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2009年11月

2009/11/30

夜想上映会『アリス』

土日と2日連続の渋谷行きでした。
2日目はアップリンクさんへ。ヤン・シュヴァンクマイエル『アリス』の上映会。
二夜連続の夜想上映会の2日目だそうです。
日比谷カタンさんのライブつきというので行ってきました。

一昨年あった「ヤン&エヴァ・シュバンクマイエル展」に『アリス』の小コーナーが作ってありました。『アリス』未見の私はちょっと残念でした。だから『アリス』は観たいと思っていて、今回日比谷カタンさんのライブつきで『アリス』が見られて嬉しかったです。

ヤン・シュバンクマイエルの映像作品を初めて見たのは四谷三丁目時代のイメージフォーラムの上映会。渋谷に移ってからも続いていますが、イメージフォーラムでは毎週末に実験映画の上映会をやってました。

あのころ実験映画を見まくってました。なぜだというと…。
日本冒険小説協会の仲間は映画マニアが多いです。公認酒場「深夜+1」でもマニアックな映画話が多くて、あまり観てない私は話にあまりついていけませんでした。今から観まくっても話についていけるレベルにはなれないなぁと思っていたのですが。

ちょうどそのころ、イメージフォーラム主宰で日本冒険小説協会全国大会の映像とか撮っていただいていた、会の古参、かわなかのぶひろ先生の上映会があると伺って。
ま、最初はお付き合いという感じ、どうせ退屈するだろう、面白くないだろと内心思いつつ、上映会に行きました。
しかし、けっこう面白くて。いわゆる「物語」的な面白さじゃなくて、イメージ的な面白さというか、目の離させなさがあって。

その時こう思いました。「劇映画じゃ会のみんなにはかなわない。でも、実験映画の世界ならみんなより詳しくなれる」と。今考えると妙な迷走っぷりですが。
んで、イメージフォーラムに足しげく通うようになりました。もう20年以上前の話になりますか。

ヤン・シュバンクマイエルの短編集も足しげく通っていたころに見たプログラムのひとつ。
奇妙な味のクレイアニメとか。そのプログラムもまた20年近く前のものになるかと思います。
ま、深夜+1で実験映画の話しても解る相手がほとんどいないってのに後になって気がつきましたが。わざと孤立を深める奴…。

しかしまぁ日比谷カタンさんがヤン・シュバンクマイエルがお好きと伺ってこれもまた不思議なご縁のひとつかと。『対話の可能性』という曲名を聞いてちょっと心に引っかかったり。その大昔の上映会で見たような記憶があって。
シュヴァンクマイエルの『対話の可能性』というタイトルを憶えていたのは、「対話の可能性なんてねーよ!」と孤立していたせいもあるかしら?

ただほんと、そういうきっかけですからシュバンクマイエルの長編はほとんど見てないのですが。
数年前あったイメージフォーラムであったシュヴァンクマイエルの上映会も結局『悦楽共犯者』を見ただけですし。

まぁとにかく『アリス』が日比谷カタンさんのライブつきで見られるのはとても嬉しいものです。

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映像の地下水脈#15

土曜日は渋谷のイメージフォーラムに、かわなかのぶひろ先生主催の上映会「映像の地下水脈#15」を観てきました。
今回のプログラムはゲスト作品として
『記憶と記録の間で』(堀美臣+鈴木敏明/ビデオ/31分/2009)
かわなか先生の新作として
『新宿伝説2 マレンコフがいたのだ』(かわなかのぶひろ/ビデオ/70分/2009)
の2本でした。

会場を渋谷のイメージフォーラムに移しての『映像の地下水脈』も2回目になります。

『記憶と記録の間で』。映画界に身を置いている、あるいは置いていた、皆さんが「自分たちの作品を作ろう」と会津で撮影した作品だそうです。
ただ、「作品」としてはあえてまとめず。映像もドキュメンタリー的なの、イメージ的なの、あるいはメイキング的なの、と混ざっていて、方向性のある「作品」としてはあえてまとめてないようです。昔話を語るおばあさん、お祭りの風景、会津の自然、ひょっとこのイメージ映像、打合せをするスタッフの皆さん。

イメージ映像も“キメ”を避けた、普通ならボツになるショットをあえてつかっているそうです。カメラにお尻を向けてウンチをするツバメの雛、産卵前に木から落ちてしまうモリアオガエル。また逆に狙ってないのにいいタイミングで屋根から雪が落ちたり。そういったのは「神の采配」かな?

