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2009/12/15

追い出される路上弁当

ここ数年、勤務先の周辺とかで弁当を売ってる露天をよく見かけます。
あまり行くこともなかったのだけど、収入がいよいよ下がってきた最近、利用するようになりました。

もちろんほか弁とかコンビニ弁当とかいう選択肢もありますが、でも、ほか弁もコンビニも行列を覚悟しないといけないし。会社を出てすぐのところにある路上弁当ならすぐ買えるし。

今までは基本的に食堂のランチタイムにいっていたのですが。
食堂のランチがふつう800円以上、ここんとこになってもう少し安い居酒屋ランチも使っていましたが、それもおぼつかない状態です。

また、不景気のはずなのに勤務先の周辺はビル改築ラッシュで、好きだったお店が次々と消滅したというのもあります。ま、古いお店のほうが落ち着くし、安いし、だったんですが。

最初は路上弁当に抵抗がありました。
私もどっちかというと保守的な人間だし、そういう新参者に対して、がつがつと新しい商売をやる人たちに偏見があったのでしょう。

しかし、まぁ、最近はそういうこともありません。

しかし、どうも、路上弁当が追い出されつつあるようです。
お役所が行商のライセンスを更新しないという方法によって。
そういうのを訴えるチラシがこのまえ路上弁当を買った時にありました。

ま、既得権者、たぶん、普通にお店を構えている食べ物屋さんが、行政に圧力をかけてるんでしょう。

自動車で売っているお店が、どうも違法駐車関係でチクられたのか、ワゴン販売に切り替えたところもありますし。あらゆる手を使って排除しようとしているのでしょう、既得権者が。

既得権者VS新規参入者の争い。この、“既存”がいろいろ崩壊しつつある昨今、当たり前の風景になってくるのでしょうか。

そうやって時代は変わるべきとも思いますが、また、既得権者が必死になって既得権を守るということも一定のシンパシーは感じはします。ほんと、大変だなと。

近所の食堂とかも新規勢力に押されつつ、そう気軽に商売変えもできないでしょう。
だから既得権を守ろうとするのも解るのですが。権力のコネを使うのはちょっと鼻白みますが。

しかし、ほんと、時代の流れが速過ぎて。「子供にはこの商売継がせられないな」程度ならいいんですが、商売変えもままならない年寄りも立ち行かなくなるのはきつかろうと思います。

ま、忸怩たる思いをしながら、やっぱり路上弁当でお昼を買ってるのだけど。

私の勤務先も時代の流れについていけず、衰退するばっかですし。

そしてやっぱりその風景に、「これからこの世の中、そして私や私が大切に思ってる人たちはどうなるんだろう?」ということを考えずにはいられません。

ほんと、どうなっちゃうんだろう?

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