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2010/07/05

地デジの道は茨道~4~

さて、アイオーデータのUSB2.0接続・WチューナータイプのPC用地デジチューナー、GV-MVP/HZ2Wをひと月ちょっと使ってきました。
まぁ、あまり良い使用感ではないというのが正直な感想です。ただ、ふつーに地デジを録画して、まるごとBD-RやBD-REに焼くなら特に不満はないのですが。

地デジのリアルタイム(録画しない)視聴中にプチノイズが乗るのは気がついてました。ま、録画用と割り切ればそう文句はないですけど。
しかし、ふと気がつくと、バックグラウンドでの録画中も、番組表データ受信中も、PCのサウンド全体にプチノイズが入ります。やっぱりどこか相性があるみたいですね。

でもとにかく録画には使えるし、録画の視聴時にHZ2Wが動いてなければプチノイズ問題も発生しないし、これで7月から始まる夏クールアニメをぼちぼち録画しようと思ったのですが。

ただ、ちょっと悩ましい問題があって。

GV-MVP/HZ2Wで30分物のアニメを録画すると3.6G弱の容量になります。で、1層BD-Rの容量が25G。だから、 25÷3.6=6.94…と微妙な数字。6本入るか7本入るか。
CM抜きとかできたら7本確実に入るのでしょうが。アイオーの地デジソフト・ mAgic TV Digitalには編集してBD-Rに焼く機能もありますが。しかし、どうもその機能はプアっぽいです。まず、追記ができませんし、アプリ自体も不安定っ ぽくて固まったりエラーを吐いたりします。

ここらへん、ちょっと悩ましい問題です。BD-R1枚に6本入るか7本入るかは。

私の地デジ録画の主目的は、深夜アニメの録画なんですが。1クールものならだいたい13話前後になります。BD-R1枚に7本焼けるなら、全13話なら2枚で済みます。6話しか入らないなら3枚要ります。つまり、必要なBD-Rが1枚増えます。それはちょっと始末が悪いなと。

6月に入ってアイオーから新しい地デジチューナーカードが発売されました。GV-MVP/XSWとか。私が最初に考えていたPCI Expressの内蔵型Wチューナーモデル。あと、ハードウェアトランスコード機能もついてるとか。H.264形式の動画とかに変換して録画できるとか。圧縮率を高めたり、ある程度画質を犠牲にしてビットレートを落としたりして、ディスクの容量を節約できるとか。

まぁ、ディスク容量は、今だと2TクラスのHDDが1万円切ってますし、差し替え式にすればぜんぜん構わないんですが。ただ、ブルーレイに焼くとなると前記の問題が解決しますな。30分物の深夜アニメ、1クールで2枚ですっきり。画質を見ながらビットレートをさらに落としてやれば1枚でも済むかもしれません。始末が大変よろしくなります。

まぁ、HZ2Wを私が買う前にリリースして欲しかったな…。
ま、HZ2Wを買って1ヶ月ちょっとでの買い替えというのでかなり悩みましたが、手を出してみることにしました。

アイオーのアナログWチューナーカード、GV-MVP/GXWは買うときちょっと高くて悩みましたが、買ってから5年以上愛用してきました。私のPCではケースの次に長期愛用しているパーツになってくれてます。地デジ移行がなければもっとずっと、壊れるまで愛用したいパーツです。XSWもうまくいけば長く愛用できるカードになってくれるでしょう。

…と、自分に言い訳をして秋葉原へ。
XSW、買ってきました。19K弱といったところ。
まぁ、ずっと使える品物なら、ね。

カードはあっさりした印象。私はアイオーのWチューナー&ハードウェアエンコード&トランスコード機能つきアナログチューナーカード、GV-MVP/GXWを5年くらい愛用しているのですが。XSWはデジタル放送のGXW後継機といった感じです。

GXWはいちぶ2階建ての大きなカード、いっぽう、XSWはサイズは大きめだけど、シンプルな感じのするカードです。カード上に目立つ大きなふたつのチップがそのハードウェアトランスコードチップのようです。1チャンネルにつき1個みたい。富士通製とか。

ちょっと前の地デジチューナーカードは地デジカードリーダーが別パーツになっていて、2スロット占有しますが(カードリーダはスロットに挿す必要はなく、ブラケットに固定するだけなので、取り付け方を工夫すればスロットを塞ぐことはありませんが)、XSWはカードリーダもカード上にありますので、1スロットの占有で済みます。PCI Expressカードですね。ビデオカード以外のPCI ExpressカードはSATA2カードに続き2枚目です。

同梱物はCD-ROMとインストレーションマニュアル、アイオーのデジタル放送視聴&録画アプリmAgicTV Digitalの基本的な使い方を記載したマニュアル、などのリーフレット。HZ2Wがコート紙のフルカラーや2色刷りだったのに、XSW添付のそれは紙質も落ちるしモノクロ印刷です。紙箱もHZ2Wと比べて薄手の紙になってますし、だいぶコストダウンされているなと。まぁ、私は箱とかマニュアルとかしょぼくても使えりゃいい、バルクでもっと安けりゃそれでいいって思ってますので気になりませんが。