堀美臣さんは撮影中にすでに癌にかかっていらしたそうで、作品の完成を待たずして亡くなられたそうです。

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2009/11/28

このニュースにも恣意性はあるけど

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091128k0000m040158000c.html
『事業仕分け:漢方薬の保険適用除外、医師や患者が反対運動』(「毎日jp」より)
とか。

ちょっと調べたくらいで十分に理解しているとは言えないのですが。
漢方薬は「市販類似薬」とされて、今回「市販類似薬」というのを保険適用外にしようという事のようです。
「市販類似薬」というのは、医師の処方箋のいらない一般の売薬と同等の薬ことのようです。
だから、処方箋が不要で、普通に薬局で買える薬は保険適用外にしようということのようです。
つまり、健康保険による補助がなくなり、漢方薬は市価で買う事になると。

「処方箋で漢方薬が保険適用で安く手に入る」ということはなくなるけど、「買えなくなる」ということではないようです。

どんな出し方になるかなぁ。

薬代は3割自己負担でしたっけ。だとすると、定価で買うと倍ちょっとの値段になるのかな?
出せる範囲なら出すし、出せないと諦めるしかないでしょう。西洋薬を使うしか。
漢方薬と西洋薬と、効能が段違いとかなると困るかと。

あと、医者側の対応ですかね。漢方薬を使いたいとなれば処方箋は出さずに「こういう漢方薬があるからそれを買いなさい」とメモでも渡される形になるのかしら?
ただ、お医者さんだって処方箋分の診療報酬が欲しいでしょうし、なるべく漢方薬(とかの「市販類似薬」)を使わせずに、処方箋で出してもらう薬を処方することになるのかな?
そういうインセンティブは働くかと。

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2009/11/26

内田樹『下流志向』

『下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち』(内田樹:著 講談社文庫)
読了。

本書は内田樹さんの行った「学びからの逃走、労働からの逃走」という講演会とそのあとの質疑応答をまとめたものだそうです。トータルで5時間くらいの講演会だったとか。
タイトル通り、現代の若者たちの「学びからの逃走、労働からの逃走」を「下流志向」というキーワードで語った本です。

内田樹はその傾向を怠惰ではなく、積極的な「逃走」として捉えます。

僕はこの「学びからの逃走」は単独の現 象ではなく、同時に、「労働からの逃走」でもあると考えています。この二つは同一の社会的な地殻変動の中で起きている。「学ぶこと」、「労働すること」 は、これまでの日本社会においてその有用性を疑う人間はおりませんでした。もちろん、まじめに勉強しない人間や勤労を忌避する人間はいつの時代にもおりま したが、そのような行動が社会的に低い評価を受けることは本人も十分に自覚しておりましたし、それがもたらすネガティブな結果も覚悟しておりました。学ば ないこと、労働しないことを「誇らしく思う」とか、それが「自己評価の高さに結びつく」というようなことは近代日本社会においてはありえないことでした。 しかし、今、その常識が覆りつつある。教育関係者たちの証言を信じればそういうことが起きています。
学習と労働について、これまでとは違う考え方 をする新しいタイプの日本人、新しい世代集団が今生まれつつある。これはいったい、どのような歴史的文脈から生み出されてきた現象なのかということ、それ が第一の論件です。このまま若い人たちがぞろぞろと学びから逃走し、労働から逃走した場合に日本社会の先はかなり暗いものになります。この危機にどう対処 すべきか、それに続く第二の論件です。(本書15p)

内田樹は、今の子供たちが「消費主体」としてまず自己を確立してしまっていることが原因だと指摘します。
「消費主体」の行動原則は「等価交換」です。つまり、手に入るものがどのくらいの値打ちがあるのかまず理解できないと「取引」には応じられない。ここでいう 「取引」とは「学び」のことなんですが。しかし、「学び」というのは学び始めた時点ではその価値が理解できない、いや、理解できないからこそ「学ぶ」ので あると内田樹は指摘します。

