« 万有実験公演『壜の中の鳥』 | トップページ | 「エンドレスエイト」考3 »

2009/08/11

第5回千石空房寄席

で、この前の日曜日は第5回千石空房寄席に行ってきました。
寒い時期に始まった千石空房寄席、2ヶ月に1度のペースで5回目。お暑い最中でございます…と書きたいところですが、雨がちですねぇ。

今回落語パートは三遊亭歌橘師匠と先日前座から二ツ目に昇進された、三遊亭歌五改め歌扇さんのおふたりでした。

最初は千石空房関係の方の?子供さんの歌と踊り10歳の双子の女の子と6歳の女の子。浴衣姿で。お人形さんみたいでした。
10歳かぁ、今期はまってるアニメ、『化物語』の八九寺真宵と同じ歳かぁ。リアル10歳、小5というとこういう感じなのか。ほんと、人の親になった経験はありませぬ故。

それから歌扇さん、歌橘師匠、そしてふたたび歌扇さんというかたちでの落語でした。

まず最初が歌扇さんの『つるつる』。ダジャレっぽいおはなしでした。
ほんと、たわいないダジャレなんですが、だから逆にテンポよく演じないとお客さんを引き込むのは難しいお話じゃないかと思います。

それから歌橘師匠の『粗忽の釘』。歌橘さんの『粗忽の釘』は何度か聴いています。
やっぱり真打さんということで、味わいに深みがあるような気がします。

そしてトリが歌扇さんの『西行』。西行法師の出家前のお話みたい。
帝の側室に出家前の西行が恋わずらいをしてしまうのだけど。で、その話を聞いた側室がいちど西行と逢引をします。別れ際に何か謎をかけられるみたいなんですが、それが判らないせいなのか、西行は出家してしまうというお話みたいでした。

当意即妙の歌のやり取りとか、歌に謎をかけたやり取りとか、歌がキーアイテムになってるようなおはなしでした。

しかし、帝の側室に懸想する西行も西行ですし、いちどとはいえ願いを受け入れて、逢引する側室(ほんとにヤッちまうようですし)も側室だと思いました。当時の性に対する考えかたってもっとおおらかだったのかなぁ。避妊技術もあまり発達してない時代だったと思いますが、それで側室が孕んじまったらどうするつもりだったのかしら?

この前の日曜日は「圓朝まつり」というのがあったそうです。初代三遊亭圓朝のお墓がある谷中の全生庵というお寺でお祭りがあるとか。奉納落語とか、落語家さんの模擬店もあるそうです。奉納落語は抽選制のチケットがいるようですが、模擬店とかだけでも面白そうです。来年は覗いてみたいと思いました。

ちなみにウィキペディアで初代三遊亭圓朝を調べてみましたが、落語中興の祖どころか現代日本語の祖でもある方だったようです。圓朝の落語の口述が文章になって新聞に載って、その影響を受けた二葉亭四迷が言文一致体を生んだとか。それがまた魯迅にも影響を与え、中国語の言文一致体も生まれたとか。

ほんと、生落語も若干ご無沙汰でありますが、久しぶりの生落語、楽しみました。お芝居も音楽も落語も生がいちばんだと思ってます。

|

« 万有実験公演『壜の中の鳥』 | トップページ | 「エンドレスエイト」考3 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 万有実験公演『壜の中の鳥』 | トップページ | 「エンドレスエイト」考3 »