で、本製品についていたゴーカカラー刷りの印刷物はB-CASのパンフだけでした(笑)。
お金、たくさんあるみたいね>B-CAS社。
しかしB-CAS社にまたお布施してしまったのが業腹ですな。

そうそう、取り付ける前に基板上のシールに記載されてるシリアルナンバーを控えておくのをお忘れなく。アイオーからアップデータをダウンロードする際、そのシリアルナンバーが必要になります。控えておかないとわざわざPCを開いて確認しないといけませんから。

まぁここらへんは手馴れたもので。マニュアル記載の通りドライバとmAgicTV Digitalをインストールし、ケースを開け、開いてるPCI ExpressスロットにXSWを取り付けて一丁上がりです。

XSWは地デジのほかにBSとCS110度に対応しているそうですが。私のところはケーブルテレビベースの共同受信システムで地デジが入ってますが、「パススルー方式」とかいう方式で入ってるそうですが、BSとCS110度はどうなってるか解りません。なので本稿は地デジ視聴&録画のみについて書きます。ちなみにXSWは地デジとBS&CS110度はアンテナコネクタが分かれてるので、混合されてきているご家庭なら、分波機というのが必要のようです。

(以下、途中でアイオーからドライバとmAgicTV Digitalのアップバージョンも公開されたので、それも使いつつの状態でのレポートです)

まず、(録画しない)リアルタイム視聴。これは問題ないっぽいです。HZ2Wの時のようにPCの音声にプチプチノイズが入る現象も起きません。

で、あと録画なんだけど。

100705_2

まず、mAgicマネージャDigitalからXSWの録画モードの設定ができます。これがたぶん録画のデフォルト設定になるのでしょう。

100705_3

あと、mAgicガイドDigitalの各番組の録画設定ダイアログから番組ごとに録画モードが再設定できるようです。今回、HZ2Wと共存させているので、デバイスをXSWと明示的に選択してやらないと録画モードは選べません。

ちなみにDR(Direct Recording?、つまりトランスコードなし?)とHR2(H.264AVCにトランスコード)とLP(いちばんビットレートの低いモード、DVD画質とか)で録画してみましたが。
HR2はDRと遜色ないです(ただし私の使っている21.5型ワイドモニターで視聴しての話で、大型モニターではどうなるか解りませんが)。LPモードはさすがに画質が悪く感じます。何らかの備忘録的な録画ぐらいしか用途はないかと。

ここで問題が発生しました。

この、HR2で録画した番組をBD-REにコピーしたのですが。PowerDVD8で再生しようとすると再生されません。画面が真っ暗なまま、音声だけが流れます。(-Rや-REメディアに焼いたものはmAgic TVでは再生できません。別途対応した再生ソフトが必要になります)
で、最初にDRモードで録画した番組をBD-REに書き込んで、その次にHR2で録画した番組を書き込んでやると画面が出るのは出るのですが、どうもアスペクト比が狂うらしく、16:9が4:3みたいになって表示されます。

もちろんmAgicガイドDigitalでHDD上の録画を再生する場合には問題はないのですが。
XSW(とアイオーのサポートソフト類)の問題か、PowerDVD側の問題か、原因は不明です。
PowerDVD側の問題なら、8から最新版の10にしたら直るかしら?そう思ってPowerDVD10の体験版をダウンロードしようと思ったのですが、PowerDVD10の体験版ではCPRMディスクの再生はできないみたい。哀号。

ここらへん、アイオー側の問題でしたら、直ちにFIXして欲しいところ。欲を言えばmAgic TV Digitalで録画したディスクまではmAgic TV Digitalで再生できるようにしてくれたら嬉しいのですが。

(以上のPowerDVD8での再生不可能現象はアイオーサイトで公開されている最新版のXSWサポートソフトウェアでの結果です。添付CD-ROMのバージョンでは確認していません)

それともうひとつ大きな問題として、mAgicガイドDigitalでの「編集してダビング(コピー/ムーブ)」ができないようです。もともと追記ができない(書き込み時にディスクは必ずフォーマットされる)とか、動作そのものが不安定とか、問題を抱えている機能ですが。CM抜きとかはできる限りしたいのですが…。

あと、番組表がところどころ空白になる「歯欠け」現象も起きます。これは何度も番組表データを再取得すれば何とかなるっぽいですが。

まぁ、まだまだ完成度が低いなぁというのが正直言ったところ。ソフトウェアの完成度レベルの問題だと思うので、時間を待てば何とかなるかしら?そうだといいのだけど。

ま、今クールからぼちぼち地デジを投入しています。同じ番組をアナログと地デジ、両方でとってバックアップ体制にしようかなと。
今はそういう使い方での安定性をテストして様子見中です。

やっぱり地デジ画質を体験するとアナログには戻れません。
ほんと、アイオーしっかりしてくれよぉ(涙)という気分です。

という方向でのアイ・オー・データ製新型デジタル放送チューナーカード、GV-MVP/XSWのとりあえず人柱なレポートでした。

P.S.
PCの環境
OS:Windows7(32bit) Home Premium
マザーボード:Gigabyte GA-MA785GT-UD3H
CPU:AMD PhenomII *4 945(3.0G*4)
メモリ:DDR3 2G*2
VGA:RADEON HD 4770(Catalyst10.6)

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