しかし「消費主体」としてまず自己を確立してしまった子供たちは、価値の値踏みができないことには与しない。だから、子どもたちは学ぼうとしない、と。
そして、彼らに価値の理解できないものを「売りつけ」ようとする教室において、彼らは積極的に反抗的な態度をとる、と。学級崩壊とか起きる、と。「学びからの逃走」が起きる、と。

内田樹はこの「等価交換」システムを「空間モデル」と呼びます。お金を出すとそれに見合った価値の品物が同時に出てくるシステム。これに対して「学び」のような、その時はその値打ちが理解できず、あとになって、つまり時間を経てからその価値が理解できるようなシステムを「時間モデル」と呼びます。
消費社会、市場原理社会は「空間モデル」であると。いっぽう「学び」は「時間モデル」であると。だから教育の価値は市場原理では計れない、理解できないと。

「労働からの逃走」についても同じく、等価交換の原則から考えると労働の報酬は見合わないと彼らは感じ、労働の忌避、つまり「ニート」化すると。
「労働」もまた時間モデルであり。つまり、労働の対価は給与ばかりではない、後になってその価値に気がつく時間モデル、「贈与」というものも含まれていると。自分が労働によって生み出した価値は「給与」と「贈与」の和であり、「贈与」の部分が見えなければ「給与」はいつも労働の対価として見合わない、安いものになってしまうと。
だから、等価交換原則、つまり「空間モデル」しか理解できない今時の若者は労働の報酬はいつも労働に見合わないものと感じられ、労働の報酬は安すぎると感じられ、労働からの忌避、つまり「ニート」化すると。

まぁ本書の主な主張をざっくりとこう理解したのですが、私は。
誤読があったらごめんなさい。

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2009/11/24

真利子哲也『イエローキッド』

昨日は横浜の東京藝術大学大学院映像研究科馬車道校舎に真利子哲也さんの映画『イエローキッド』を観に行ってきました。大学院の卒業制作とか。

真利子哲也さんはイメージフォーラム出身の方。『極東のマンション』と『マリコ三十騎』という映像作品を拝見しています。だいぶ前のことでもうあまり憶えていないのだけど。自分や家族、身の回りのことをモチーフにしたセミセルフドキュメンタリー作品だったと記憶しています。

『極東のマンション』。自分と家族をモチーフにした作品でしたか。鬱屈した日々。ロープで体を結わえてマンションから飛び降りるシーンを憶えています。特撮とかそういうのではなく、真利子さんご自身が、マジで。
『マリコ三十騎』。真利子さんの法政大学時代。真利子さんはある先生にその珍しい苗字からすると海賊の末裔かもしれないと言われ。古文書から海賊・真利子がある場所に三十騎を率いて上陸したというくだりを見つけ。そのイメージ映像。海岸でわっしょいわっしょいする半裸の男たち。
市谷の法政大学の旧学生会館?ゴミゴミとしたカオシックな、でもかつての学生の息吹の伝わる建物。しかし学生会館は新しい小じゃれた高層ビルのが建って、旧学生会館は取り壊し間近。その小じゃれた新学生会館に褌姿で乱入して駆け回る真利子さん。

まぁ、そのくらいしか憶えてないし、記憶違いもあるかもしれません。違ってたらごめんなさい。

法政大学の学生会館の件は、その大講堂の杮落としが演劇実験室◎天井棧敷の『盲人書簡』だったこともあり、また演劇実験室◎万有引力の『盲人書簡』や何度かライブにも訪れた場所でもあり、その件に関する部分を興味深く拝見しました。

なんていうのかな、その2作は「フリチン映画」として私的にカテゴライズしています。「フリチン映画」。鬱々としたエネルギーを持て余し、思わずフリチンでわーーっとやってしまったり、無茶してしまう作品に私がつけた名前です。イメージフォーラム付属映像研究所の卒展でも年数本は見かけていたのですが、ここ数年はそういう作品がだいぶ減ってきている、あるいは見かけないこともあり、ちょっとさみしいのですが。ただ鬱々としてフリチンになることもできない忸怩たる私からすれば、ある意味とても尊敬している作品群なのですが。

