漢字が読める』(かじいたかし:著 HJ文庫)
読了。ライトノベルです。

ライトノベルはあまり知りません。つか小説自体あまり読めなくなってますが。
出版社が普通の文庫とは違うレーベルで出してる、アニメ風の挿絵がたくさん入った、若い衆向けの文庫本、というくらいの認識でありますが。ほんとに、たまに、少し読むぐらいです。

んで、本書はツイッターのタイムライン上でよく名前を見かけて、ちょっと気になって買ってみた本であります。
若い衆向けみたいで、オッサンが面白く読める本かどうかは判らなかったので、読了できるかどうかも自信がありませんでしたが、面白く読めました。読みながらケタケタ笑えた本というのも久しぶりです。

時は23世紀。漢字は滅びてしまい、日本語の文字は平仮名カタカナ、そして記号で成り立っています。
そして、「萌え」が文学の、どころか、日本文化の中心になっていて。首相も二次元美少女という世界(マザーコンピューター方式なんでしょうか?)。そういう世界を舞台にしたお話です。

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2011/07/19

椎名桜子『おいしい水』

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さて、椎名桜子のエッセイ『それでもわたしは白い服がほしい』に続いて、小説『おいしい水』も読んでみました。
両方とも古本屋さんの百円均一棚で買った本です。

また結論から先に言えば、最後まで読むことができるくらいには面白かったです。あのころからずっと途中で投げ出したくなるようなひどい作品だろうって先入観がありましたけど。
エッセイ『それでもわたしは白い服がほしい』同様、最後まで読める程度には面白かったです。

ただ、「薄い本」です。総ページ数109ページ、実質100ページくらいの中身。文字組みも余白が多いです。小説というより詩集という感じ。
だから、実質400字詰め原稿用紙100枚くらいかなぁ
まぁそういうわけで、普通の読書スピードの方なら1時間もあれば読めてしまうでしょう。

この程度のボリュームなら、例えば、バックに写真とかイラストを載せて、フルカラーにして、ビジュアルブックみたいなつくり方にしたら面白かったとも思うのですが。そうなるとコストアップしすぎるかしら?一枚だけカラーの挿絵が真ん中あたりに入れられていますが。

タイトルは作者の好きなボサノバからのようです。
そして、三部構成になってます。登場人物はつながってるようです。

明確にストーリーがずんずん進行する。つまり「何かが明かされる」あるいは「決着がつく」といようなうかたちじゃなく、会話や描写が「雰囲気」をかたちづくっていく、というような感じの小説です。

実はここんとこ、私はどうやら「ストーリー」に耐えられなくなってるっぽいです。ストーリー物の代表である冒険小説とか読めなくなってきてますし。劇映画をあまりみなくなり、実験映画、映像作品を見るようになってますし。
ま、そこらへんが本書を読めた理由かもしれません。

逆に明確な「ストーリー」を小説に求める人は、本書にあまりなじめないかもしれません。

(以下ネタバレゾーンにつき)

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2011/07/18

市場大介個展『DNAショッピング』

展覧会とか、行かないときはほんとめったに行かないものですが。
なんか立て続けに行くようになって。

昨日は渋谷のポスターハリスギャラリーに、市場大介『DNAショッピング』を見に行きました。

市場大介さんは仙台のミュージシャン&パフォーマー、ろみさんがお好きなので知りました。
それから母檸檬さんのアルバム『愛孕哀歌』のジャケットが市場大介さんなので、驚きました。

興味は持っていましたが、それほど熱心なファンということではないのですが…。
その程度なのでありますが。

ポスターハリスギャラリーさんは東急本店近く、ラブホ街の入り口を脇に入ったところにあります。
あたしは渋谷が大の苦手、人ごみにまぎれてヘトヘトになるんですが。とくにこの東急本店方面はいちばんダメージを食いますです。ドラクエの毒の沼地状態。

「これからホテルにヤリにいく」カップルを横目に見ながらポスターハリスギャラリー。

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2011/07/17

デリシャスウィートス@みたままつり

昨日は靖国神社のみたままつりのデリシャスウィートスさんご出演の見世物小屋を見てきました。
ここ数年、デリシャスウィートスさんは靖国神社のみたままつりの縁日の見世物小屋にご出演のようです。見に行った年もありますし、見に行けなかった年もあるのですが。

早めの夕方、炎天下、ヒィヒィいいながら市谷から靖国神社へ。まず、お参り。
この国はどうも英霊の皆様にとても顔向けのできそうにない国になりつつあるようですが。
人々は好き勝手に私利私欲を追及し、国が国として存在できそうにない、空中分解起こしそうな状況でありますが。

それから縁日へ。

縁日は大混雑かと思っていましたが。人出は多いものの、身動き取れないってほどじゃないです。
つか、本番はどうも日が傾いてからのようであります。確かにこの炎天下、日が翳ってからのほうがいいですな。

