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2010/12/08

青葉市子さんのワンマンライブ

昨日は表参道のEATS and MEETS Cayというところで青葉市子さんのワンマンライブ「空(から)より殻からの景色」というのを見てきました。

終業後、会社を飛び出してCayさんへ。Cayさんはレストランシアターという感じの場所。東南アジア系のエスニック料理のお店らしいです。料理もおいしかったです。でもやっぱりオサレな雰囲気が私にとってアウェー感でありましたが…。

ステージ上にはギター用にセットされた椅子。それからピアノも出してありました。
ピアノはかなり年季の入った風情。舞台奥の壁画も1984年?のサインがしてありましたし、かなり古いお店になるのでしょうか。

「空(から)より殻からの景色」というサブタイトル、ちょっとさみしいですね。
「空(から)」。そういえば数年前、イメージフォーラムフェスティバルで「空(から)の箱」という映像作品を拝見したのを思い出しました。ひとり暮らしする男の、なんでもない一日を描いた作品。誰が尋ねてくるでもなく、ただ淡々と一日を送る男の生活。私もそう過ごしているようなひとりの一日。それを映像作品として描ききってました。

いや、閑話休題。

お客さんは満席状態。後方には立ち見の方もいらしたようです。
私は開場後しばらくしてから入ったのですが、それでもいい場所に座れてありがたかったです。
おいしい料理をいただき、お酒も少し飲んで、いい気分になったところで開演でした。

当日は2部構成でした。2部でお色直しがあったのはさすが女の子のライブっぽいかと。

青葉市子さんのお歌。ほんと、和みまくります。(退屈とか悪い意味じゃなく)いい意味で眠くなってきました。
私、ほんとの眠りを眠れてないと思います。それこそ休日とか丸一日寝ても、心身のそこのほうに疲労が澱のように凝り固まっているのを感じます。ほんとうの眠りを眠りたいといつも思っているのですが。
青葉市子さんの歌は、心の底に凝り固まった疲労をほんの少し解き解してくれます。たぶん、もっと解れてくれたら、私はほんとうの眠りを眠れるのかなと思います。

まだ自分でもはっきりとは言えない、判らないのですが、青葉市子さんの歌のそこにはどこか“いたみ”があるような気がします。そして、私を安らげさせてくれるものは、どこか底のほうに“いたみ”を内在させてるものじゃないかと思ったりします。そういうのが共通項としてあるのではないかと。そこらへんはほんと、まだ定かじゃないけど。

2部の最初、青葉市子さんがちょっとだけピアノを弾きました。歌はなかったですが。ピアノの演奏は初めて拝見したのでよかったです。

青葉市子さんのいちばん好きな曲は「腸髪のサーカス」なのですが。これはどこか自分の事を歌った歌のように感じられます。その“いたみ”も含めて。「埃臭いマグカップは温かい珈琲もいらないと言うように黙ってそこを動かない」なんかあたしっていつもそんな感じっぽいです。
どうも私は暖かいのが苦手。暖かいのに(変な言い方だけど)ガマンできるようにならないとこれからの人生きついばっかだとも解っているのですが。

演奏された曲たち。青葉市子さんのファーストアルバム「剃刀乙女」に入ってる曲も入ってない曲もありました。そろそろ音源が欲しいと思っている曲もあります。MCによると11月頭にレコーディングして、近々新アルバムも出るそうで、そちらに入るようになるかな?楽しみに待ちましょう。

まだアルバムに入ってない「日時計」もお気に入りの曲です。

先日、「世界の車窓から」で青葉市子さんが音楽を入れた回があったのですが。それも聴きたかったなと。こんどの新アルバムに入るといいなと思ってます。

某カヴァー曲メドレー。せ、選曲が…。なんか青葉市子さんの年頃というより、あたしぐらいの年齢の人が選びそうなセンス。青葉市子さんのご両親世代の選曲というか。
青葉市子さん、大貫妙子さんがお好きだとか。大貫妙子さん、妹が好きだったのでちょっとぐらいは知ってます。しかし、よく考えたら妹が大貫妙子をよく聴いてた頃って、青葉市子さんが生まれる前なんだよなぁ…。

しかし、ほんと、ワンマンライブってのはかなりのプレッシャーだと思います。
あれだけ大勢のお客さん、みんな自分目当てというのは大変だろうなと。

という方向でライブを楽しみました。

先週末は土日ともお弔いのお手伝いだったし、だいぶ疲れていたのですが、やっぱり行ってよかったです。

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