瓏砂さんの展覧会
昨日は初台の画廊珈琲Zaroffさんへ人形作家・由良瓏砂さんの展覧会「テトラクテュス変容」を拝見してきました。
Zaroffさんは初台駅から歩いて数分のところ、ちょっと奥まった一角。五叉路に面した小さな楔形のおうちでした。1階が喫茶スペース、2階が画廊スペース。もしひとり暮らしで家が持てるなら、こんなのがいいなぁというこじんまりとした感じ。喫茶は10席くらいかな。外側は黒、内装は木造りのこじんまりとした感じ。石膏像とか置いてあって、本棚には美術書とか並んでいて。
お店の中を通って、急な階段を上がったところが画廊スペース。
瓏砂さんの球体関節人形やボックスアートなどの作品が展示されていました。
おなじみのお人形もありました。ふたりがお腹のところでくっついて、まぁるい胴体になってる人形。アンドロギュヌスを現しているとか。
初めてお人形の展覧会に行ったのはいつだったかな?瓏砂さんとある方の二人展でした。その時は、そのもう片方の方の作品を拝見しに伺ったのだけど。そして、だから、瓏砂さんのことはまったく存じ上げなくて、作品もほとんど記憶に残っていないのだけど。ただ、瓏砂さんのそのお人形だけは、不思議なかたちをしていたので、記憶に残ってました。
それから数年が経って。いろいろあったなと。
そのお人形もその数年間を過ごしてきたのだなと。
下の喫茶店でコーヒーを飲んできました。
濃くて、おいしいコーヒーでした。
さいしょにタバコを吸うか尋ねられたので、吸うと言うと、灰皿とマッチを持ってきてくれました。お店の名前入りのマッチです。
喫茶店ってもうめったに行かないのだけど、マッチがあるというのは嬉しかったです。
もう反喫煙の時代だから、マッチを作る喫茶店ってのももう少ないんじゃないかしら?
私もいつもはライター使ってるけど、マッチの硫黄の匂いも好きです。
ちょっと初台歩いてみるかなと思ったけど、なんかやっぱりその気になれなくて、地元に戻ってスーパーで買い物をして帰宅。
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