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2010/05/08

アニメ『四畳半神話大系』第3話

さて、アニメ『四畳半神話大系』も第3話。今回は「サイクリング同好会「ソレイユ」」とか。
『四畳半神話大系』は主人公の「私」が、大学入学時にどういう活動(サークルとか)に入ったらどうなったかを三回生の時点から回想するというお話になってます。で、その活動内容が毎回違うパラレルワールド仕立ての作品なんですが。

今回はサイクリング同好会「ソレイユ」に入ったらどうなったかが描かれてます。
アニメ第1話第2話はだいぶ換骨奪胎してはいますが、それでも原作に準拠したおはなしでしたが、今回、3話目は原作を離れてオリジナルなおはなしになっていました。

(以下ストーリーに触れつつ書いていきますので)

和気藹々としたサークル活動を夢見ていた「私」。しかし、「ソレイユ」の実態はガチガチの体育会系サークル。体力のない「私」はおちこぼれていって。で、「私」はむちゃくちゃ高価な超高性能自転車を手に入れて、サークルのみんなを見返すべくアルバイトに邁進します。

今の最高性能の競技用自転車ってオートバイが買えるくらいのお値段かと思っていましたが、その考えも甘い、自動車が買えてしまうくらいのお値段なんですね。

で、やっと手に入れた最高級競技用自転車、しかしそれを使った自転車便のバイトの最中、「私」の自転車は自転車整理軍に持っていかれてしまいます。
「自転車整理軍」は確か原作では学内秘密結社?「福猫飯店」の下部組織として登場したと思いますが。もともと学内の自転車を整理するボランティア団体?しかし今回のアニメではほとんど自転車窃盗団のような有様です。つか警察呼べばいいのに。

やけになった「私」は、その自転車を買う前に愛用していたママチャリで瀬戸内の?ロードレースに参加。しかし、もちろんまともに競えるはずがなく、そのままやけになって瀬戸内から京都までそのママチャリで帰ってきます。

京都の街角でへばっている「私」を見つけたのは明石さん。彼女はもともと「ソレイユ」の部員だったのが、今は退部して人力飛行機サークルに入っているみたい。彼女は「私」に今度サークルが飛ばす人力飛行機のパイロットになってくれないかと頼みます。
一念発起した私、さて、事の顛末やいかに、っておはなしでした。

原作やアニメ第1話~第2話とだいぶ毛色が違ってきていて。まず、「私」は小津とつるんでリア充や嫌味な先輩をやっつけたりしません。今回、「私」と小津は距離を置いた関係になってます。
そして、原作やアニメ第2話では嫌味な先輩という役どころの城ヶ崎先輩は今回むしろ「私」の味方になってます。

今回、「自転車整理軍」と「もちぐま」と「占いババア」、そして京都の街が道具立て的な部分では原作との接点でした。お話の展開、エピソード的には完全アニメオリジナ ルでした。

で、「私」が小津と積極的につるむことはなかったので、毎回お約束かと思ってた「私」と小津がグルグル巻きにされて日本海溝に沈んでいくイメージシーンはありませんでした。
あ、あと、明石さんが蛾を掴んで「ぎょえ~!」ってなるシーンも。毎回お約束と思っていたのですが、今回はありませんでした。あのシーン好きなんです、そのうち「ぎょえ~!」シーンを集めて携帯ムービーにして持ち歩こうかな、なんて。
ま、自転車に乗るアスリートな明石さんもりりしくてよかったです。ま、明石さんがかわいいのは今後変わらない毎回のお約束かなぁ。

白けた主人公が女の子、つまり明石さんとの事がきっかけになって空を目指す姿はなんとなく『王立宇宙軍』を思い出しました。まぁ王立はいろいろあっても グッドエンドぽかったのですが…。

とまれ、今回だいぶ原作から離れたアニメオリジナル展開です。となるとアニメ版はどういう風に展開していくのかしら。原作と違う方向に進んだりするのかな?
いい意味で原作を裏切って欲しいなと期待しています。

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