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2010/07/01

『対話の可能性#8』

昨日は渋谷のアップリンクへ。日比谷カタンさんのライブ&トークショー『対話の可能性#8』を見てきました。今回のゲストは宍戸留美さんでした。

宍戸留美さん。大昔からお名前だけは存じ上げておりますが。雑誌とかで見かけて。アイドルとして。(デビュー当時はアイドルとしてデビュー、それからいろいろあったようですが)

“アイドル”という存在。う~ん、雑誌とかテレビとかで見て「かわいいなぁ」とか思う程度のことはありますが、本格的にアイドルにのめり込む、誰かのファンとして活動するというという経験はありませんでした。

ま、昔っから少々冷笑的なあたくし。醒めた風を装うのが好きなあたくし。どうせレコードとか写真集とか買い集めて、足しげくコンサートに通っても。部屋中にポスターを貼ってそのアイドルの事を想っている時、とうの本体はどこかの、自分なんか足元にも及ばない金持ちイケメンとギシアンしてるもんだろ。どうせそのうち落ち目になって、脱いで、バラエティタレントとかで食いつなぐか、イケメン男性タレントかどこかの“青年実業家”と結婚して引退するもんだろ。と思ってました。

まぁ、酒井法子事件でその見方は変わりましたが。酒井法子が保釈される時に集まってきたファンの皆さん。その行動はいかがなものかと思いはしましたが。でも、ほんとのファンって、アイドルがオバサンになろうとも、他の男と結婚しようとも、クスリやろうともずっと応援するものなのだなって思って、彼らのことを尊敬しました。そしてまた逆に私はそういうところまで行ける根性はないから、自分はアイドルマニアとかにはなる資格はないなとさらに思いましたが。

とまれ、アップリンクへ向かうあたくし。渋谷はドラクエで言えばほんと「毒の沼地」です。ずんずん進むたびにHPを削られていきますよ。

到着、ややあった開演。お客さんもたくさん。

まず日比谷さんのソロライブコーナー。『いびつな月のはからい』や『ウスロヴノスチの切符切り』『終末のひととき』『ヴィリジアンゼラニウム~少女緑化計画』あたり。『対話の可能性』恒例のひとり芝居コーナーも。

筋肉少女帯のライブも大槻ケンヂのひとり芝居コーナーがありました。たとえば『いくじなし』あたりで、間奏をバックに始まるというスタイル。あれってまとめて音源化とか書籍化したのがないかなぁ。また聴きたいです。

そしていよいよ宍戸留美さんご登場。ガットギターの男性とご一緒に。黒いドレス。アダルトな雰囲気。数曲歌われて。フランス語の歌とかもありました。

そして日比谷さん、前回の『対話の可能性』のゲストだったツィッターの伝道師、津田大介さんもご登場。前回の『対話の可能性』で宍戸留美さんのファンだったと明らかになった津田大介さん。前回の『対話の可能性』で宍戸留美さんがサプライズゲストだったんですが。
津田大介さんはベースで演奏に参加されます。そして数曲。

今回入場時に真珠子さんの展覧会の案内状を貰ったのですが。なんで?と思ってたら、真珠子さんが宍戸留美さんの持ち歌のためにつくったアニメーション作品を流しながらの演奏もありました。
真珠子さんの作品は日比谷カタンさんのライブで拝見したこともあり、母檸檬さんのライブで拝見したこともあり、えと、いや、日比谷カタンさんと母檸檬さん対バンのライブでも拝見したことあったかな?ちいさな女の子が描く拙い絵っぽいアニメーションでした。

ライブコーナーのラストはふたたび日比谷カタンさんのソロ『対話の可能性』で〆。宍戸留美さんは声優さんでもいらっしゃるのだから、『対話の可能性』の台詞パートを宍戸留美さんでというのも面白かったかもとも思いました。

そして休憩を挟んでトークショーコーナー。
まず、日比谷さんと宍戸さん、それから津田さんも加わるというかたちで。
宍戸留美さんはライブのときとは衣装と髪形を変えてお色直し。
ここらへん、ほんとプロでいらっしゃるなと。

トークの内容はあまり憶えていません。どうも鳥頭化が進行中であるのと、ひとつのテーマについて熱く議論というより、四方山というスタイルでもありましたし。

私は宍戸留美さんをアイドルとは知っていましたが(じつは宍戸錠の娘さんとおもこしていました…)。アイドルとしてデビューしてすぐに所属事務所をやめ、独立独歩でいろんな表現の現場で?活動されてきたそうです。それも二十歳になる前に、すでにそういう活動スタイルだったそうで、ほんと、凄いなと思いました。

宍戸留美さんの、日比谷さんや津田さんの下ネタについていきっぷりもみごとです。
ただ、「この歳で恥らうのもおかしい」というのはちょっと違うかなと。ハイティーンにはハイティーンの、熟女には熟女の恥じらいのスタイル、恥じらいでムネきゅんなスタイルってのがあると思います。そしてまた堂々と下ネタについていくってのも、ハイティーンなり熟女なりの魅力的に見えるスタイルってあると思います。

ライブコーナーで大ファンだった宍戸留美さんの伴奏をつける津田大介さん、ほんとファン冥利につきる境地だなと思いました。大ファンだったアイドルの伴奏をつける、お互いちょっとトシとってね。嗚呼わが青春よ、なんてね。やっぱ私も若いころにひとりぐらい夢中になれるアイドルを作っておくべきでした。いや、そのアイドルの歌の伴奏をつけるなんてチャンスは宝くじに当たるより確率低いでしょうけど…。

という方向で今回の『対話の可能性』も愉しみました。
長丁場でお尻痛かったですし、帰宅してヘロヘロになりましたが。
でもほんと行ってよかったイベントでした。

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