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2010/09/29

今期のアニメは

今年の夏クールも終わりですな。

今期のアニメで最後まで見たのは『世紀末オカルト学院』『みつどもえ』『生徒会役員共』の3作でした。感想をちょっと書いてみたいと思います。

『生徒会役員共』。「なにこのスケベ親父ネタギャグ?」ってのが第1話の感想でしたが。それでも何となく最後まで見てました。気楽に流し見するのにちょうどいい塩梅だったのかもしれません。そして何よりも私自体スケベ親父だし。
そして、やっぱり演出が、「見せ方」というのがうまかったのだと思います。なんていうのかな作品の「息遣い」がよかったのかと。
実験映画とかでも日常のありふれた風景を映しているのになぜか見入ってしまう、飽きないって作品がありますが。そういう作品って作品の「息遣い」が絶妙なのだろうと思います。それと同じような意味で。

『みつどもえ』。これは第1話のチクビネタとか、そのはっちゃけぶりが良かったです。第2回の尿ネタはさすがにちょっと引きましたが。
しかし、『みつどもえ』のギャグパターンって、あるキャラの発言や行動が周囲の人から勘違いされ、それが転がっていくというものが多かったですな。

これって、よく考えると、「伝えたいことが自分の思い通りに伝わらない」という“コミュニケーション不全”ですね。そう考えるとちょっとさみしいかも。私も口下手なのかそういう経験がよくありますし。いや、ほんとは私は底意地の悪い人間で、自分じゃそう自認してないけど、周りの人間には見透かされてるのかも。

でもまぁそれを逆手にとって、ギャグに仕立て上げてるってのは。普段から自分がうまく伝えられない人にとってはそれを笑い飛ばす効能があるかもしれません。

今期いちばんだったのは『世紀末オカルト学院』でした。
いや、最初はあまり期待してなかったんだけど。なんか際物、オカルトネタを毎回面白おかしく紹介するような作品かと思って。

やっぱ11話からのどとーの展開が凄かったですな。ただほんと、ちょっと目線を変えれば「ご都合主義」「超展開過ぎ」とか突っ込みどころ多々なのですが。しかしそれをあまり気にすることなく、最後には目頭が熱くなるようなエンディングに持っていけたというのは、監督の力量が凄いのだろうと。ちょっとも隙を見せずに視聴者を力技でねじ伏せきったのだなぁという。ほんと、ちょっとでも突っ込む隙を与えれば作品に対する感動はガラガラと醒めていったのではないかと。

だから、ただやっぱり、ちょっと構成とか煮詰めた方がよかったかなと。あいだの小エピソード部分とか、ダレる部分もあったし。何しろ世界滅亡を防ぐというお話の大筋なんだから、緊張感というのが底流にあるかと思ったのだけど、それがなんか途切れた感じになっているような。

ほんと、怪作であったなと思いました。

しかし、タイムトラベル物ってタイムパラドックスとか考え出すと頭がややこしくなりますな。
そして、タイムトラベル物ってなぜだか不思議な「切なさ」を感じさせます。

来期はどんな深夜アニメがあるのかな?とりあえず私は『それでも町は廻っている』『荒川アンダーザブリッジ』2期のシャフトアニメ(今期シャフトアニメがなくてちょっとさみしかった)と『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』あたりを中心に何作かチェックしてみたいと思ってます。
ただほんと、私は週3本くらい見ればおなかいっぱいになる方なので。

あとは6月から始めたPCの地デジ化。今期はPCトラブルで録画した番組が見られなくなったりしましたが。おかげで痛い思いをしながら地デジキャプチャパーツの使い勝手も身についてきたし、来期は地デジでしくじらないようにしたいと思ってます。

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