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2009/08/18

『化物語』第7話「するがモンキー 其ノ壹」

「するがモンキー 其ノ貮」の感想はこちらへ。
「するがモンキー 其ノ参」の感想はこちらへ。

この前の金曜、『化物語』第7話「するがモンキー 其ノ壹」をリアルタイムで見てみました。先週の第6話が総集編でしたから、今回から「するがモンキー」エピソードの始まりです。「猿に願った少女」(公式サイトによる)神原駿河のお話しになります。

ちょっとドキドキしながら見てました。アニメ『化物語』公式サイトのトップ絵(Flashで各キャラクターの絵がランダムで表示されるのですが-再読み込み繰り返せば行き当たります-)の神原駿河のカット、凄いです。
深い前屈姿勢をとった神原駿河を斜め後方、お尻から見たカットなんですが。短いスカートの下のスパッツが丸見えです。ショーツじゃないのがちょっと残念…と思いつつよく見ると、スパッツが肌にぴっちりと密着していて。そのせいで娘のムスメのぷっくりとした様子がまる判りです。しかもご丁寧なことにスパッツのその部分、縦に赤い糸のステッチが、“スジ”が走っていて。
前期の新房シャフト作品『夏のあらし!』のオープニングでも、ヒロインたちのヌードのシルエット、その後ろ姿の娘のムスメのぷっくりがやけに生々しかったのですが。
こういうのって放送できるギリギリの線じゃないかと。

あと、「するがモンキー」というサブタイトルですよね。猿といえばまず「猿のセ○ズリ」を思い浮かべますよね、普通(?)。次に「サルのようにヤりまくった」というフレーズが思い浮かびますよね、普通(違う?)
そして、公式サイトのキャラクター紹介によると神原駿河は「実は、百合で腐女子」とか。
「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」とちょっと重い話が続きましたし、今回は趣向換えでちょっとエッチなコメディ路線に行くかも?と期待しました。
「ひたぎクラブ」で戦場ヶ原ひたぎの全裸シャワーシーン(乳首はなかったけど)があったくらいですから、「するがモンキー」あたりだとのっけからエロエロ全開じゃないかと期待してたんですが…。結果としてはそういうのはなかったですが、面白かったです。

(以下ネタバレゾーンにつき)

今回は第1回目からオープニングがありました。「ひたぎクラブ」とほぼ同じオープニング。戦場ヶ原ひたぎの事を歌った「STABLE STAPLE」でした。『化物語』は各エピソードごとに違うオープニングを用意するのかと思っていたので、ちょっとがっかり。でも「STABLE STAPLE」は好きな曲です。優しくされて、相手を「好きになる」ことに戸惑い、怖れながら、でも気持ちがときめいてしまう。その恋の始まりの痛みと甘さ、両方をうまく伝えていると思います。
「まよいマイマイ」のテーマ曲も、元気いっぱいに聞こえながら、でも、あの、八九時真宵の抱えていた“痛み”をこめていて、よい曲でしたが。
このデンで「するがモンキー」のテーマ曲も聴きたかったなともちょっと思いますが…。

冒頭、帰宅途中の阿良々木暦君であります。ひょっこりと八九時真宵が現れ、掛け合いが始まります。いったん帰宅してから戦場ヶ原の家に勉強を教わりに行くと話す暦。「勉強を教えて貰うなんていっても、おふたりで乳繰り合ってしまうだけではないですか?」と返す真宵。「まよいマイマイ」では真宵は暦を「童貞野郎!」と罵りますし、お~い、ほんとに真宵は十歳児かよ!と突っ込みたくなりますけど。私が十歳のころは“童貞”も“乳繰り合う”もボキャブラリーになかったぞ。

んで、ふと気がついたのですが。

真宵は10年弱くらい前に10歳で死んだ女の子です。だから、今現在は実質はたち前くらいなのかなと。となると、暦と同い年かちょっとお姉さんですね。だったら“童貞”とか“乳繰り合う”とかいう言葉がボキャブラリーにあっても普通か。いや、普通の女性ならそういう言葉は軽々しく口にはしないでしょうが。10年近く、ほとんど人に見られる事はない地縛霊だったのだから、男女のまぐわうところも目にしているのかもしれませんな。つうか、膨らみかけたつぼみのまま、女のオンナが花開かぬままで散ってしまった未練が真宵を浮遊霊にしているのかも。

しかし、外見十歳で中身二十歳前ってのはちょいとソソりますな?
(どーかつーほーしないでください)

そこに偶然を装って現れるのが神原駿河です。暦のツッコミに、あっさりと暦を追いかけてきたと白状する駿河。真宵はちゃっかりと姿を消しています。(どっちにしろ真宵の姿は駿河には見えないでしょうが)
3日前くらいから神原駿河は暦に接近してくるようになったようです。
あ、あと、神原駿河は阿良々木暦や戦場ヶ原ひたぎのいっこ下の高校2年生になります。

駿河が消えてからまた現れた真宵と別れ、帰宅していったん出直してからひたぎの家でいっしょに勉強する暦。
クールかつ毒舌かつ不器用かつデレという高等技を駆使するひたぎ。高校卒業したら同棲しようとまで暦に持ちかけます。
しかし、暦が神原駿河の話を持ち出すと豹変、暦の目にシャープペンシルの先っちょを突きつけるひたぎ。他の女の子の話をちょっとしただけでそこまで暴挙に出る嫉妬深いひたぎ、怖いです。暦、もう浮気できませんな。というか、他の女の子と一緒にいるところを見つかっただけで命の危険が発生しそうですが…。

