« エンドレスエイト… | トップページ | 劇団め組『信長』 »

2009/08/01

『化物語』第5話「まよいマイマイ 其の参」

という訳で、昨夜から『化物語』第5話「まよいマイマイ 其の参」を何度か繰り返してみました。「まよいマイマイ」エピソードの最後のお話でした。
(以下ネタバレゾーンにつき)

実は、八九寺真宵は10年前に死んでしまった女の子、地縛霊でした。
10年前の母の日、両親の離婚で別れた母親の元に行く途中、車に撥ねられて死んでしまったようです。一瞬挿入される、撥ねられ横たわった真宵の姿、痛々しいです。命尽きる前、天に向かって弱々しく差し伸べた手に握られたビー玉?は思い出の品なのかなぁ。
それから彼女は「帰りたくない」人たちだけに見える地縛霊になったようです。

戦場ヶ原ひたぎは、せっかく阿良々木暦といい感じになってきた時に現れた真宵のことを邪魔だと思っていたのではと前回は書きましたが、そもそもひたぎには真宵の姿は見えなかったようです。
真宵の姿が見えないのを暦に伝えなかったのは、彼女が、真宵の姿が見えない自分のほうがおかしいのではと思っていたせい。少し前まで、2年間以上にわたり蟹の神様にとり憑かれていたひたぎ、だから、また、自分がおかしいのではと疑っていたようです。

忍野のアドバイスに従い、真宵の母親の家にたどり着いた三人、しかし、そこは更地になってしまっていて。しかし、真宵は満足したのか、光に包まれて姿を消します。

うん、感動的でありましたよ。面白かったです。
真宵が幽霊だったとはね。

真宵は怪異にとり憑かれたのではなく、怪異そのもの。真宵から離れれば怪異から解放される。そうひたぎは暦に告げます。しかし、暦は怪異そのものとなってしまった真宵を助けると、家に送っていくと、その決意をひたぎに伝えます。

真宵は自分を人を惑わす存在だと自覚していて、だから、暦にも、羽川翼にも最初はつっけんどんな、相手を退かせるような態度をとったのだと。その痛みを暦は理解していて。
そして、ひたぎも、そういう相手を助ける人間であると暦を理解していて、そして、彼女は忍野から伝えられた、彼女を家に帰す裏技を暦に伝えます。そして、ひたぎは暦に告白します。「I love you.」と。

このくだり、何度も繰り返して見ました。いいなぁ。感動的であります。

そして、その真宵のつっけんどんな態度も、痛々しくてけなげです。
真宵を引き取って思いっきり可愛がりながら暮らしたいなぁ。

真宵は俺の娘だ!異論は認めるけどね。

あ、あと「俺の娘」リスト。

  • 八九寺真宵
  • 中町かな(アニメ『かなめも』)
  • 海野藻屑(桜庭一樹の小説『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』)
  • メグ&スーザン姉妹(ジャック・ケッチャムの小説『隣の家の少女』)

真宵はもう出てこないのかなぁと思ったら、ラスト、真宵は地縛霊から幽霊に出世したそうで、時々現れそうです。事件を乗り越えて見せる、真宵の笑顔もとてもいとおしいです。

ひたぎと暦の恋路もうらやましいなぁ。ラストのひたぎの心からの微笑みも。
ちなみにひたぎのオープンハートのペンダントが時々アップになります。オープンハート=心を開いたって意味なんでしょうね。
ひたぎみたいな女の子、いいなぁ、ちょっと理想の彼女ですわ。

終盤、家にたどり着いた真宵。その時「まよいマイマイ」のオープニングテーマ、ギターソロで流れて、ウルっときました。ラスト、ひたぎと暦の帰り道、告白の返事のときに流れる「ひたぎクラブ」のピアノソロも感動を高めてくれました。
しかし、「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」のオープニングアニメ、それぞれ1回しか使わないと思いますが、贅沢なつくりです。

という方向で、『化物語』、ほんと面白いです。
私はどうも心の傷と、それからの回復の物語がツボみたい。
次からは「するがモンキー」のエピソードかな?
それも楽しみであります。

|

« エンドレスエイト… | トップページ | 劇団め組『信長』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« エンドレスエイト… | トップページ | 劇団め組『信長』 »