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2011/07/15

続・江戸川乱歩全集Zaroffパノラマ展

昨日は初台のZaroffさんへ。「続・江戸川乱歩全集Zaroffパノラマ展」というのを見てきました。最終日とか。
綺朔ちいこさんの展示があるというので。

Zaroffさんは五叉路に面する2階建ての小さな木造のしもた屋を改造した喫茶兼ギャラリー。
なんか、私も住みたくなるような小体な家なのですが。1階が喫茶、2階がギャラリー。

ま、江戸川乱歩については私は「少し読んでる」ぐらいです。
例えば大槻ケンヂが乱歩について熱く語っているのを読んだりすると、中高生ぐらいのころに出会って、夢中になったりしたかったなと思うのですが。
私は高校時代、寺山修司と冒険・ハードボイルド小説に出会って、ハマった口でありますが。江戸川乱歩も読んでればなと。

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2011/07/14

沙村広明『シスタージェネレーター』

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『シスタージェネレーター 沙村広明短編集』(沙村広明:著 講談社:刊)
読了。コミックスです。サブタイトル通り沙村広明の短編集ですが。

沙村広明の作品は現在の代表作であろう『無限の住人』が未読です。
最初に手を出した沙村広明作品は画集『人でなしの恋』、それから『ブラッドハーレーの馬車』を読んで、『ハルシオン・ランチ』の1巻を読んでます。そのくらいなのですが。
だからどれほど沙村広明の世界を理解しているかは自信はありません。

本作は短編集です。『シスタージェネレーター』ということで、「シスタージェネレーター」という作品が収められているかと思いましたが。タイトルと同名の作品は収められていませんでした。
替わりに(というのも変な表現ですが)、本作に収められた作品にはほぼすべて少女が出てきます。そういう意味でのシスター(妹)ジェネレーター(発生器)というタイトルのようです。

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2011/07/13

新アニメ『うさぎドロップ』

今期始まる新アニメ、ノイタミナ枠の『うさぎドロップ』を見てみました。
ノイタミナ枠はこういう身近な人々の交流を描いた「小さなおはなし」を1本と、世界規模のドンパチとか陰謀とかの「大きなおはなし」を1本という構成っぽいですね。

(以下ストーリーに触れつつ書いて行きますので)

ひとり暮らししている独身男、河地大吉。かれは祖父、栄一の葬儀で久しぶりに実家に帰ると。
そこにはなんと!祖父の隠し子という小さな女の子、りんがいて。
彼女の処遇について、冷たく扱う親族たち。それを見かねた大吉は親族たちに自分がりんを引き取って育てると宣言する。
そんな第一話でした。

栄一じーさん、羨ましいぞ(笑)。79歳で亡くなったそうですから、70overで子作りしてるんでしょ。
最低でも30歳年下、いや、40以上年下って可能性もあるぞ!う~ら~や~ま~し~ぞ~(笑)
つかもうその歳で勃つ自信ねーぞ、俺。

イヤ、まぁ、なんかワケありかもしれませんが。例えば妊娠して相手に逃げられた女性を見るに見かねて栄一が自分の子供として扱うことにした、とか。そういう可能性もあるでしょうが。

あ、そうそう、お葬式でのあのやりとりは伊丹十三『お葬式』が元ネタかなぁ。

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立島夕子さんの展覧会

昨日は渋谷のギャラリー、ル・デコさんで立島夕子さんの個展、「夢幻地獄」を見てきました。

立島さんと知り合ったのはいつでしょうか。もう憶えてはいないのだけど。
サイトを見れば、おどろおどろしい感じの絵であります。ネット上で、作者不詳のまま、「恐ろしい画像」として紹介されるのをたまに見かけたりしますが。都市伝説というか。

まぁ私も最初はおどろおどろしい、怖い絵の方、という印象だったのですが。しかし作品を実見すると、何か不思議な暖かさも感じました。それが不思議で個展とかにもお伺いするのですが。

お伺いしたのは閉廊前のちょっとだけの時間だったのですが。
絵画作品と、それからヲ人形が展示されていました。

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2011/07/12

椎名桜子『それでもわたしは白い服がほしい』

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椎名桜子『それでもわたしは白い服がほしい』(マガジンハウス・ananの本)
読了。エッセイです。

お使いの帰りがけ、古本屋さんを見つけてちょっと覗いてみたのですが。
百均棚に椎名桜子の本書と『おいしい水』という小説があったので、ちょっと懐かしくなって購入しました。

椎名桜子、バブルのころあたり、Wikipediaで改めて調べると88年ごろのようですが、ちょっとだけマスコミを賑わせた方、という記憶です。
なんといっても「まだ小説を出してないのに『作家』という肩書きでデビューした」というところかしら。最大の特徴は。