その真利子さんが法政大学から東京藝大大学院に入り、その卒業制作としてこしらえたのが『イエローキッド』だそうです。

連休最終日の夕方、横浜の東京藝大馬車道校舎へ。

横浜らしい、風情のあるビル街に校舎はありました。なんか重厚で立派な校舎だなぁと思ったら、旧富士銀行横浜支店のビルを改装した建物らしいです。大金庫とかあります。ごっつい、錠つきの扉。金庫破り映画のロケにそのまま使えそう。
こういうのを大事にするのは横浜らしいです。いい感じです。東京だと丸の内とかに風情のある古いビルがたくさんあったのですが、都庁移転の再開発でそんなビルはほとんど全滅してしまいましたし。

どうやら映画祭の1プログラムとして本作は上映されるようです。
さて、おはなしは。

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2009/11/22

“経済”に疲れ果て…

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091121-OYT1T01012.htm
格差社会高まるストレス、高所得層も死亡率増(YOMIURI ONLINEより)
とか。

以前読んだ『リアルの行方 おたく/オタクはどう生きるか』(大塚英志+東 浩紀:著 講談社現代新書1957)
に気になる一節があったので引用します。

東 「反動といっても、大きな話だと思うんです。それこそ、産業革命以降、数世紀のあいだ人類はかなり無理をしてきている。」
大塚「楽な状態に戻ろうとしていることなわけ?」
東 「かつて人類は文化人類学的な記号を介して世界と繋がっていたけれど、近代はそれを脱魔術化してしまったので世界と人間が直にぶつかることになった。さすがにそれは問題なので、クッションとして持ち出してきたのが「大きな物語」や「象徴界」、つまり共産主義やナショナリズムのようなイデオロギーですね。しかし、この戦略も社会の複雑性がある閾値を超えると無理になり、ポストモダン化が始まる。そこで新たに登場するのが、前近代の神話的な世界観に似てはいるが、歴史というより「商品」に支えられた別の世界認識の方法だと。そういう捉え方です。(162p)

東 (前略)「今後の社会では、近代がやっていたことのうち、相当のものが消えていく。そのときに、何が無理じゃないことで、何が無理なことだったのかを、区別していかなきゃいけない。(284p)


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2009/11/20

『未來のイヴ』な人たち

http://www.gizmodo.jp/2009/11/post_6396.html
『寧々さんと結婚報告した人から手紙が届きました。おめで......え? 寧々さんと?』
(「ギズモード・ジャパン」より)

Nintendo DSに『ラブプラス』というゲームがあるそうです。ゲーム内で女の子と付き合うという恋愛シミュレーションゲームだそうですが。そのゲーム内の姉ヶ崎寧々という女の子と実際にグアムで結婚式を挙げた方がいるとか。
(私はDS持ってないんですが、『ラブプラス』はちょっと欲しいなと思ってるゲームですけど)

いや、いい時代になったものだな、と。

人外との恋愛や結婚、つまり「異類婚姻譚」はまぁ創世神話から雪女伝説みたいな怪談まで昔らか人類が持っていた物語のパターンなんでしょうが。そして、人外との恋愛は最近の“物語”-小説とか漫画とかアニメとかゲームとか-でもよくあるおはなしですけど。とうとう“物語”じゃなくてほんとに結婚しちゃう人がいるとは。

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2009/11/19

『書物の私生児』

昨日は新宿・シアターブラッツに演劇実験室◎万有引力公演『幻想音楽叙事詩劇「書物の私生児」自伝の荒野を記述する試み、あるいは自作詩朗読の鉄仮面』を見てきました。

新宿のシアターブラッツは初めて行く場所。日比谷カタンさんのライブを見た「たかのや」さんや初めてオールナイトのクラブイベントに行ったClub Hoopさんの近所になります。
ちょっと広めのミニシアターといった感じかなぁ。ここんとこの万有本公演の場所としてはちょっと狭いかなという印象。

いつもの通り一気に客入れ。舞台中央ではすでにセーラー服姿の女優さんがうずくまっています。

今回、舞台装置もシンプル。奥に折り畳みのできる衝立、高さが何種類かあるスツールぐらいのサイズの木の台がいくつか散らばっていました。
あと、マイクスタンドが用意されていたのがちょっと変わってると思った部分。

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2009/11/18

女はなぜ殺人者に欲情するのかな?