事情を理解したひたぎ。そして、彼女は昔の話をします。中学時代ひたぎは陸上部のエースで、バスケ部のエースだった神原駿河と仲がよかったこと。
しかし、ひたぎが蟹の神様にとり憑かれて体重をほとんど失った時、その事に気がついて助けようとした駿河をいつものようにひたぎは脅し、それ以来縁は切れてしまったこと。(ちなみに実写でひたぎの?カッターナイフが出てくるのですが、ひたぎの愛用するカッターナイフは名器赤ギザのようですな。私も愛用しているのでちょっと嬉しかったです)

しかし、そういう縁の切り方って、ひたぎのわがままじゃないのかしら。そして、暦が「私に近づくな」と脅しをかけてきたひたぎに再び近づいていったのは、暦がひたぎの怪異を解決できるかもしれない人物、忍野メメを知っていた、という理由からだろうし。暦にその心当たりがなければ、他の人たちと同じように、ひたぎの事を放っておくしかできなかったのでは。

ま、ともあれ。

そして、暦はひたぎの家からの帰宅途中、フードで顔を隠した謎の人物に襲われます。
袖口から垂れる包帯を見ると、神原駿河らしいのですが。
そこに暦の忘れ物を届けに来たひたぎが現れ、その謎の人物も姿を消します。

神原駿河は左腕に包帯をぐるぐる巻きにしています。最初は「リストカッターなのかな?」と思いましたが。神原駿河は百合娘だそうですから、好きだったひたぎに拒絶され、さらに他の男と付き合いだした事を知って、心が不安定になり、リストカットに走ったのではと思いましたが。

でも、公式サイトの人物紹介を見ると、神原駿河は「猿に願った少女」だそうです。「猿に願う」というと、あの、猿の左手のミイラの話を思い出しますが。となると、神原駿河の左手は猿の左手になってしまったのかしら。

神原駿河は何を猿に願ったのかしら。戦場ヶ原ひたぎとの仲が元通りになること?それとも、怪異によってほとんど無くなってしまったひたぎの体重が元に戻ること?
そう考えると、いきなり暦をボコるのは感心しないとはいえ、好きな人をとられた神原駿河の切実さ、心の痛みというのもまた感じられます。
ま、そういうのは生きていく上でよくあること。そういうこととも折り合いをつけられなきゃ生きていくのは難しいのでしょうが…。

後半、阿良々木暦が羽川翼と携帯電話で話すくだりがあるのですが。
戦場ヶ原ひたぎと神原駿河は中学時代「ヴァルハラコンビ」と呼ばれていたとか。ヴァルハラ、北欧神話に出てくる死んだ戦士の魂が行く場所ですか。となると、ひたぎと駿河はそこに死んだ戦士の魂を送り届ける「ワルキューレの姉妹」なのかなぁ。翼もそうなのかも?ひょっとしたら真宵も。ここらへん、設定とかお話に絡んでくるのかな?
そのとき、翼は話します。戦場ヶ原と付き合うのは難しいと。暦もひたぎも難攻不落のセルフフィールドに篭城戦を繰り広げているタイプだと。人付き合いの苦手なタイプだと。でも、さらに続けて翼は話します。人付き合いが苦手なのと、人間嫌いなのは違うと。

うみゅ…。それは私もそういうタイプだろうなと思います。
どこか人付き合いは苦手ですし。でも、人間嫌いではないとは思うのですが。
いや、ま、だいたい若い衆でライトノベルとか読みまくってるタイプって、クラスでどこか孤立している、浮いている奴なんだろうなって思うけど。だいたい若い衆は(若くない衆もかな?)本なんて読まないのが普通なようですし。だから、そういう読者にグサリと来るギミックなのかなって思うけど、このくだりは。

そして、暦は思います。戦場ヶ原には失ったものを、捨てたものを取り戻して欲しいと。そして自分は取り戻すこともできないと。
何故ならひたぎはひたぎの大病がきっかけで母親が新興宗教にはまり、また、蟹の怪異に取り付かれ、尋常ではない体になったせいで、人を遠ざけるタイプになってしまったようで、そうなる前は普通に友達多いタイプだったようですし。
しかし、暦には友達のいた時期がそもそも最初から無かったと。だから、最初から無かったものは“取り戻す”こともできないと。そういう意味かと。
私はどっちかというと暦に近いタイプだし。そういう意味でまたちょっとグサリときますな。

ま、という方向で、神原駿河にとり憑いた怪異がどのようなものか、そしてそれをいかに解決するか、そして神原駿河と戦場ヶ原ひたぎは仲直りができるか、というような部分が次回以降に語られるのでしょう。
八九時真宵の件を見ても、神原駿河にとり憑いた怪異が解決すれば、神原駿河も暦にすり寄ってきそうな感じですね。でも下手に親しくすると、暦はひたぎに酷い目に遭わされそうだしなぁ…。
そこらへん、『うる星やつら』みたいに、ラムちゃんから電撃を食らわせられる諸星あたる、みたいになるのかな?いや、暦はあたるよりは節操はありそうですが。

そういったことも含めて、次回以降が楽しみです。

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受信: 2009/09/13 23:13

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