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2011/02/20

『魔法少女まどか☆マギカ』第7話

さて、お次は『魔法少女まどか☆マギカ』第7話、「本当の気持ちと向き合えますか?」。
(以下ストーリーに触れつつ書いていきますのでネタバレ注意)

第7話ということで1クールアニメなら折り返し地点の筈なんですが。今回もまどかは魔法少女にならなかったですな。

第6話で魔法少女の持ってるソウルジェムというのは、肉体から切り離された魂を封じている物という「聞いてないよ~!」設定にショックを受けた美樹さやかですが。どうもそれもあって、大好きだった上条君との恋愛を諦めて、彼のことが好きなクラスメイトに譲ろうとしているようですが。

当人じゃないから解らないけど、なんでそんなに「サイボーグブルース」を歌うかな?

人のかたちを失ったわけじゃない、心臓の鼓動や肌の温もりを失ったわけじゃない。ご飯も食べられるみたいだし。
上条君とだって手も繋げるし、キスもできるし、たぶんセックスもできるし、魂関係の問題があるからよく解らないけど、うまくいけば赤ちゃんだって生めるんじゃないかしら?

だいたい魔法少女になった時点で普通の女の子じゃなくなってると思うけど。

ここらへんはおはなし的にどうかとちょっと思ったり。ま、キホンそういうのは気にさせずお話はぐいぐいと進んでいくのですがね。多少の疑問なんて勢いのあるお話ではそう気になりません。
逆に面白くない、退屈なお話ならそう疑問に感じることではなくても気になったりもします。

また、そのことが登場人物たちにショックを与えることなら、キュウべえはともかく明美ほむらがなぜ話さなかったかと視聴者にツッコミを入れられることを想定しているようなやり取りもありました。そこらへん、シナリオライターさんの"顔”が見える部分ですね。ツッコミを気にしてる。スルーしてもさほど気にならない部分ですが。

だったら魔法少女になる前に一席設けて時間をかけてクドクドクドと魔法少女になるデメリットをさやかやまどかに説明すべきだったんじゃないかなと、ほむらは。口下手なのかしら?

ソウルジェムの秘密を知って落ち込むさやかに同情し、自らの過去、魔法少女となったきっかけを話す杏子。そして最後はさやかを助けに行く杏子。ちょっと涙出たな。

杏子もまた外面は強がってるけど、内面は優しさを持ってるし、生きていくことのつらさも感じているようです。冷酷に徹することのできない暁美ほむらと同じく。それが脆さに繋がって、窮地に陥らないといいのだけど。しかしほんと「If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.」(レイモンド・チャンドラー『プレイバック』)だなと。ハードボイルドだど!

しかし、杏子って『さよなら絶望先生』の風浦可符香(P.N)をかなり意識したキャラだと私は思うんだけど、どうだろう?可符香の本名は作中は出ないんだけど、赤木杏じゃないかという考察がありますし。杏と杏子。中の人同じだし。ふたりともカルト的な部分もあるし。杏子の表の冷酷さと裏の優しさが反転したのが可符香のような感じがするんですが。

ちなみに今回ラストの血涙を流すさやかの姿、も『さよなら絶望先生』を思い出させました。俗第1話のハマショーの仮面とかね。

しかし巴マミの存在が、マミの死が、かなりさやかに重圧をかけてる。引け目というかたちで。
ひょっとしたらそのことがさやかに決定的な破綻をもたらすかもしれない。そこらへんのお話の作り方がすごいです、面白いです。

しかし巴マミは3話で死んでしまった登場人物ですが、視聴者に強烈な印象を残したようですな。つか私もそうだけど。ネット上で見かける巴マミのイラストも多いし。

さて、ほんとどうなるか解らないおはなしですが。次回はどうなるんでしょうかね。
さやかも何とか自分を取り戻して欲しいと思いますが…。

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