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1116&f=national_1116_047.shtml
『皆、唖然…『mixi』に「市橋容疑者応援ファンクラブ」登場』
とか。

どうも殺人者のファンになるのは女性が多いように見受けられます。
以前、週刊百科で著名な殺人者を取り上げたものがありましたが。『週刊マーダー・ケースブック』でしたっけ?それを電車で読んでる人をふたりばかし見かけましたが、おふたりとも女性でしたし。

もちろん男も殺人者に共感したりする場合もあるでしょうけど。たとえば三上寛さんにも永山則夫を歌った『ピストル魔の少年』とかありますけど。

ただ、男性は殺人者にシンパシーを持つ場合は殺人という行為そのものに対する共感ではなく、殺人を犯してしまった者に“ヒーロー”ないしは“アンチヒーロー”を見ていてそれに共感しているのではないかと思うのですが。オノレの信じる正義のために殺人を犯したとか、逆に社会のひずみに呑み込まれ、追い詰められ、殺人を犯してしまった悲劇とか。そういうのに共感しているのではないかと。

それか“殺人”という行為に対するテクニカルな部分への興味。どうやって殺してどうやって死体を始末したかとか、どうやって何人も殺せたかとか。

まぁつまり私が言いたいのは、男が殺人者に興味を思ったり共感を覚えるのは、“殺人”という行為そのものよりも“殺人”を取り巻くものに対し興味を持つのではと思うのだけど。

逆に女性というのは“殺人”という行為そのものに欲情しているのではないかと。そう感じられるのですが。どうかな?

では、それはなぜかなと思ったりするのですが。

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2009/11/17

今期のアニメは…

このクール、今期もほぼ半分終わりましたな。

で、今きちんと見てるアニメは『夏のあらし!春夏冬中』『生徒会の一存』『そらのおとしもの』『天体戦士サンレッド(2期)』『ギャグマンガ日和(再放送)』『マリー&ガリー』くらいかなぁ。
それからだいぶ積読状態のがあって。

『青い文学』は「人間失格」を1話録画失敗して(野球延長に引っかかるなんて久しぶりダヨ…)、でも新しいシリーズ始まってるから見ようかなぁとおもってるくらい。
『にゃんこい』は新ヒロインが1話づつ出す話の進め方になんか飽きて。『とある魔術の超電磁砲』も面白そうだけど積読だなぁ。

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2009/11/16

外国の風習に対する敬意

■オバマ大統領の両陛下への「お辞儀」、米で波紋
(読売新聞 - 11月16日 11:12)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091116-OYT1T00480.htm?from=main3

例えば太平洋戦争中、英米兵の捕虜がお辞儀を強制されたのを屈辱と感じたそうですが。
こういう欧米圏以外の風習にも理解をお示しになるということは、大変好意を持てると思います。

ビン・ラディンが反米思想に傾斜した原因のひとつに、中東に駐留した米国軍兵士がイスラムの戒律に従わなかったため、という話も聞きましたし。

日本人は他国の風習に対してある程度寛容な民族だとは思いますが、それでも日本の風習に従って頂けたことは、とてもよいことだと思います。

もちろんこれは表面的な風習だけじゃなくて、各国のメンタリティの違いまで踏み込んで他国を理解して頂ければまたそれは世界平和への道かと僭越ながら思ったりもします。

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2009/11/14

Vistaと古いアプリ

10月末にWindows Vistaにして2週間くらい経ったのですが。
とりあえず常用はできそうなのでアクティベーションしました。
まぁXPで不満はなかったですが、XPよりは少しいい感じではあるかしら?OS購入とHDD等パーツ少々購入のお金かけた値打ちがあったかどうかは解りませんけど。

