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2010/05/06

万有公演『くるみわり人形』

昨日は演劇実験室◎万有引力の『~寺山修司台本による◎演劇実験室◎万有引力版~幻想カラクル音楽劇 くるみわり人形-眠りの世界の危険性「夢は行為の妹」なんかじゃない-』(いつもの事ながら長っ!)を笹塚ファクトリーに見に行きました。
万有の5月公演は知ってはいましたが、すっかり失念していて。数日前あわててネット予約したんですが、何とかチケット取れました。
万有の公演に初めて行ったのは99年の『百年気球メトロポリス』。それから本公演は全て、アトリエ公演もできる限り行っていたのですが。でも失念していて。

いや、ま、気を取り直して笹塚へ。

笹塚ファクトリーさんは万有の公演がよくある場所です。
もちろん今回もまったく迷わずに到着。
なんだか顔見知りの方とよくお会いする公演でありました。

ややあって客入れ。いつも通りのお客さんを整理番号順に並ばせて一気に客入れする方式。
今回客入れの時から舞台でうごめいている男優女優陣はいませんでした。

舞台奥中央に出入りできる扉のついたオブジェ。クロゼットのような感じですが。その左右に窓。紙芝居みたいに窓の外の風景を差し替えられるようになってるみたい。
舞台中央が客席に大きくせり出していています。
そのせり出し部分がマットレスを敷いてそれに座るスタイルの席、それから後ろがひな壇式の椅子席でした。

ややあって開演。
暗転し、照明がつくと役者さんたちが集合しています。
ここらへんの鮮やかさも万有だなぁと思うところです。

いつもの万有のお芝居はストーリーで進むというよりストーリーは添え物、イメージで進むという感じなのですが。『くるみわり人形』はストーリーで進んでいくというスタイル、つまり、普通のお芝居っぽいスタイルでした。

本作はE・T・A・ホフマンの『砂男』と『くるみ割り人形とねずみの王様』をベースにして寺山修司が戯曲化したもののようですが。う~ん、私はあのチャイコフスキーのバレエ『くるみ割り人形』しか知りません。つか学校の音楽の授業で聴いたくらい。あと、小さいころ、それを基にした子供向けの本を読んだような記憶がかすかに残っていますが。しかしネットでざっと調べるとどうもバレエ版の『くるみ割り人形』とホフマンの『くるみ割り人形とねずみの王様』はだいぶ違うようです。

もちろん『砂男』は知りません。砂男というとVEXATIONさんの『ジョーカーサンドマン塔の上』という曲ぐらいしか知りません。それで興味を持って砂男伝説はちょっと調べてみましたが。目に砂をまいて眠らせる妖精?のようですが。

やっぱ『アフリカの印象』に続く原作読んどいたほうがよかったか公演かもしれない。
つか原作手に入るのかしら?

さいぜん書いたように今回のお芝居はストーリーで進むお芝居でした。
だから、ストーリーをなぞれるという意味では解り易い公演だったかしら。
ただ、ラストの男優女優陣による長い台詞がやっぱりホフマンを知らないせいかよく解らなかったですが。

あと、女優さんたちのドレス姿もよかったです。やっぱ華やかです。
クララ役の女優さん、かわいらしかったし、ねずみの女王役の女優さんもほんと流石でありましたよ。

という方向で万有公演、楽しみました。
次回公演は忘れずにチケット手配しないと。
『サード』だそうです。やっぱり映画版を下敷きにするのかしら。
実は『サード』未見なんですが。お恥ずかしい。
書籍は本棚を探せば…。

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