端整に撮られたポートレートに、「処女作執筆中の作家」というようなコピーがついていたと思います。それでのけぞりました。
ふつー、「作家」ってのは、最低でも書き上げた小説が世に出せるレベルだと認められ、その小説が雑誌に載るか単行本になってから名乗る肩書きじゃないですか?
(本書を読むと原稿を持ってあちこち回った事が書かれていて、まったく小説など書いたこともない人ではなかったようですが)

おいおいと思わず突っ込みそうになって。
そしてそれはたぶん「世間をおいしく生きてるんだろうなぁ」というやっかみの感情のせいだろうけど。

まぁ、それ以外にはあまり関心もなく、もともと自分の興味のあるジャンルの本を書いていたのでもなく、まったく手を出していませんでした。そして当人もいつの間にか消えていて。

バブル崩壊から20年。本書も奥付を見ると22年前の初版。
アレはなんだったんだろ、なんてちょっと興味を持って、もちろん百均という事もあって、一緒に並んでいた「おいしい水」と一緒に買ってみました。2冊で200円。

 

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2011/07/09

新アニメ『輪るピングドラム』

さて、今期のアニメがいろいろ始まりつつありますが。
どうしようかと考えてます。

まず、今見てるアニメは前期からの2クール作品が多いってこと。前期から見てる「花いろ」「タイバニ」「日常」、3作品も2クール作品でした。こんなの珍しいです。んで、この3作品追いかけてるだけで結構大変ですし(つかそろそろ積読化しつつある)、今期はどうもぴんと来る作品も見当たらなくて。

そういう中で『輪(まわ)るピングドラム』は楽しみにしていました。なんとなく実験作の匂いがしますしね。
私は実験的な作品が好きです。シャフトアニメがすきなのもそういう部分のせいかと。という訳で楽しみにしていました。

朝、出がけに1度ざっと見したくらいですが、なんか面白そうな、ワクワクする作品でしたよ。

(以下ネタバレゾーンにつき)

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2011/07/04

万有公演『夢(トポス)の国シンクウカン』

昨日は高円寺の座・高円寺へ演劇実験室◎万有引力公演『ヴァリエティ狂想劇 夢(トポス)の国シンクウカン-寺山修司の「ラジオのための叙事詩」コラージュ構成による-』(いつもの事ながら長いね!)を見に行ってきました。

座・高円寺は初めて行く劇場です。中央線の線路際にあって、電車に乗ってると自然と目にしますし。2・3年前の高円人展で座・高円寺のコンセプトと建築模型の展示を見たような記憶がありますが。

大きくて、シンプルな感じのする劇場でした。質素でありながらその中でよく作られているというか。ま、重厚長大オペラハウス、みたいな建物は高円寺には似合わないでしょうし、いや、予算もあまりなかったのでしょうが。それでもこれからの「場」をつくる意気込みというか。
この座・高円寺のある場所にあった昔の建物についての文章をほんの少し前読んだ記憶がありますが…。思い出せないや。

なんかふつーに劇場っぽい場所での万有公演って久しぶりの気がします。
客入れで席についてからトイレに立てる万有公演ってほんとなんか変な感じ。

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2011/07/01

ブルーレイについて

前回のブログで、『タクシードライバー』がPC用BD/DVD再生ソフト「PowerDVD8」で再生できなくて、最新版の「PowerDVD11」を購入したという話を書きましたが。
ネットでいろいろ調べると、どうやら8でも見られる可能性のあるやり方があったようです。そっちを先に試してみるんだった。が~んだな。

ま、ちょっと調べてみると、どうやらそういったBDと再生ソフトの相性問題、けっこうあるようです。BDの新仕様に対応してないとかそこらへんが原因なのかな?BDの仕様的なことはよく解らないのですが。

あと、家電プレーヤーとかどうかなとかとも思ったりもします。古いブルーレイプレーヤーで新しいブルーレイソフトが見られないとかなったら悲しいかと思います。
私なんか1万ちょっとのソフトの更新すら断腸の思いでしたから。さらに高額のプレーヤーの買い替えとなると。

そしてさらに残念だけど、そういった「ややこしい事」がブルーレイの普及を妨げたり、ソフトの買い控えを起こしたり、そうなったりするんじゃないかと心配します。

ここらへんは家電プレーヤーメーカーさん、PCソフトウェアプレーヤーメーカーさん、そしてソフトリリース元がきちんと検証作業をやって、「このプレーヤーではこのソフトは再生できません」ってきちんとリストを公開することが大切なのではと思います。

そうしなきゃびくびくしながらブルーレイソフト買うなんてヤですよ。
大抵の人はそう思うのではないかと思いますです。

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