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2009/07/24

あきばけいしょんVol.4

昨日は秋葉原のDRESS AKIBA HALLさんへ、日比谷カタンさんご出演の「あきばけいしょんVol.4 明るくてサワヤカなJ-POPの祭典」を観に行きました。

ご出演は山田庵巳さんと日比谷カタンさんでした。

腰の按配と金銭的なこともあって、ここのところライブにはめったに行けてないのですが。
ほんと、久しぶりのライブです。

会場のDRESS AKIBA HALLさんは秋葉原駅に程近い地下にありました。初めて行く場所です。ライブ中に移転したとのお話があったので思い出しましたが、前の場所は1回日比谷さんのライブで行ったかと。確か神田川の向こうにあったと思いますが。

こじんまりとした場所です。教室ぐらいの広さかなぁ。椅子席だったので、ここんとこ腰の按配の悪い私としてはひと安心。
お客さんは女性客が多かったです。ほぼ満員状態。

ドリンクはオリオンビールがあったので、それを飲みつつ、ややあって開演。

最初が山田庵巳さん。8弦のアコースティックギターの使い手です。
ボディがネットで見かけた19世紀ギターみたいな、ちょっとこじんまりとしたタイプ、ネックがぶっとくて、弦が8本。そのギターを爪弾きます。

山田庵巳さんのライブを拝見するのは2度目。最初も日比谷カタンさんとの共演でしたが。
ほんと、日比谷カタンさんの対バンさんは独特の雰囲気をまとった人が多いです。高荻幽司さんとか双葉双一さんとか。山田庵巳さんもそういった雰囲気の方。男のゴシック&ロリィタといった感じかなぁ。男性でもそういう雰囲気の方、たまに見かけますが。

山田庵巳さんが数曲演奏されて、それから日比谷さんに交替。今回はふたり会といった雰囲気で、おふたりが交互に演奏されました。

山田庵巳さんの持ち歌は判らないのですが。日比谷さんパートだと、「ヘテロのワルツ」「いびつな月のはからい」「ウスロヴノスチ」の前半+カヴァー曲?「ヴィリジアンゼラニウム~少女緑化計画」などなど。
その他の日比谷さんのカヴァー曲はムード歌謡とかフォークとか。フォークは私の思い出にもちょっと引っかかりました。

私は中学はちょっとカシコイところに行ったのですが。歌謡曲しか知らないクルクルパーな小学生時代を過ごした私、遠足とか文化祭にギターを持ち込んで、“フォーク”とやらを弾き語る連中がいたのには驚きました。それこそ遠足の歌集にもフォークが入っていて。中学高校のころ、そういった連中がよく演奏していた曲でした。ほんと、30年ぶりぐらいに思い出したあたくし。

まぁ、中学高校とバンドとかやってた連中は女子にきゃーきゃー言われて、あのころからオタクでモテない私は横目で睨んでコンチクショーだったんですが。
ほんと、そういった僻みはずっと続いていて、8年ほど前にインディーズミュージシャンの人たちと知り合って、ライブハウスに行くようになるまで、そういう世界の人たちにはルサンチマンを感じていました。

日比谷さんの新作もありました。日比谷さんが音楽をつけた『パークアンドラブホテル』の熊坂監督が静岡コンベンションアーツセンター・グランシップ「105人の時間展」のために制作した新作のテーマ曲らしいのですが。
『ステレオボーイVSステレオタイプ』って題名だったかな?うろ覚えですが。ギターアンプにエフェクターを使っての演奏でした。

日比谷さんがギターアンプにエフェクターをつけての演奏というのは初めてです。
今回、そのために日比谷さんは普段とは違うギターをお使いでした。マカフェリタイプのギターのサウンドホールにマグネット式のピックアップをつけたタイプ。
だいぶ使い込まれた風情で…というか明るいところで見たらボディに穴開いてるし。あそこまで弾きこまないと日比谷さんの腕前は無理なんだろうなぁと思いました。
んなので、今回の日比谷さんの音は普段とは違っていました。それもまた一興。

『ステレオボーイVSステレオタイプ』は草臥れた中年男の私でも血が熱くなってくる、「闘う少年」っぽい曲でした。

おふたりのトーク。虚構とか。「虚構」に対するおふたりのスタンスは寺山修司的な物も感じられ、あ、やっぱり通底しているのだなと思いました。

おふたり交互の演奏でラストは山田庵巳さん。そして山田庵巳さんのアンコール。
MCによるとどうやら今回が山田庵巳さんの最後のライブだそうです。まだあまり拝見していない方ですが、残念であります。どなたでも、やっぱり活動をやめてしまうというのはさみしいものであります。
私もだいぶ諦めたり辞めたりしていくべき、悪あがきしつつも衰えていってるのを自覚している草臥れた中年男でありますし、だから、その、寂寥感というのは切実に感じますです。

椅子席でしたが、やっぱりちょっと腰がアラートを発しつつありましたが、何とか終演までもちました。10時過ぎにしてはだいぶ満員な地下鉄に乗って帰宅。

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