で、導入前に気になっていたのは古い愛用ソフトがどのくらい動くかってことでした。
で、今さらVista導入って人がどのくらいいるか解らないし、あまりお役に立てるかどうか自信がないけど、私の古い愛用ソフトがどのくらいVistaで使えたかちょっと書いてみます。
ちょっと動かしたくらいで、あまり突っ込んだ動作検証してはいないので、あくまでご参考程度と理解していただければ幸いです。

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2009/11/11

ペドフィリアのトラウマ

昨日、カナダで二次元の少年の性的画像をDLした人が有罪判決を受けたってネタで文章を書きましたが。

「人が物を思い、それを表明する事は誰にも止められない」、つまり、『表現の自由』ってのは人類がいたましい歴史を乗り越えて獲得したコンセンサスだと理解しているのですが。
しかし、ことペドフィリアに関してはそれは適用されない、と。
私はペドフィリアはいけないことだと認識しています。そして、三次元においては許されない行為だと思っていますし、三次元に関しては基本的には法的規制には賛成です。為念。

しかし、ペドフィリアの二次元さえ規制されるなら、他のもっと猖獗な犯罪を描いた作品も規制されるべきだというのがスジだと思うのですが。
なぜ、ペドフィリアだけそれだけタブー視されるのか?それが疑問であります。
そこで思うのは、欧米キリスト教文化圏は何らかのペドフィリアに対する“トラウマ”を持っているのではないか?ということです。

「トラウマ」、つまり、無意識レベルに押し込まれた心の傷(と私は理解していますが)。無意識レベルに押し込まれているから意識する事はできない。でも、無意識下にそれはあってそれに意識下の行動も囚われている。それは時として破滅的行動に人を導く。
精神療法の手法の一つに、「破滅的行動」に進んでしまった人を治療する手法の一つに、この「トラウマ」を意識下に引っ張り出して意識下で対峙させるすというのがあるそうですけど。

例えば全世界を覆いつつある「禁煙ファシズム」。タバコに厳しい規制を課し、重税を取り立てている。しかし、タバコを全面禁止にはできない。この不思議な“歪み”を持ったメンタリティ。
これはアメリカ先住民族迫害の「トラウマ」なんではと私は睨んでいるのですが。

アメリカ合衆国建国史において、アメリカ先住民族迫害は抜きにして語ることができません。合衆国建国史と先住民族迫害の歴史は不可分である、と。

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2009/11/10

少年のワイセツ画像DLで有罪に

http://news.ameba.jp/world/2009/11/49562.html
『少年のワイセツ画像DLで有罪に』
とか。上掲サイトによると

カナダのニューグラスゴーに住む双子の兄弟(20)は、少年を性的対象にした画像をダウンロードしたとして、禁固3ヵ月執行猶予18ヵ月の有罪判決を受けた。

画像は日本のアニメ絵で、虚構の子供達に苦痛を与えることも大きな罪であるとされた。

だそうです。

もう何度も何度も何度も書いてますが。
「人は健全な衝動のみ持つものではなく、時として破滅的な衝動を持つものである」
「そして「虚構」はその破滅的な衝動を発散させる「ガス抜き」の機能を持っている」
この2つはテーゼと思っています。

私だって犯罪物の小説とか好んで読みます。日常ではむしろおとなしい方と思いますが。
でも、ゲームとか小説とか映画とかで鉄砲振り回すお話を楽しみ、やりきれない“現実”をやり過ごす手段として使ってます。

もちろんそういう物語に耽溺したあげく“ドン・キホーテ”と化する人々も出てくるかもしれません。その件についての議論は措きますが。

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2009/11/09

ベルリンの壁崩壊二十周年

ベルリンの壁が崩壊して今日で20年とか。
つい先だっての事のように感じてしまうのは私が歳をとってしまったせいでしょうか。

西と東のベルリン市民たちが、そして、遅ればせながら私がたしかな手ごたえとして感じとったのは、現実は変わりうるということ、いや、現実は変えられるのだという確信だった。(吉岡忍『M/世界の、憂鬱な先端』文春文庫版22p)

私は日本を思った。私の国のことを思い起こしていた。そいつが言うのが聞こえた。
ここには日本の入り込む隙がない、とそいつが言った。(同書23p)

