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2010/01/08

新アニメ『バカとテストと召還獣』

今期の新アニメ、昨日は『バカとテストと召還獣』の第1話(本作では話数を第X問と表記するので正確には第1問)「バカとクラスと召喚戦争」を見てみました。
某所で今期おススメとあったので。

ただ、ラノベラノベしたタイトル、どうかなぁと思ってました。いや、私はライトノヴェル否定論者ではありません。
まぁいちばんの問題はもう私がオッサンで、若い衆が読むようなものについてこれないというのがあるのですが。

活字離れが叫ばれて久しい昨今、若い衆が本を読むのはいい事だと思ってます。
電車ん中でケータイやゲーム機をいじるしかないのよりずっといい事だと思ってます。
まぁいつかはそういうライトノヴェルファンの若い衆がもっと歯ごたえのある本を読んでくれるようになると嬉しいなとも思ってますが。

ライトノヴェルが今の若い衆にとっての“パルプフィクション”なんだろうなと思ってます。
そして私はパルプフィクション的な物を愛します。自分で読んで面白いかどうかは別にして。本田透さんが『なぜケータイ小説は売れるのか』(ソフトバンク新書)に書いていらしたように、

前章で述べたように、ケータイ小説とは「文学」ではなく、大衆芸能であり、民間説話である。それらの物語は結局、読者あるいは作者の持つ「自我」というパーソナルな物語を補完し、修復し、癒すために生成され消費される。
(中略)
ここで行われていることは、高度な文学性の追求とか、表現手法の革新とか、閉塞した世界を打破する新たなテーマを導こうとするとか、そのようなことではなく、傷つき疲弊した「自我」を回復させようとする精神のリハビリテーションなのであろう。
(中略)
ケータイ小説読者たちは、無自覚なままにケータイ小説を読んで泣いたり笑ったりしながら、自我を修復していくのだ。(『なぜケータイ小説は売れるのか』178-179p)

これはまったくライトノヴェルと愛読者の関係にもあてはまるかと。
いや、閑話休題。

まぁだから、たぶんついていけない、つまらないだろうなと思ってみました。
でも、面白く見られました。

さて、おはなしは。

(以下ネタバレゾーンにつき)

まぁ、ジャンルとしては魔法もある学園物でしょうか。これもラノベとかでクリシェな設定かと。
ただ、本作で扱われる魔法は、今のところ召還魔法のみ。他の魔法があるかどうかはわかりません。

舞台となっている文月学園は厳しい成績別クラス編成をとっています。クラスの設備そのものも違っていて、最優秀生徒のAクラスはゴーカな設備、ソファーとかフリードリンクバーとかあるみたい。

主人公は吉井明久という男の子。高2。高1の学年末テストのさんたんたる結果によって最低成績のFクラスに振り分けられてしまいます。どうやらテスト中に倒れた病弱な女子生徒を助けて、テストを中断したせいもあるみたいですが。

このFクラスがまたすさまじく。ボロボロの畳敷き、机もまたボロボロのちゃぶ台(ひとり用ならリンゴ箱とかの方がいいと思いますが)、椅子はボロボロの座布団(せめて座椅子が欲しいぞ)というありさま。畳敷きの教室ってのはちょっとイイ感じもしますが。

この学園には試召戦争というクラス入れ替えバトルのシステムがあるようです。クラス対抗で召還獣を戦わせ、勝ったクラスが負けたクラスと入れ替わるというシステム。この召還獣の強さは学年末テストの成績に比例するみたい。
明久たちクラスの面々は同級生のお調子者にそそのかされて、さっそく成績がビリから2番目、Eクラスと試召戦争をしでかすというのが第1話でした。

流し見した程度ですが、でも、けっこう楽しめました。
設定もおはなしも、「試召戦争」という要素を除けばクリシェだと思うんですけど。
いや、ラノベってクリシェに新要素をひとつくらい突っ込むというのがパターンかもしれませんが…。
(などと語る資格はラノベをほとんど読んでない私にはないですが)

たぶん演出が良かったのだと思います。そういうのって大切かと。
どんなに面白そうなおはなしでも。演出がグデグデだったら面白くないもの。
ぎゃくにお話がグデグデでも演出力で何とかなってしまう場合も多いかと。

監督が大沼心で脚本が高山カツヒコとか。新房シャフトでよく拝見していたかなと。
黒板ネタとか絶望先生ぽかったし。「ぱにぽにだっしゅ」でもあったかな。
戦闘シーンがRPGぽいとかお遊び要素も楽しかったです。
あ、そうそう『夏のあらし!』であった「塩ください」ネタもありました。

ちなみに召還獣というからFFみたいな魔獣が出てくるのかと思ってたら、召還者のSDキャラみたいなかわいいのでした。

ヒロインも病弱美少女、勝気少女(ツンデレ?)、男の娘とイイトコ押さえてます。
その病弱美少女、姫路瑞希が明久がテスト中に助けた子です。テスト中に倒れてテストの成績はFクラスになったけど、実は極めて優秀というのが伏線になってました。

これから先は、明久たちFクラスの面々のドタバタした学園生活ってお話になるのかな?
「ぱのぽにだっしゅ」あたりみたいに。
まぁほんと、見るまではついていけないお話かと思っていましたが、面白かったです。
継続視聴しようかと思います。

しかし、バカバカ言うならぜひ『ガン×ソード』のカギ爪の男ネタも入れて欲しいぞ。

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