会社が、潰れかけ。
あまり愚痴っぽい事を書くとまた頭の中の小さな会長に叱られそうですが。
書けば少しは気持ちが楽になるかな、と。
勤務先でとうとう希望退職者を募り始めました。
希望退職か給与カットという方向。
ま、10年くらい前から勤務先の売り上げが右肩下がりになっているのは知っていました。
今はもう往時より何分の一かの売り上げになっていることも知っていました。
このままだと会社はかなりやばいことになることも知っていました。
「そろそろ転職とか考えないとな」とは思っていました。
社長が酷くナーバスになってるのも見てました。
しかし、何もやってませんでした。
もちろんそれは自己責任というものかと。
しかし、ほんと、今まで先送りにしていたこと、ずいぶん先のことだと思っていたことが、一気に近くなった心地がします。
例えば地震だって。
上京して以来ずっと、「いつかは関東大震災のような大地震に遭遇するんだろうな」とはぼんやりと思っていましたし、それが不安でした。地震とかあると、それがだんだん酷くなっていって、関東大震災になるのかといつも恐怖してました。
ただ、収まると、またいつもの、漠然と「先のこと」、と考えるようになって。
しかし、ま、ほんと、なんかダマになってやってきましたな。
でも、私は日本冒険小説協会の会員です。さまざまな困難を人々が克服していく小説を愛好し、彼らに憧れていたはずです。そして、末席ながら、そういう時でも気位を失わないように、会長からご薫陶を受けていた身のはずです。
まずは希望退職に応じるかどうか、期限が迫っていますが。
ほんと、どうしようかなと悩んでいます。
去るも地獄なら、残るも地獄。だいたい、残ったって会社がどれだけ存続するかわかりません。
しかし、退職するにしても退職金の原資さえありません。きちんと退職金が支払われる可能性がどれだけあるか。
まぁ、地獄と思うから地獄なのかな?
やり直すチャンスかもしれない。そう思えれば。
もう冷静さはだいぶ欠いているかもしれません。
冷静になれないならせめてその自覚を。
ま、命まで取られることはないと思いますし、やって行くしかないですな。
(あと、どなたかよろしければ拾ってやってくらはい…)
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