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2010/02/01

新春巴里祭

土曜日は横浜・黄金町の試聴室2さんにサエキけんぞうさん企画「新春巴里祭」に行ってきました。日比谷カタンさんご出演ということで。

ちょいと遠出になりますけど。でも行ってみたいと思ったのは。
代々木上原に試聴室というカフェギャラリーがあります。去年、そこにびん博士のコレクション展に行ったのですが。
この、試聴室2もサイトを拝見すると試聴室と同じっぽいフクロウのマークがあって、あれ、系列店かなと思って。ちょっと覗いてみたいと思いました。
ま、1でも2でも行きたいイベントがあって、やっぱり私的にご縁かなぁと。

試聴室1はしもた屋、というよりかなりの大邸宅の応接室を改造したっぽい場所。2は京急のガード下の施設を使って作られた場所。う~ん、試聴室さんの経営にはそういう場所を調達できる上流階級の方がいらっしゃるのかしら。

この国には「社交界」というものは表立ってありませんが。どうも欧米には社交界というのがあって、チャンドラーの小説とか読むと新聞にもその動静を伝える社交欄というのがあるそうですが。まぁこの国にもそういう表立ってマスコミをにぎわすことはないけど、上流階級ってのはもちろん存在するのでしょう。当たり前でしょうが。

もちろん昨今「セレブ」なる言葉も流行っていますが。そして、それに憧れる方々もいらっしゃるようですが。しかし、「セレブ」なんて代々上流階級の生まれじゃないと成立しないと思うんですけどね。一代でその身分を望むなら、よほど超玉の輿にでも乗らないと。違う世界のことだろと。一代で財を築いたようなただの金持ちは「成金」と呼ばれるだけだろうし。
ま、総中流幻想が崩れ去り、身分分化が進みつつある昨今でもありますが。

いや、閑話休題。

試聴室2さんは、その、京急のガード下に作られた建物にありました。黄金町というのはもともと色町、売春街だったそうです。今でも街角にお巡りさんが立っています。また、凝脂紛々と漂ってきそうな酒場とかもちらほらと残っています。
このガード下の建物はその再開発の一環みたい。つくりはプレハブっぽいですが、ガラス張り、窓をたくさん設け、また、梁や柱に使われている白木なんかでお洒落で明るい雰囲気の場所になってます。
同じくガード下の高円寺の無力無善寺とは真逆ですな。
ガラス張りの部屋っぽい部分もいくつかあり、そこはアーチストさんが思い思いに飾り立てたインスタレーションっぽいコーナーになってます。

ほんと、開放的な感じのするいい場所でしたよ。

当日のご出演は
田ノ岡三郎さん、
豚乙女さん、
バゲット・バルドーさん、
サエキけんぞう&クラブ・ジュテームさん、
そして、日比谷カタンさんでした。

最初は主催のサエキけんぞうさんのご挨拶と、サエキけんぞうさんとバゲット・バルドーさんがフランスの音楽番組にご出演された時のビデオの上映。

それから田ノ岡三郎さんの演奏。アコーディオンでした。ミゼットアコーディオンというのの使い手だそうです。途中から二胡の方も加わって。

お次が豚乙女さん。女の子ボーカル。白熊?の被り物のエレキベース、ネコの被り物のキーボード、それからウサギの着ぐるみのダンサーさん、そして打ち込みという編成のバンドでした。
“アキバ系”バンドになるんでしょうかね。ニコ動でも活躍されてるそうです。
曲目はオリジナル曲の他にアニソン、ゲーソンカヴァーなど。去年大好きだったあのアニメのエンディングをフルで初めて聴きました。
ウサギの着ぐるみのダンサーさんはアニメーション作家さんでもあって、ニコ動で作品が見られるそうです。

そしてバゲット・バルドーさん。コケティッシュな感じの女性。しかし、なぜか両手がフランスパン(バゲット)。アンパンマンのご親戚かしら?「あたしの手をお食べ」なんて。あたしだったらアンパンマンの頭よりバルドーさんの手のほうを食べたいです。
足がパンでもいいなぁ。「あたしの足をお食べ!」なんてシチュを想像すると背筋がゾクゾクします。若干Mなあたくし。

サエキけんぞう&クラブ・ジュテームさん。サエキけんぞうさんがボーカルで、ギターとキーボードをバックに。今回、田ノ岡さんのアコーディオンも加わって。
オリジナル曲、カヴァー曲、そして直訳シャンソン(ロックでいう“王様”みたいな感じかしら?)といった演目。シャンソンは(いや、“も”か)詳しくないのですが、楽しかったです。

日比谷カタンさん。日比谷さんまで女装子ですかいっ!つうかボーダーのオーバーニーは私的にもツボなんですけど…。
演目は「スキゾフレニイアパルトメント」「ウスロヴノスチの切符切り」「ヲマヂナイ」「対話の可能性」、それからカヴァー曲など。アンコールがあって「愛のギヨテエヌ!~恋するイミテシヲン!サ!」。
「ヲマジナイ」はところどころフランス語バージョン。最初のほうフランス語バージョンも聞いたことあるし、いつかはフルフランス語バージョンも聞きたいです。

ラスト、サエキけんぞう&クラブ・ジュテームさんに日比谷カタンさんが加わって一曲。
さらに豚乙女のベースの方も加わって「マイウェイ」。「マイウェイ」は歌詞を変えて大ヒットしたそうですが、その変わる前のオリジナル歌詞バージョンと大ヒットバージョンの直訳で。

楽しい一夕でした。帰り道はちょっと遠かったけど。
満月ぽっかりの夜空でした。

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