あちこちで大衆社会が生まれ、消費社会が立ち上がり、新中間大衆がどっとやってきて、やがて焼けたフライパンの上で、歴史が終った、お金儲けはゲームだ、ネアカが一番、グルメが最高、ブランド大好きと浮かれ出す。
(中略)
その先に、私の国がある。薄くスライスされた、いま、ここ、というだけの社会。新しくなることは豊かになることで、豊かになることは過去から自分を切り離すこと。
(中略)
世界の、憂鬱な先端。(同書45-46p)

そして今の日本、どうも「出口なし」の閉塞感が覆い。いや、閉塞感はそれ以前にもあったのでしょうが、その閉塞感をごまかすだけの“豊かさ”があったし。今は“豊かさ”という鎮痛剤も切れ始めていて。

昔、ミリタリー雑誌に、「東西ドイツ統一の時には…」とさらっと書いてあって。「そんなことありっこねーよ」と思ったことがあります。まだまだソ連が元気で東西冷戦真っ只中の時だったのですが。あの文章を書いたのはどなただったのか。近い将来に東西ドイツが再統一されるという慧眼をお持ちだったのでしょうか。

ベルリンの壁崩壊のTVニュースは仲間が働いていた酒場で見てました。あのころはひとりで来てピッチャーでビールを何杯も頼む客だったのですが。
今はピッチャー一杯のビールも持て余しそうです。

深夜+1である方から頂いたベルリンの壁のかけらはどこかにあるはずですが…

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2009/11/07

メーラ変えました

Windows XPからVistaにしてちょっとびっくりしたのが、メーラがOutlook Expressじゃなくて、Windows Mailというソフトになっていたことです。ふつーにOEシリーズでいいじゃないと思うのですが。

私は大事なメールは一通一通単独のファイルとして保存しています。
これがVistaを入れるとWindows Mail形式に自動的にコンバートされるのでしょうか、タイムスタンプがぜんぶVistaをインストールした日付になりやがりました。時系列で管理していたのがぐちゃぐちゃです。さすがに目が点になりました。

私はネットを始めたごく初期にはMail&Faxを、それからOutlook Expressシリーズをずっと使い続けていました。つまりWindows標準添付品やMSから提供されているのを何も考えずそのまま使っていたのです が。最後にこういう目に遭うとはね。

どうもWindows Mail自体嫌な感じですし(OEよりは良いソフトなんでしょうが)、その件もあったし、Windows7からはメーラは添付されないようですし、いっそのことメールソフトを乗り換えようと思いました。

ま、Firefoxを使ってるからメーラも姉妹品のThunderbirdでいいんじゃないかと。で、ちょっと調べてみたらOEからアカウントやメッセージをインポートできる機能もついているようですし、Thunderbirdを入れてみることにしました。
Firefoxはクレイグ・トーマスの超絶面白本と同じタイトルですし、Thunderbirdは小さいころ大好きだった人形劇と同じタイトルですな。面白いものです。

で、Thunderbirdなんですが。OEからのメールアカウントやメッセージのインポート機能はついているんですが。Windows Mailからのインポート機能はついていません。ほんと、Vistaのはぶられぷりっといったら!

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2009/11/06

デザイン変えてみました

ここのデザイン変えてみました。
どうか、よろしく。

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三角みづ紀『骨、家へかえる』

091106 『骨、家へかえる』(三角みづ紀:著 講談社:刊)
読了。
だいぶ前に買ってあったのですが、最近やっと読了しました。
新進気鋭の女性詩人、三角みづ紀さんの処女小説集です。
本書は講談社のBirthシリーズの1冊です。
Birthシリーズは若い才能たちのシリーズのようです。

表紙イラストが印象的ですね。硬虎さんとおっしゃる方のようですが。

三角みづ紀さんはちょっと不思議なご縁のある方で、映像作品とかライブとか拝見しています。書籍は一般出版社で刊行された詩集、『オウバアキル』『カナシヤル』『錯覚しなければ』と自伝エッセイ『幸せのカタチ』を読んでいます。ちょっとファン、くらいな方です。

