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2011/01/17

新アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』

さて、今期の新アニメの話、今度は『魔法少女まどか☆マギカ』です。
第2話まで見ました。

新房シャフトのアニメが好きです。新房シャフトを意識しだしたのは『ぱにぽにだっしゅ』あたりかな、それから『さよなら絶望先生』シリーズで本格的にはまりました。『さよなら絶望先生』と『それでも町は廻っている』は原作本も買うようになりました。

新房シャフトの魅力は、そうですね、やっぱり癖のある独特の演出、画作りといったところでしょうか。どこか前衛的っていうか。アートっぽいというか。個人的に実験映画が好きなこともあり、そういうタッチが好きではあります。

ただ、蒼樹うめ原作の『ひだまりスケッチ』はちょっと受け付けないんですよね。3作作られているくらいだから一般的には人気シリーズだとは思うんですが。やっぱ自分は荒んでいるせいか、『ひだまりスケッチ』みたいなほのぼのはどうも受け付けられないっぽいです。ほんと「陽だまり」的なものは苦手。どこか毒があったり殺伐としたところがないとダメっぽいです。(決して蒼樹うめ作品をディスってるのではないのはご理解ください。むしろこういう作品を受け入れられない自分は問題があるなぁと思ってます)
『魔法少女まどか☆マギカ』はその蒼樹うめがキャラクター原案のようです。

さて、おはなしなんだけど。

主人公は鹿目まどか、中学二年生。弟がひとりいます。
エエとこのお嬢さんっぽいです。お屋敷っぽい自宅。母親はバリバリのキャリアウーマン。父親は主夫やってるみたいだけど、在宅でできるなんか「クリエイティブ」な仕事もやってるかもしれない。まどかはエエトコの学校に通っているみたいです。

第1話冒頭、まどかは荒涼としたビル街で戦う魔法少女の夢を見ます。彼女はもう負けてしまいそう。小動物の姿をした妖精が現れ、それは彼女が選んだ道でしかたないこと、でも、まどかが魔法少女になってくれたらこの運命も覆せるかもしれないと語ります。

んで、登校するまどか。その日彼女のクラスに転校生がやってきます。名前は暁美(あけみ)ほむら。まどかは驚きます。その転校生は夢に出てきた少女そっくりなことに。

放課後、まどかは彼女にテレパシーで「助けて」と語りかけてくる声を聞きます。その声に導かれるまま、ビルの内装工事現場に足を踏み入れるまどか。まどかの前に、その夢で見た妖精が姿を現します。名前はキュウべえとか。キュウべえは怪我をしているようです。

キュウベエを殺そうとしているのは暁美ほむら。助けに現れたまどかのクラスメイト、美樹さやかの助けもあり、何とか逃げ出したのだけど。しかしふたりの周りに異空間が広がり、ふたりは閉じ込められてしまいます。どうもその異空間は「魔女」が作り出したもののようです。

そこに現れたのがもうひとりの魔法少女・巴マミ。彼女のおかげでふたりとキュウべえは窮地を脱します。

キュウべえはまどかとさやかのふたりを魔法少女にならないかと勧誘します。魔法少女ととなって、この世を悪い方向に向けようとする「魔女」と戦わないかと。それは大変な、命がけのことだけど、その見返りに何かひとつ願いを叶えてあげると。
巴マミはふたりの通う中学校のいっこ上の先輩、そして、マミもまたキュウべえに勧誘されて魔法少女になったようです。

第2話の時点ではまどかとさやかはまだ魔法少女になることは受け入れていません。たぶん受け入れる流れになるとは思いますが。マミの「魔女」との戦いっぷりを見学したりしてます。

うん、面白かったです。まだ2話の段階だけど。

新房シャフトですから一筋縄で行かないお話にもって行くかと思います。

まず、ほむらの存在。彼女はキュウべえを目の敵にし、まどかたちが魔法少女になるのに反対しているようだけど。それはたぶん「猿の手」的な意味じゃないかなと現時点では思うのですが。

魔法少女として魔女と戦うのは命がけ。しょっちゅう死にそうな目に遭ってる、そして、そのうち魔女に破れて死ぬ運命と自覚してしまっている、だから誰かが安易に魔法少女になるのは反対だし、気安そうに勧誘しているキュウべえをやっつけようと思っている、とか。

まぁ、そんな感じかと思うのですが。そりゃ、魔法少女ものって魔法少女がいくら苦労したとしても最終的に勝つのはご都合主義でしょう。そんなムシのいい話なんてほんとはあるわけない。
ま、たぶんこの予想は外れてると思うけど、こっちが考え付くぐらいの予想なんて軽く凌駕したのを見せてくれると思ってるけど。ただ、鬱展開は行くだろうなと思ってます。

新房シャフトの演出の進化もしっかり堪能できます。

たとえば『それ町』あたりで見せた超ローアングルとか。あるいはまた劇団イヌカレーのおどろおどろしい切り絵みたいなアニメとか。劇団イヌカレーのアニメが今作では魔女の作る異空間として効果的に使われてます。

まだ巴マミのバトルシーンしか魔法少女のバトルシーンは本格的に出てないのですが。彼女の得物は白いフリントロック(マッチロックかもしれないけど)の銃です。それを無数に(単発式だから)出現させて撃ちまくります。イヌカレーの異空間とあいまって、なかなかによいです。

キュウべえがまったく無表情というのも不思議な演出。魔法少女ものお供の妖精は表情豊かで動き回るものだと思いますが。しゃべる時口さえ動かしません。それはテレパシー使ってるからなのですが。

ほんと、鬱展開の予感を濃厚に漂わせつつ、面白いです。
展開を楽しみに。

ところでタイトルにある「マギカ」の意味はいつ明かされるんだろう。「まどか」はまどかのことなんだろうけど。

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