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2010/01/06

新アニメ『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』

という訳で新クールが始まり、深夜アニメの新番組もぼつぼつ出てきました。
昨日は録画してあった新アニメ『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』を見てみました。

私は高校生ぐらいまでミリタリープラモマニアで、第2次世界大戦中のドイツ軍の戦車とか車両のプラモを良く作ってました。
大学生からひとり暮らしを始めて。プラモデルはシンナーの臭いとかぷんぷんさせるし、置き場所も取るので諦めました。そのかわりベトナム軍装とモデルガン&エアガンのコレクションを始めましたが。(ドイツ軍装もやりたかったけど、ドイツ軍装は高価でとても手が出ませんでした)

本作の絵を見ると、ドイツ軍っぽい軍装に身を包んだ少女たちの姿が描かれていて、ちょっとツボりました。いや、最近流行りの「萌えミリタリー本」はちょっと違うなと思ってるんだけど…。
という訳で見てみることにした次第。

第一話は「響ク音、払暁ノ町」。主人公?の少女兵士・カナタ(空深彼方/そらみ・かなた)が赴任先の「時告げ砦」にやってくるエピソード。
(以下少々ネタバレしつつ書きますので)

カナタは戦災孤児?ひとりはぐれて泣いている時に軍隊の喇叭手の女性と出会い、それがきっかけで喇叭手に憧れて軍隊に入ったようです。
時代は長い戦争の最中、半年前にやっと休戦協定が結ばれ、ひとときの平和にあるようです。

冒頭、貨車に乗って任地へ向かうカナタ。この貨車に乗って移動というシーンが映画『スターリングラード』(ヨゼフ・フィルスマイヤー監督の方)の冒頭シーンを思い出させて良かったです。
着いた先は古びた石造りの城塞都市?その街では「水かけ祭り」の最中、カナタはそのお祭りに巻き込まれ、びしょ濡れ。
そこを助けたのがリオという女性。あとから明らかになるんですが彼女はカナタの任地の「時告げ砦」の先任喇叭手。水かけ祭りの主役として選ばれて村にやってきたみたい。

いろいろあってカナタは迷子になってしまい、それをリオたちが助け、やっとこさ時告げ砦の新生活が始まるってのが第1話でした。

第1話というのはいろいろ難しいと思います。時代背景・設定の説明、ある程度の登場人物の紹介、それを盛り込んだ上でツカミも大切。ドンパチものなら戦闘シーンも入れないといけない。本作の第1話はちょっと弱かったかなと思うのだけど。

どんなお話になるのかなぁ。第1話だとちょっと解りません。

軍隊物だからやっぱり休戦協定が破れ、戦火に彼女たちが巻き込まれることになるのでしょうか。
戦車っぽい兵器がチラッと出てきますが、あれが火を吹くことになるのかな?

「炎の乙女」という悪魔を倒した乙女たちの伝説が舞台となった街にはあるみたいですが。
ほんとに谷底の湖に沈む巨大生物兵器っぽい骸骨がありました。ナウシカとかエヴァみたいな感じです。あれが悪魔なのでしょうか。だとすると「炎の乙女」の伝説はある程度はほんとうにあったこと?
悪魔が復活して時告げ砦の少女たちが現代の「炎の乙女」となるのでしょうか。

この世界の兵器体系はまだ解らないけど、こういった巨大生物兵器とかもともとある世界観なのかもしれないけど。だから、そういう残骸が当たり前にあるのかもしれないけど。

そして喇叭手というカナタの設定。彼女の奏でる音が何かの鍵になるのかなぁ。某ラ○ポンみたいに。

水かけ祭りで赤い水を浴びた軍服姿のカナタ。お話が進むとカナタの軍服が血濡れになるという伏線でしょうか?それともただたんにカナタが炎乙女のひとりということかしら?

カナタ、ふわふわとした性格。だけど思いやりがあって、そのためにはちょっと突っ走りすぎる性格のようです。
まだ喇叭は下手っぴだけど、音に対する感覚はかなり鋭そうです。絶対音感持ちだし。
その音に対する敏感さと優しさで突っ走ってしまう性格がリオの失くしたある品物を探すのに役立ちつつ、トラブルを起こしてしまうのだけど。

しかしこの「絶対音感=天才」設定はどうも苦手だけど。「私、絶対音感があるの」なんて得意げに言う人には違和感を持つけど。ちょっと前に『絶対音感』って本も出たようですが。ミュージシャンやピアノの調律師とかだと助けになるでしょうけど、逆に言えばその程度じゃないかしら?エリート意識的なものに結びつける必要はないんじゃないかしら?

いや、閑話休題。

ドイツ軍っぽい軍装。ま、ヘルメットもフリッツタイプだからドイツ軍の軍装がベースなのかな?軍装も各国のものをよく知ってるというわけではないので断定はできないけど。現代のように制服と戦闘服が分かれてない、制服が戦闘服でもあったころの軍装ですな。
登場人物たちのほとんどはその軍服をかなり着崩してます。ゆるやかな雰囲気を出すための演出だと思いますが。
喇叭手なら兵舎で寛いでいるときはともかく、せめて新任地へ出頭する際や、合図の喇叭を吹くときは軍服をきっちりと着ておいてほしいものだけど。

あと認識票もドイツ軍式の奴があるっぽいですが。(楕円形で真ん中に切れ目が入っていて、戦死すると二つに折って、上半分は死体に残しておいて、下半分は記録に持っていくタイプ)認識票は肌身離さず着けるべきものだと思うのですが、どうも普段もあまり着けてないみたい。これは演出以前にちょっと不自然かなと。

そこらへん軍隊物でありながら結構甘口かと。

結局どういうかたちかでドンパチはあるのかしら?それともそれはないままにのんびりとした日々が続くのかしら?まずそれがどうなるのかしらと思うのだけど。少女たち、何人かやっぱり死んでいくのかなぁ、どうなるのかなぁと思うのだけど。まずいっとう最初に。
ゆるやかな空気もやっぱり戦争物だから鬱展開の予感もあって。それに浸りきれないかと。

ただ、死んでいくことが受け手にショックとなるくらい思い入れのある少女になってくれるかしら。変な書き方ですが。

本作ではヨーロッパ的なものと日本的なものが交じり合った世界観です。
ちょっと奇妙な感じ。

ドイツ軍風の軍装、ヨーロッパ風の石造りの城塞都市。しかし指令書にはサインじゃなくてハンコを押し、お祭りの縁日には焼きおにぎりや林檎飴、お面が並んでいて日本的な風景。
登場人物たちの名前も本名は日本語風で愛称はカタカナで外国語風。
ここらへんのモロ和洋折衷はどうかしら?逆に日本アニメのなんちゃってヨーロッパ風をメタに批判しているのかもしれないけど。

兵隊達もほとんどがミドルティーンやハイティーンの少女たちですね。おにゃのこ出さなきゃお客さんがつかないでしょうが。戦争が続いて少女たちも戦場に駆り出されているという設定なのかしら。

戦争が続いてキャラメルも貴重品な時代と思ったら。お祭りの縁日に並ぶ品々も豊穣で、街の人々は別に困窮まではしてない様子。キャラメルみたいに工場で作るようなお菓子が貴重品なのかしら。

ま、思いついたことをグダグダと書きましたが。

ガン&ミリタリーマニアだけど、最近はドンパチものとか戦争ものとかあまり好まなくなってます。そういった私でも面白く見られそうな戦争ものになってくれるかしら?『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』は。
なんか才が先走ったような感じがちょっと気になるけど、しばらくは様子見で継続視聴しようかと思います。

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