本書には小説が2篇、『骨、家へかえる』と『美代子の満開の下』が収められています。
物語がずんずんと進むような感じじゃなくて、登場人物たちの心のひだが丁寧に描かれるというタッチの小説です。

ま、私の読み解きは三角みづ紀さんの意図、あるいは一般的な読解とずれているかもしれませんが、ま、世間と外れてるあたしだし、とりあえず私はこう読んだということで提示してみます。

(以下、ネタバレゾーンにつき)

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2009/11/05

昨日は無善寺

昨日は久しぶりに高円寺の無力無善寺に行って「三上寛と仲間たち」ライブを見てきました。
ご出演は、無善法師さん、頭螺旋さん、小島一洋さん、敬々さん、森田智子さん、そして、三上寛さんでした。

ほんと、三上寛さんや敬々さんのライブも久しぶりでした。

今回も引きこもりの虫が騒いでいて行こうかどうしようか直前まで迷ったのですが、行ってよかったです。

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2009/11/04

昨日はドレメに

昨日は目黒のドレスメーカー学院に行ってきました。
学園祭でマイミクのSOSUKEさんたちのファッションショーの出展があるということで。

ドレスメーカー、ドレメ、私が小さいころ、母がよくドレメって言っていたのを思い出します。
どういうシチュで言っていたかは思い出せないのですが。
洋裁のときにドレメの本を参考にしていたとか、そういう感じだと思いますが。

ま、ドレスメーカー学院に行くのは生まれて初めてです。
どだいファッションとは百万光年離れているあたくし。服なんてほとんど中田商店かユニクロでしか買いませんし。そーゆー「おしゃれの聖地」的な場所はちょっと気後れいたします。

…などと思いつつ目黒へ。場所はすぐに解りました。
ファッションショーの会場も案内の人に親切に教えてもらいました。
なんか感じのいい生徒さんで。いい感じの学校なのかなと。

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2009/11/02

Windws Viata SP1を入れてみた

という訳で今週末は自宅PCにWindows Vista Service Pack1を入れてみました。
クリーンインストールをしました。

マザー:ASRock 939SLI-eSATA2(ULi M1697チップセット)
CPU:Socket939 AthlonXP X2 4200+
メモリ:DDR2GB(1G*2)
ハードディスク3台(すべてSeagate製)
SATA DVD-Rドライブ:AD-7173S(ソニーNECオプティアーク製)
SATA BD-ROMドライブ:iHOS104-06(LITE-ON製)
ビデオカード:RADEON HD 4770(Sapphire製)
サウンドカード:玄人志向CMI8768P-DDEPCI(C-Media CMI8768+)
SATA2カード:玄人志向のSil3132搭載の奴
IEEE1394カード:NECチップ搭載の奴
キャプチャカード:IOデータ GV-MVP/GXW
プリンタ:CANON PIXUS320i
スキャナ:CANON CanoScan N656U
といった感じの構成です。

私の環境では古いハードウェア、古いソフトウェアも多く、Vistaが使えるかどうか不安でした。
なので、今回新しいハードディスクを買って、XPをインストールしたハードディスクはそのまま残すことにしました。あと、いちいちケースを開けてハードディスクを差し替えるのもめんどくさいので、リムーバブルケースも買ってみました。
カートリッジ式ではなく、裸のハードディスクをそのまま抜き差しできる奴です。Linuxとかで遊ぶ時便利だろうなと思ってずっと欲しかったし。

Vista用に買ってきたハードディスクはSeagateのST31500341ASという品物だったのですが。帰宅して包みを開けてびっくり、Seagate製のHDDでよくあるプラッタ1枚の薄型HDDでした。これ、リムーバブルケースにつくんだろうかと思ったのですが、問題なく取り付けできました。
あと、私のケースは5インチベイがレールタイプなのですが、それだと買ってきたリムーバブルケースはちょっと固定が甘くなりますが、とりあえず問題はないみたい。

で、Windows Vista sp1インストール結果なんだけど。
このハードウェア構成でもとりあえず問題ないっぽくVistaは動くっぽいです。
古い愛用ソフトもほとんど動きます。ダメだったり挙動が少しおかしいソフトもあるけれど、これは項を改めて書くつもり。

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