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2011/03/23

『魔法少女まどか☆マギカ』第10話

『魔法少女まどか☆マギカ』第10話「もう誰にも頼らない」、ネット配信版を見ました。

(以下ネタバレゾーンにつき)

地震のせいで関東では10話以降、関西では11話以降、放送がお休みになってますが。まぁ10話見ると津波後の廃墟っぽい街がチラッと映ったりしてますけど。でもそう自粛すべき内容でもないと思うのですが。ただ、早期の放送再開はL字とかもあるだろうけど。ここらへん何とか放送してくれないものでしょうか。ネット配信版はやっぱ画質が落ちますしね。4月以降にずれ込んでも放送お願いしたいところなのですが。いや、まどかマギカに限らず放送休止になってしまっている深夜アニメ全般として。

さて、9話で美樹さやかと佐倉杏子が刺し違えて退場。そういうかたちでおはなしにひと段落つきました。それを受けての10話は過去話というか、暁美ほむらがどうしてあれだけ鹿目まどかに思い入れてるかが明らかになる回でしたね。おはなしの根幹に関わる回だったかと。

世界観としては時間ループ物、あるいはパラレルワールド物になるのかな?

発端としてはまず、心臓病で長期入院していた暁美ほむらが中学校に復学する、と。そこで鹿目まどかに出会う、と。保健委員だった鹿目まどかは彼女の世話をしてお互いの事を憶えるのだけど。

ある時、魔女の作った異空間にほむらは飲み込まれます。彼女を救ったのは魔法少女である鹿目まどかと巴マミだったと。それがきっかけで暁美ほむらと鹿目まどかは親しくなったと。退院したてでひとりぼっちのほむらの唯一無二の親友になったと。その時点ではまだほむら自身は魔法少女にはなってないのだけど。

そしてワルプルギスの夜。超強力な魔女が襲ってくる日、まどかとマミは魔女に負けて死んでしまうと。
その時、すべてをやり直したいという願いと引き換えにほむらは魔法少女になり、時間を巻き戻して(あるいはパラレルワールドに移動して)、彼女の退院日に行ったと。まどかを守るために。

しかし時間を巻き戻して、違うパターンで行動しても、まどかが死ぬ、あるいは魔女化して世界を滅ぼす結末は変えられなかったと。そして、ほむらの時間移動能力はまどかに関して破滅的な結末を迎えると発動し、ほむらの退院日(前日だったかも?)に移動すると。そうして数回の時間移動を繰り返して今のまどかマギカの時系列のおはなしになっていると。(本編には描かれないループもあったのかな?)

まぁそういう世界観のおはなしだったようで。

これでほむらがまどかにあれだけ執心する理由も明らかになりました。あと、ほむらの武器は魔法で作った物ではなくて、本物の銃器をやくざの事務所?や軍事基地の武器庫から時間停止の能力を使って盗んできたものなんですね。で、彼女が左腕に着けてる小型の盾(バックラー?)に収納している。たぶん自衛隊や在日米軍が所有している個人用火器ならすべて調達できるかなと。あと爆弾は自作しているようですが。薬品会社の娘さんなのかしら?あるいは自衛隊関係?ほむらの家族はまったく描かれないけど。

そして、ほむらがあれだけ冷酷と言っていいほどクールに振舞うのは今まで失敗してきたループのせいのようです。誰にも頼らず自分ひとりで事を解決するしかないと。

しかし今回やっとまどかの魔法少女姿が出てきましたね。終盤の10話にして。

まどかの魔法少女としての能力がループするたびインフレーションを起こしているようですが。最初はワルプルギスの夜の魔女をマミと共闘しても倒せなかったのに、回を重ねると魔女を一撃で倒してしまうと。その代償にまどかは魔力を使いきり、ソウルジェムを濁らせきってしまい、世界を滅ぼすくらいの強力な魔女になってしまいましたが。

じゃあ、今回のループだとまどかはワルプルギスの夜の魔女を倒してもソウルジェムが濁りきらないレベルの魔力を持っているのではないかな?んで、ワルプルギスの夜の魔女から得たグリーフシードでまどかソウルジェムを浄化すれば当座は何とかなるのではと。定期的にソウルジェムの浄化は必要だろうし、そのために魔女が必要だし、さらにその生贄になる人が必要でしょうが。

しかしこの魔力のインフレーション現象はほむらが望んだからそうなったのでしょうか(あるいはご都合主義かもしれないけど)。だとすると、少しづつでもループを繰り返しさえすればほむらが望んだ状況に持っていけるのかな?

最終的、究極の解決法はキュウべえたちが人類に「魔法少女-魔女」システムを持ち込む前にキュウべえの母星を粉々に砕くことだろうかと考えるのだけど。時間移動能力を持ったほむらと「宇宙の法則を捻じ曲げられるほど」のまどかの能力を以ってすれば可能かもしれないな。で、宇宙が終わるというキュウべえ側の言い分もまどかの能力で「宇宙の法則を捻じ曲げ」れば解決する。
しかしキュウべえ側もそこまで手を出せないように考えているかもしれないけれど。だいたいループの開始はもうそのシステムが人類に持ち込まれてしまっている日だし。でも、それ以上に時間を遡れれば。

そうなってしまえばもう「魔法少女」という存在自体なくなるかな?タイムパラドックスはどうなるかは判らないけど。だいたいタイムパラドックスって考え出すときりがないしややこしいし。そこらへんはご都合主義でいいと思うのだけど。(『世紀末オカルト学院』みたいに)

んで、その、魔法少女自体が存在しない世界にリセットされ、魔法少女に関するすべての記憶を持ってないまどかとほむらは出会い直すとか。そういうケリのつけ方だといいなと思ったりもします。(まぁ私自身はタイムパラドックスとかあるから時間旅行物はちょっと苦手ですけど)

あるいはまどかとほむらは親しくなることはないという結末のつけ方もいいかも。だいたいまどかとほむらが仲良くなったきっかけって、ほむらが魔女に襲われるところをまどかたちが助けたからだし。ふたりがすれ違ってジ・エンドとかでも、いい感じにほろ苦くていいかも。

そういう収め方を想像したりするけど、もちろん本編はそういった予想のはるか上を行く展開になるのでしょうね。ほんと鬱展開は苦手ですが。でもやっちゃうんでしょうね。そしてそれから目が離せないんでしょうね。

しかしやっぱりきちんと放送して欲しいものです。それと引き換えに魔法少女になるつもりはないけどね。いや、あたしがなると魔法オヤヂか。確か篠房六郎さんにオッサンが魔法少女になるって漫画があったと記憶していますが。

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