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2011/06/23

「ジェリー・アンダーソンSF特撮DVDコレクション」

ディアゴスティーニの「ジェリー・アンダーソンSF特撮DVDコレクション」の創刊号というのを買ってみました。
分冊百科系の本で、ジェリー・アンダーソンが手がけた人形劇・特撮作品を紹介する本のようです。付録DVD(つかこっちが本体のような気もしますが)には氏が手がけた『サンダーバード』『謎の円盤UFO』『キャプテン・スカーレット』『海底大戦争 スティングレイ』『ジョー90』が収められ、全冊揃えるとここに挙げた全ての作品の全話が揃うそうです。

どれも懐かしい大好きな作品。とくに『サンダーバード』は別格。故郷では『サンダーバード』と『トムとジェリー』の再放送はしょっちゅうあって、中学あたりまで(かな?)ほぼいつも見てました。最初はNHKだったけど、あとから民放がやるようになって。ただ、1時間番組だと放送しにくいのか、1つのおはなしを前後編に分けて放送されてたかと。
サンダーバードにはかなり影響を受けています、私。写真嫌いとか妙な秘密主義とかね(笑)

ま、そんな思い入れ。

近年も再放送を見たりしましたが。その特撮は今でも色あせてないと思います。いや、私はこういうミニチュアの味の残った「特撮」が好き。CGI全盛の今時の特撮はどうもあまり好きじゃないです。もちろん映像作品として見ればリアルに越したことはないけどね。ただやっぱりスタッフさんの苦労とか想像させる、「よく作ったな」と感心させるミニチュア特撮のほうが。いや、CGI特撮だってプログラマさんやオペレータさんのご苦労の賜物なのでしょうが。

本書は隔週刊、お値段は1790円、創刊号は特別価格790円。で、全54巻になるそうです。
となるとトータルのお値段は790円+(1790円×53刊)で95,660円ですな。バインダーとか追加購入しなきゃいけないかもしれませんが。ただ、『サンダーバード』だけ揃えたいとなったら1~32巻まで揃えればいいみたい。そうすれば56,280円。『サンダーバード』じゃなくても、好きな、思い入れのある作品だけ揃えてあとはおまけ、と考えると少しは安上がりにできると思いますが。

それにしても5作品全話収録でトータル95,660円。金額的には二の足を踏みます。
それだけのボリュームでそのお値段で安いのは理解しているのですが。
たとえばAMAZONだと『サンダーバード』のDVDシリーズが全話で5万円台後半のようですし。
ま、いったん買い始めて最後までのお付き合いとなったら月3580円、だいたい2年くらいのお付き合い。
かなり迷いましたが、創刊号特別価格790円をとりあえず買ってみました。

創刊号には『サンダーバード』第1話「SOS原子力旅客機」と『謎の円盤UFO』第1話「宇宙人捕虜第一号」がついてきます。それぞれ薄型のDVDケースに収められています。1枚のDVDに2つ収められてたり、ひとつのケースに2枚収められてたりとかじゃないです。コストは上がるでしょうが、あとから作品別に並べておくのに便利かと。

『サンダーバード』第1話「SOS原子力旅客機」。

今回見るにあたりまず心配になったのは吹き替えの件。サンダーバードの何度目かの再放送で、声が違うのを見た記憶があるんですが。改めて調べてもそういう記述は見つからなかったので、私の記憶違いかと。どうやら映画版と勘違いしていたようです。

あと、実は日本での放送時、カットされたシーンがあったとかで、それも収録されているようです。もちろんその部分は吹き替えがないので、原語で日本語字幕というかたちになってます。カットされたシーンがあったってのも初めて知った知識でした。

ああやっぱり懐かしいですなぁ!

特撮なんて今見てもド迫力です。やっぱりキレイキレイ、ピカピカじゃなくて、ちょっと“汚し”が入ってるのが迫力の元なのかなぁ。模型用語で言えばウェザリングか。ウェザリング自体がモデラーが模型を作る上での常識になったはそれからだいぶ経ったころと思いますが。

昔読んだ岡田斗司夫の本によれば(今手元にないのでうろ覚えですが)、サンダーバードの特撮は日本の特撮業界にも大いに衝撃を与えたとか。もっとでかい撮影用プールが要ると思った関係者もいらしたそうですが。ただ、実際のサンダーバードの特撮はもっとこじんまりとした設備だったとか。創意工夫で大迫力の特撮に仕上げたとか。

カットシーンがあったというのはほんと40年以上を経て知りました。それもまた収穫であります。

んで、『謎の円盤UFO』第1話「宇宙人捕虜第一号」。こちらは生身の役者さんのお芝居とミニチュア特撮の作品になるわけですが。

『謎の円盤UFO』も見てました。熱心にという訳じゃなかったと記憶しています。っていうか『サンダーバード』を作ったところと同じところの作品という認識もなかったかもしれない。全体として「結末がどうだったか」も憶えてないor知らないですし。

まぁほんと、「あの頃のSF」って感じがして懐かしかったです。ムーンベースの女性陣の銀色の服とか。そう、あの頃、未来の人はみんな体にぴっちりした銀の服を着てると思ってたあの頃。

しかし時代設定は1980年とか。製作年の70年の10年後という設定。けっこう近未来だったのだなと。

女性陣のセクシーシーンとかもありました。そこらへんは当時まだ色気づいてなかったガキには気づくことがなかったところかも。

こちらも日本放送時にカットされたシーンがありました。そういうのってけっこうあるんだなと。

しかし、この設定だと人類はUFOを水際で食い止めるしかできませんな。母星に乗り込んで徹底的にやっつけるなんて事は不可能。また相手が本気出して人類を滅ぼす気で乗り込んでくるなら万事休すっぽいですが。

という方向で両作、楽しめました。

あと、面白かったのが、『サンダーバード』の方だとファイアフラッシュ号が東京行きみたい。(吹き替え台詞の方で気がついたので、原語だと違うかもしれませんが)
それと『UFO』の方でちらと写るレーダースコープに日本列島がアップで映ってました。日本でのジェリー・アンダーソン作品大ヒットを受けたサービスカットなのでしょうか。

できる限り最後までお付き合いしたいと現状、思ってます。
まぁたぶんどっかで息切れすると思いますけど…。

そしてまた『サンダーバード』みたいなミニチュア特撮人形劇がまた作られないかなぁと思うのですが。もう時代の流れ的に無理なんでしょうか。

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